グラフで見るイタリアの労働人口(労働力)は多い？少ない？

イタリアの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、イタリアと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のイタリアの労働人口(労働力)

イタリアの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は25,077,277人です。

イタリアの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
59,109,668人	42.43%	25,077,277人

イタリアの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のイタリアの労働人口(労働力)の「25,077,277人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？イタリアの労働人口(労働力)の1990～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のイタリアの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

イタリアの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、イタリアの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2021年までのイタリアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
イタリアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

イタリアの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したイタリアの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2021年までのイタリアの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るイタリアの労働人口(労働力)の推移(1990～2021年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
総人口(人)	56,719,240	56,758,521	56,797,087	56,831,821	56,843,400	56,844,303	56,860,281	56,890,372	56,906,744	56,916,317	56,942,108	56,974,100	57,059,007	57,313,203	57,685,327	57,969,484	58,143,979	58,438,310	58,826,731	59,095,365	59,277,417	59,379,449	59,539,717	60,233,948	60,789,140	60,730,582	60,627,498	60,536,709	60,421,760	59,729,081	59,438,851	59,109,668
割合(%)	42.16	42.44	41.08	40.82	40.47	40.24	40.38	40.41	40.63	40.86	40.88	41.07	41.47	41.84	42.5	42.02	41.96	41.72	42	41.47	41.26	41.22	42.05	41.79	42.06	42.06	42.58	42.93	43.09	43.32	42.27	42.43
労働人口(労働力)(人)	23910157	24086691	23330645	23199041	23006736	22871599	22961596	22987689	23123226	23255309	23278506	23401805	23665211	23977844	24515472	24357050	24397023	24379953	24708566	24507466	24460542	24476460	25035229	25171797	25567256	25541895	25812533	25985917	26034264	25875327	25126336	25077277

上記のイタリアの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、2018年の労働人口(労働力)が最も多く、統計で分かる最新の2021年はそれよりも少ないことが見えてきます。

さらに、前年度の2020年の数値「25126336人」よりも少なくなっているため、今後はさらに労働人口(労働力)が少なくなる可能性があります。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が8回あることです。

同様に、総人口が減少しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が増加している年も3回あります。

これらの事より、イタリアにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るイタリアの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

イタリアの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

イタリアの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、イタリアの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

イタリアと人口数が一番近い南アフリカ共和国とケニアの労働人口(労働力)を比較

イタリアと人口数が世界で最も近い南アフリカ共和国とケニアの労働人口(労働力)を比較してみます。

イタリアと人口数の近い南アフリカ共和国とケニアの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
南アフリカ共和国	59,392,255人	39.77	23,621,461人
イタリア	59,109,668人	42.43	25,077,277人
ケニア	53,005,614人	45.5	24,116,303人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• イタリアは、南アフリカ共和国よりも労働人口(労働力)の数値が約1,455,816人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている
• イタリアは、ケニアよりも労働人口(労働力)の数値が約960,974人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている

という結果となっています。

イタリアと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、イタリアの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

イタリアの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.25	780,370,667人
アメリカ	331,893,745人	50.05	166,120,892人
日本	125,681,593人	54.79	68,858,890人
イタリア	59,109,668人	42.43	25,077,277人

上記のグラフより、イタリアの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると31.1倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても6.6倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると2.7倍程しか差がなく、日本とイタリアの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

イタリアをもっと他国と比較する

イタリアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでイタリアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

イタリアは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で26位

まずは、イタリアの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：イタリアは26位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
22	タンザニア	6358万	46.1	2934万
23	大韓民国	5174万	55.6	2875万
24	イラン	8792万	31.9	2807万
25	コロンビア	5151万	50.4	2598万
26	イタリア	5910万	42.4	2507万
27	ケニア	5300万	45.5	2411万
28	南アフリカ共和国	5939万	39.8	2362万
29	スペイン	4741万	49.3	2338万
30	アルゼンチン	4580万	46.3	2119万
31	カナダ	3824万	54.8	2097万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、イタリアは26位と、上位30カ国にランクインしており、世界の中でも労働人口(労働力)が比較的多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とイタリアの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とイタリアの比較グラフは以下となっています。

イタリアの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,989,952)と平均値(18,713,232)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
イタリア	59,109,668人	42.43	25,077,277人
平均値	-	-	18,713,232人
中央値	-	-	3,989,952人

こちらの表より、イタリアの労働人口(労働力)は平均より1.34倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の3,989,952と比較してみると、イタリアの労働人口(労働力)「25077277人」は中央値よりも6.29倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	イタリアの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-03-06T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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