グラフで見るミャンマーの労働人口(労働力)は多い？少ない？

ミャンマーの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、ミャンマーと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のミャンマーの労働人口(労働力)

ミャンマーの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は22,696,772人です。

ミャンマーの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
53,798,084人	42.19%	22,696,772人

ミャンマーの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のミャンマーの労働人口(労働力)の「22,696,772人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？ミャンマーの労働人口(労働力)の1990～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のミャンマーの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

ミャンマーの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、ミャンマーの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2020年までのミャンマーの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
ミャンマーは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

ミャンマーの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したミャンマーの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2020年までのミャンマーの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るミャンマーの労働人口(労働力)の推移(1990～2020年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
総人口(人)	41,335,199	41,890,197	42,401,684	42,890,002	43,383,428	43,901,598	44,452,206	45,027,233	45,611,220	46,181,077	46,719,701	47,225,120	47,702,171	48,148,902	48,564,484	48,949,924	49,301,050	49,621,475	49,929,642	50,250,367	50,600,818	50,990,615	51,413,698	51,852,451	52,280,807	52,680,726	53,045,226	53,382,581	53,708,395	54,045,422	53,423,198
割合(%)	45.67	46.06	46.28	46.55	46.81	47.1	47.39	47.68	47.96	48.12	48.19	48.16	48.11	47.99	47.86	47.71	47.51	47.35	47.23	47.11	47.01	47.11	47.16	47.19	47.24	47.31	46.4	45.49	45.56	44.07	42.48
労働人口(労働力)(人)	18876138	19294600	19622056	19965309	20308856	20677465	21064184	21469775	21876525	22222904	22514729	22745959	22949511	23108968	23243786	23354868	23423831	23494272	23581656	23672659	23788001	24023191	24249153	24469862	24695947	24925876	24611006	24283550	24470007	23819722	22696772

上記のミャンマーの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、2015年の労働人口(労働力)が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも少ないことが見えてきます。

さらに、前年度の2019年の数値「23819722人」よりも少なくなっているため、今後はさらに労働人口(労働力)が少なくなる可能性があります。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が3回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、ミャンマーにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るミャンマーの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

ミャンマーの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

ミャンマーの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、ミャンマーの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

ミャンマーと人口数が一番近いイタリアとケニアの労働人口(労働力)を比較

ミャンマーと人口数が世界で最も近いイタリアとケニアの労働人口(労働力)を比較してみます。

ミャンマーと人口数の近いイタリアとケニアの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
イタリア	59,109,668人	42.51	25,126,336人
ミャンマー	53,798,084人	42.19	22,696,772人
ケニア	53,005,614人	43.75	23,187,744人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• イタリアは、ミャンマーよりも労働人口(労働力)の数値が約2,429,564人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている
• ケニアは、ミャンマーよりも労働人口(労働力)の数値が約490,972人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている

という結果となっています。

ミャンマーと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、ミャンマーの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

ミャンマーの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.9	789,480,186人
アメリカ	331,893,745人	49.55	164,458,652人
日本	125,681,593人	54.86	68,953,988人
ミャンマー	53,798,084人	42.19	22,696,772人

上記のグラフより、ミャンマーの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると34.8倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても7.2倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると3倍程しか差がなく、日本とミャンマーの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

ミャンマーをもっと他国と比較する

ミャンマーのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでミャンマーは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

ミャンマーは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で29位

まずは、ミャンマーの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：ミャンマーは29位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
25	イタリア	5910万	42.5	2512万
26	コロンビア	5151万	48.4	2493万
27	ケニア	5300万	43.7	2318万
28	スペイン	4741万	48.5	2299万
29	ミャンマー	5379万	42.2	2269万
30	南アフリカ共和国	5939万	35.7	2118万
31	ウクライナ	4379万	47	2058万
32	カナダ	3824万	53.6	2048万
33	アルゼンチン	4580万	42.4	1940万
34	ポーランド	3774万	47.7	1799万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる186カ国の中で、ミャンマーは29位と、上位30カ国にランクインしており、世界の中でも労働人口(労働力)が比較的多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とミャンマーの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とミャンマーの比較グラフは以下となっています。

ミャンマーの労働人口(労働力)を世界の中央値(4,100,336)と平均値(18,220,451)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
ミャンマー	53,798,084人	42.19	22,696,772人
平均値	-	-	18,220,451人
中央値	-	-	4,100,336人

こちらの表より、ミャンマーの労働人口(労働力)は平均より1.25倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の4,100,336と比較してみると、ミャンマーの労働人口(労働力)「22696772人」は中央値よりも5.54倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	ミャンマーの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-05-12T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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