グラフで見るカナダの労働人口(労働力)は多い？少ない？

カナダの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、カナダと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のカナダの労働人口(労働力)

カナダの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は20,971,220人です。

カナダの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
38,246,108人	54.83%	20,971,220人

カナダの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のカナダの労働人口(労働力)の「20,971,220人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？カナダの労働人口(労働力)の1990～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のカナダの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

カナダの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、カナダの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2021年までのカナダの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
カナダは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

カナダの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したカナダの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2021年までのカナダの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るカナダの労働人口(労働力)の推移(1990～2021年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
総人口(人)	27,691,138	28,037,420	28,371,264	28,684,764	29,000,663	29,302,311	29,610,218	29,905,948	30,155,173	30,401,286	30,685,730	31,020,902	31,360,079	31,644,028	31,940,655	32,243,753	32,571,174	32,889,025	33,247,118	33,628,895	34,004,889	34,339,328	34,714,222	35,082,954	35,437,435	35,702,908	36,109,487	36,543,321	37,057,765	37,601,230	38,037,204	38,246,108
割合(%)	52.96	52.57	51.87	51.6	51.49	51.28	51.21	51.51	51.9	52.41	52.76	53.06	54.02	54.81	54.96	54.88	54.99	55.57	55.87	55.64	55.63	55.51	55.45	55.52	55.2	55.12	55.08	55.18	54.9	55.3	53.86	54.83
労働人口(労働力)(人)	14665234	14739921	14714884	14801787	14931908	15027040	15163603	15403647	15649990	15934261	16189868	16458228	16942178	17343225	17553284	17696331	17912331	18275769	18575838	18711171	18917305	19061863	19250514	19476848	19561623	19679325	19887912	20164604	20344918	20792599	20487246	20971220

上記のカナダの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2021年の労働人口(労働力)が最も多いことが分かります。

また、前年度の2020年よりも483974人多くなっており、労働人口(労働力)は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1990年の「14665234人」と現在の労働人口(労働力)「20971220人」を比べると、1.43倍もの差があり、労働人口(労働力)がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が2回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、カナダにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るカナダの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

カナダの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

カナダの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、カナダの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

カナダと人口数が一番近いイラクとポーランドの労働人口(労働力)を比較

カナダと人口数が世界で最も近いイラクとポーランドの労働人口(労働力)を比較してみます。

カナダと人口数の近いイラクとポーランドの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
イラク	43,533,592人	24.54	10,683,686人
カナダ	38,246,108人	54.83	20,971,220人
ポーランド	37,747,124人	49.06	18,519,218人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• カナダは、イラクよりも労働人口(労働力)の数値が約10,287,534人も多く、1.96倍も多い
• カナダは、ポーランドよりも労働人口(労働力)の数値が約2,452,002人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている

という結果となっています。

特に、カナダとイラクは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、労働人口(労働力)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

カナダと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、カナダの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

カナダの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.25	780,370,667人
アメリカ	331,893,745人	50.05	166,120,892人
日本	125,681,593人	54.79	68,858,890人
カナダ	38,246,108人	54.83	20,971,220人

上記のグラフより、カナダの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると37.2倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても7.9倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると3.3倍程しか差がなく、日本とカナダの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

カナダをもっと他国と比較する

カナダのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでカナダは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

カナダは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で31位

まずは、カナダの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：カナダは31位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
27	ケニア	5300万	45.5	2411万
28	南アフリカ共和国	5939万	39.8	2362万
29	スペイン	4741万	49.3	2338万
30	アルゼンチン	4580万	46.3	2119万
31	カナダ	3824万	54.8	2097万
32	ウクライナ	4379万	46.3	2028万
33	ポーランド	3774万	49.1	1851万
34	ペルー	3371万	53	1786万
35	ウガンダ	4585万	38.1	1746万
36	マレーシア	3357万	50.4	1691万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、カナダは31位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でも労働人口(労働力)が比較的多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とカナダの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とカナダの比較グラフは以下となっています。

カナダの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,989,952)と平均値(18,713,232)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
カナダ	38,246,108人	54.83	20,971,220人
平均値	-	-	18,713,232人
中央値	-	-	3,989,952人

こちらの表より、カナダの労働人口(労働力)は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の3,989,952と比較してみると、カナダの労働人口(労働力)「20971220人」は中央値よりも5.26倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	カナダの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-03-06T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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