グラフで見るアフガニスタンの労働人口(労働力)は多い？少ない？

アフガニスタンの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、アフガニスタンと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のアフガニスタンの労働人口(労働力)

アフガニスタンの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は9,105,733人です。

アフガニスタンの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
40,099,462人	22.71%	9,105,733人

アフガニスタンの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のアフガニスタンの労働人口(労働力)の「9,105,733人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？アフガニスタンの労働人口(労働力)の1990～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のアフガニスタンの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

アフガニスタンの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、アフガニスタンの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2020年までのアフガニスタンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
アフガニスタンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

アフガニスタンの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したアフガニスタンの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2020年までのアフガニスタンの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るアフガニスタンの労働人口(労働力)の推移(1990～2020年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
総人口(人)	12,412,308	13,299,017	14,485,546	15,816,603	17,075,727	18,110,657	18,853,437	19,357,126	19,737,765	20,170,844	20,779,953	21,606,988	22,600,770	23,680,871	24,726,684	25,654,277	26,433,049	27,100,536	27,722,276	28,394,813	29,185,507	30,117,413	31,161,376	32,269,589	33,370,794	34,413,603	35,383,128	36,296,400	37,172,386	38,041,757	38,972,230
割合(%)	24.57	24.68	24.79	24.85	24.88	24.96	24.78	24.59	24.44	24.33	24.24	24.37	24.57	24.81	25.05	25.28	25.1	24.9	24.73	24.61	24.58	24.9	25.32	25.74	26.2	26.67	27.04	27.41	27.8	27.29	23.36
労働人口(労働力)(人)	3049464	3282558	3591020	3930041	4248904	4520584	4672419	4760554	4823415	4906827	5037884	5265763	5554075	5875424	6193483	6485734	6633635	6747873	6854807	6988855	7173385	7499332	7891605	8307325	8741565	9176450	9566712	9947922	10334090	10382034	9105733

上記のアフガニスタンの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、2019年の労働人口(労働力)が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも少ないことが見えてきます。

さらに、前年度の2019年の数値「10382034人」よりも少なくなっているため、今後はさらに労働人口(労働力)が少なくなる可能性があります。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が1回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、アフガニスタンにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るアフガニスタンの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

アフガニスタンの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

アフガニスタンの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、アフガニスタンの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

アフガニスタンと人口数が一番近いイラクとカナダの労働人口(労働力)を比較

アフガニスタンと人口数が世界で最も近いイラクとカナダの労働人口(労働力)を比較してみます。

アフガニスタンと人口数の近いイラクとカナダの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
イラク	43,533,592人	24.89	10,834,544人
アフガニスタン	40,099,462人	22.71	9,105,733人
カナダ	38,246,108人	53.57	20,487,246人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• イラクは、アフガニスタンよりも労働人口(労働力)の数値が約1,728,811人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている
• カナダは、アフガニスタンよりも労働人口(労働力)の数値が約11,381,513人も多く、2.25倍も多い

という結果となっています。

特に、カナダとアフガニスタンは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、労働人口(労働力)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

アフガニスタンと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、アフガニスタンの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

アフガニスタンの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.9	789,480,186人
アメリカ	331,893,745人	49.55	164,458,652人
日本	125,681,593人	54.86	68,953,988人
アフガニスタン	40,099,462人	22.71	9,105,733人

上記のグラフより、アフガニスタンの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると86.7倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても18.1倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると7.6倍程しか差がなく、日本とアフガニスタンの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

アフガニスタンをもっと他国と比較する

アフガニスタンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでアフガニスタンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

アフガニスタンは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で56位

まずは、アフガニスタンの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：アフガニスタンは56位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
52	ベネズエラ	2819万	36.5	1030万
53	オランダ	1753万	54.2	950万
54	カザフスタン	1900万	48.3	918万
55	カンボジア	1658万	55.3	917万
56	アフガニスタン	4009万	22.7	910万
57	ニジェール	2525万	35.8	904万
58	ルーマニア	1911万	46.6	890万
59	チリ	1949万	44.6	868万
60	コートジボワール	2747万	31.3	860万
61	マラウイ	1988万	41.1	818万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる186カ国の中で、アフガニスタンは56位と、世界の中でも労働人口(労働力)が比較的多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とアフガニスタンの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とアフガニスタンの比較グラフは以下となっています。

アフガニスタンの労働人口(労働力)を世界の中央値(4,100,336)と平均値(18,220,451)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
アフガニスタン	40,099,462人	22.71	9,105,733人
平均値	-	-	18,220,451人
中央値	-	-	4,100,336人

こちらの表より、アフガニスタンの労働人口(労働力)は平均より9,114,718人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の4,100,336と比較してみると、アフガニスタンの労働人口(労働力)「9105733人」は中央値よりも2.22倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	アフガニスタンの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-05-12T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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