
日本の新生児の死亡率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
日本の最新の新生児の死亡率は、0.8(1,000人当たり)です。
国名 | 新生児の死亡率 |
---|---|
日本 | 0.8(1,000人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
2021年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2023年6月2日確認)
2022年・2023年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在の日本の新生児の死亡率の「0.8(1,000人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
日本の新生児の死亡率の1968~2021年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1968~2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上の日本の統計と新生児の死亡率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、日本の新生児の死亡率の世界順位の変遷です。
過去の1968年から2021年までの日本の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
日本は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
日本の新生児の死亡率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載した日本の新生児の死亡率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※日本の新生児の死亡率の推移(1968~2021年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:新生児の死亡率
また、下記は1968~2021年までの日本の新生児の死亡率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1968 | 1969 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新生児の死亡率(1,000人当たり) | 9.70 | 9.10 | 8.70 | 8.20 | 7.80 | 7.40 | 7.00 | 6.70 | 6.40 | 6.10 | 5.70 | 5.30 | 4.90 | 4.60 | 4.30 | 4.00 | 3.70 | 3.40 | 3.10 | 2.90 | 2.80 | 2.60 | 2.50 | 2.50 | 2.40 | 2.30 | 2.30 | 2.20 | 2.10 | 2.00 | 1.90 | 1.80 | 1.80 | 1.70 | 1.70 | 1.60 | 1.50 | 1.40 | 1.30 | 1.30 | 1.20 | 1.20 | 1.10 | 1.00 | 1.00 | 1.00 | 0.90 | 0.90 | 0.90 | 0.90 | 0.90 | 0.90 | 0.80 | 0.80 |
前回比(差引値) | - | -0.6 | -0.4 | -0.5 | -0.4 | -0.4 | -0.4 | -0.3 | -0.3 | -0.3 | -0.4 | -0.4 | -0.4 | -0.3 | -0.3 | -0.3 | -0.3 | -0.3 | -0.3 | -0.2 | -0.1 | -0.2 | -0.1 | 0 | -0.1 | -0.1 | 0 | -0.1 | -0.1 | -0.1 | -0.1 | -0.1 | 0 | -0.1 | 0 | -0.1 | -0.1 | -0.1 | -0.1 | 0 | -0.1 | 0 | -0.1 | -0.1 | 0 | 0 | -0.1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | -0.1 | 0 |
前回比(%) | - | 93.81 | 95.6 | 94.25 | 95.12 | 94.87 | 94.59 | 95.71 | 95.52 | 95.31 | 93.44 | 92.98 | 92.45 | 93.88 | 93.48 | 93.02 | 92.5 | 91.89 | 91.18 | 93.55 | 96.55 | 92.86 | 96.15 | 100 | 96 | 95.83 | 100 | 95.65 | 95.45 | 95.24 | 95 | 94.74 | 100 | 94.44 | 100 | 94.12 | 93.75 | 93.33 | 92.86 | 100 | 92.31 | 100 | 91.67 | 90.91 | 100 | 100 | 90 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 88.89 | 100 |
上記の日本の新生児の死亡率の推移グラフを見てみると、最新である2021年の新生児の死亡率が最も低いことが分かります。
特に、最も新生児の死亡率が多かった1968年と現在の新生児の死亡率を比べると、12.13倍もの差があり、新生児の死亡率がいかに減少したかが見えてきます。
また、新生児の死亡率ではなく心血管疾患・癌・糖尿病・慢性呼吸器疾患による死亡率(30~70歳)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ 日本の心血管疾患・癌・糖尿病・慢性呼吸器疾患による死亡率(30~70歳)
日本の新生児の死亡率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか?
まずは、日本と人口数が世界で最も近いメキシコとエチオピアの新生児の死亡率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 新生児の死亡率 |
---|---|---|
メキシコ | 126,705,138人 | 8.1(1,000人当たり) |
日本 | 125,681,593人 | 0.8(1,000人当たり) |
エチオピア | 120,283,026人 | 26.2(1,000人当たり) |
上記の新生児の死亡率の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、エチオピアと日本は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、新生児の死亡率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、日本の新生児の死亡率を、アメリカと中国と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 新生児の死亡率 |
---|---|---|
中国 | 1,412,360,000人 | 3.2(1,000人当たり) |
アメリカ | 331,893,745人 | 3.3(1,000人当たり) |
日本 | 125,681,593人 | 0.8(1,000人当たり) |
上記のグラフより、アメリカ・中国・日本の中では、日本は3番目であり、特に、アメリカと比較すると4.1倍もアメリカの新生児の死亡率が多く、大きな違いが見えてきます。
日本のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の新生児の死亡率ランキングで日本は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、日本の新生児の死亡率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界新生児の死亡率ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 新生児の死亡率 (1,000人当たり) |
---|---|---|
182 | ![]() ![]() | 1.4 |
187 | ![]() ![]() | 1.3 |
187 | ![]() ![]() | 1.3 |
187 | ![]() ![]() | 1.3 |
190 | ![]() ![]() | 1 |
191 | ![]() ![]() | 0.9 |
191 | ![]() ![]() | 0.9 |
193 | ![]() ![]() | 0.8 |
193 | ![]() ![]() | 0.8 |
195 | ![]() ![]() | 0.7 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の新生児の死亡率が高いランキング表では、統計が取れる195カ国の中で、日本は193位と、下位10カ国以内に入っており、世界の中でも新生児の死亡率がとても低い国ということが分かります。
以下は新生児の死亡率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の新生児の死亡率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の新生児の死亡率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界新生児の死亡率ランキングの平均値、中央値と日本の比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 新生児の死亡率 |
---|---|
日本 | 0.8(1,000人当たり) |
平均値 | 12(1,000人当たり) |
中央値 | 9(1,000人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、日本の新生児の死亡率は平均より11(1,000人当たり)低いという結果が見えてきます。
また、中央値の9と比較してみると、日本の新生児の死亡率は中央値より半分以上低いということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 日本の新生児の死亡率データ |
単位 | (1,000人当たり) |
期間 | 1968~2021年 |
更新日時 | 2023-05-14T03:05:52+0900 |
確認日時 | 2023-06-02T03:05:48+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - Estimates Developed by the UN Inter-agency Group for Child Mortality Estimation ( UNICEF, WHO, World Bank, UN DESA Population Division ) at childmortality.org. |
その他にも、グラフで見る日本の統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
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