グラフで見るイランの労働人口(労働力)は多い？少ない？

イランの2024年に分かる最新の労働人口(労働力)や、イランと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のイランの労働人口(労働力)

イランの2024年に分かる最新の労働人口(労働力)は29,158,831人です。

イランの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
88,550,570人	32.93%	29,158,831人

イランの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のイランの労働人口(労働力)の「29,158,831人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？イランの労働人口(労働力)の1990～2023年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2023年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のイランの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

イランの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、イランの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2023年までのイランの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
イランは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

イランの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したイランの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2023年までのイランの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るイランの労働人口(労働力)の推移(1990～2023年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022	2023
総人口(人)	56,366,217	57,679,034	58,780,370	59,723,764	60,590,614	61,442,664	62,294,920	63,136,312	63,971,836	64,800,880	65,623,405	66,449,112	67,284,796	68,122,938	68,951,281	69,762,347	70,554,760	71,336,475	72,120,604	72,924,837	73,762,519	74,634,956	75,539,862	76,481,943	77,465,753	78,492,215	79,564,016	80,673,951	81,800,269	82,913,893	87,290,193	87,923,432	88,550,570	88,550,570
割合(%)	25.22	25.1	25.13	25.23	25.36	25.52	25.82	26.57	27.37	28.24	29.2	30.24	31.34	32.48	33.6	34.7	34.3	33.87	32.46	33	32.58	32.37	32.13	31.85	31.52	32.31	33.38	33.99	33.95	32.92	31.13	31.93	32.34	32.93
労働人口(労働力)(人)	14214124	14478809	14774304	15066896	15365479	15679786	16084330	16776603	17508241	18300878	19159939	20096658	21090124	22124314	23169999	24207871	24202570	24163803	23408322	24064351	24034962	24157199	24267244	24357605	24417864	25359406	26559651	27419237	27770616	27293909	27169143	28071271	28641414	29158831

上記のイランの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2023年の労働人口(労働力)が最も多いことが分かります。

また、前年度の2022年よりも517417人多くなっており、労働人口(労働力)は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1990年の「14214124人」と現在の労働人口(労働力)「29158831人」を比べると、2.05倍もの差があり、労働人口(労働力)がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が6回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、イランにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るイランの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

イランの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

イランの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、イランの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

イランと人口数が一番近いベトナムとトルコの労働人口(労働力)を比較

イランと人口数が世界で最も近いベトナムとトルコの労働人口(労働力)を比較してみます。

イランと人口数の近いベトナムとトルコの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
ベトナム	98,186,856人	57.19	56,149,382人
イラン	88,550,570人	32.93	29,158,831人
トルコ	84,979,913人	41.32	35,111,887人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• ベトナムは、イランよりも労働人口(労働力)の数値が約26,990,551人も多く、1.93倍も多い
• トルコは、イランよりも労働人口(労働力)の数値が約5,953,056人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている

という結果となっています。

特に、ベトナムとイランは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、労働人口(労働力)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

イランと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、イランの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

イランの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,175,000人	55.23	779,890,786人
アメリカ	333,287,557人	51.19	170,602,911人
日本	125,124,989人	55.37	69,278,589人
イラン	88,550,570人	32.93	29,158,831人

上記のグラフより、イランの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると26.7倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても5.9倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると2.4倍程しか差がなく、日本とイランの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

イランをもっと他国と比較する

イランのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでイランは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

イランは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で24位

まずは、イランの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：イランは24位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
20	エジプト	1億1099万	30.1	3343万
21	フランス	6797万	46.8	3179万
22	タンザニア	6549万	47.7	3121万
23	大韓民国	5162万	57.2	2952万
24	イラン	8855万	32.9	2915万
25	コロンビア	5187万	50.1	2600万
26	イタリア	5894万	43.5	2566万
27	ケニア	5402万	47.2	2550万
28	南アフリカ共和国	5989万	42	2515万
29	スペイン	4777万	49.8	2378万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、イランは24位と、上位30カ国にランクインしており、世界の中でも労働人口(労働力)が比較的多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とイランの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とイランの比較グラフは以下となっています。

イランの労働人口(労働力)を世界の中央値(4,422,980)と平均値(19,698,656)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
イラン	88,550,570人	32.93	29,158,831人
平均値	-	-	19,698,656人
中央値	-	-	4,422,980人

こちらの表より、イランの労働人口(労働力)は平均より1.48倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の4,422,980と比較してみると、イランの労働人口(労働力)「29158831人」は中央値よりも6.59倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	イランの労働人口(労働力)データ
更新日時	2024-03-30T03:03:06+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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