
ベトナムの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、ベトナムと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去~現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。
ベトナムの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は55,951,059人です。
総人口 | 割合 | 労働人口(労働力) |
---|---|---|
97,468,029人 | 57.4% | 55,951,059人 |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査による労働人口(労働力)の算出が最新のデータ(2023年5月12日更新)。
では、現在のベトナムの労働人口(労働力)の「55,951,059人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか?ベトナムの労働人口(労働力)の1990~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1990~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のベトナムの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、ベトナムの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。
過去の1990年から2022年までのベトナムの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
ベトナムは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
ベトナムの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したベトナムの労働人口(労働力)グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※ベトナムの労働人口(労働力)の推移(1990~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから((EXCELでも開けます))↓
※【データ内容】
1行目:年代
2行目:総人口
3行目:割合
4行目:労働人口(労働力)
また、下記は1990~2022年までのベトナムの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。
年 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総人口(人) | 67,988,862 | 69,436,954 | 70,883,481 | 72,300,308 | 73,651,218 | 74,910,461 | 76,068,743 | 77,133,214 | 78,115,710 | 79,035,871 | 79,910,412 | 80,742,499 | 81,534,407 | 82,301,656 | 83,062,821 | 83,832,661 | 84,617,540 | 85,419,591 | 86,243,413 | 87,092,252 | 87,967,651 | 88,871,561 | 89,802,487 | 90,753,472 | 91,714,595 | 92,677,076 | 93,638,724 | 94,596,642 | 95,540,395 | 96,462,108 | 96,648,685 | 97,468,029 | 97,468,029 |
割合(%) | 48.14 | 48.39 | 48.59 | 48.82 | 49.1 | 49.44 | 49.8 | 50.32 | 50.96 | 51.64 | 52.25 | 53.05 | 53.7 | 54.28 | 54.87 | 55.5 | 56 | 56.55 | 57.14 | 57.66 | 58.26 | 59.21 | 59.4 | 60.24 | 60.36 | 60.17 | 59.79 | 59.8 | 59.57 | 57.95 | 57.79 | 56.46 | 57.4 |
労働人口(労働力)(人) | 32727740 | 33598967 | 34445298 | 35300161 | 36161741 | 37038109 | 37884774 | 38811828 | 39810235 | 40814558 | 41755111 | 42829880 | 43786510 | 44674604 | 45574755 | 46528366 | 47389057 | 48308166 | 49277089 | 50213112 | 51254209 | 52620771 | 53347074 | 54667903 | 55355047 | 55760129 | 55991171 | 56565992 | 56915235 | 55898817 | 55851008 | 55034918 | 55951059 |
上記のベトナムの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、2018年の労働人口(労働力)が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。
ただし、前年度の2021年の数値「55034918人」よりは多いため、今後も労働人口(労働力)が再び上昇する可能性は高いです。
また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が3回あることです。
逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。
これらの事より、ベトナムにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。
また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ グラフで見るベトナムの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)
ベトナムの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか?
まずは、ベトナムの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。
ベトナムと人口数が世界で最も近いエジプトとコンゴ民主共和国の労働人口(労働力)を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 労働人口(労働力) |
---|---|---|---|
エジプト | 109,262,178人 | 28.52 | 31,166,284人 |
ベトナム | 97,468,029人 | 57.4 | 55,951,059人 |
コンゴ民主共和国 | 95,894,118人 | 36.56 | 35,059,361人 |
上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、ベトナムとエジプトは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、労働人口(労働力)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、ベトナムの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 労働人口(労働力) |
---|---|---|---|
中国 | 1,412,360,000人 | 55.36 | 781,908,269人 |
アメリカ | 331,893,745人 | 51 | 169,278,936人 |
日本 | 125,681,593人 | 54.78 | 68,843,092人 |
ベトナム | 97,468,029人 | 57.4 | 55,951,059人 |
上記のグラフより、ベトナムの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。
特に、中国と比較すると14倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても3倍もの差があることが分かります。
また、逆に日本と比べると1.2倍程しか差がなく、日本とベトナムの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。
ベトナムのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の労働人口(労働力)ランキングでベトナムは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、ベトナムの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 総人口 (人) | 割合 (%) | 労働人口(労働力) (人) |
---|---|---|---|---|
8 | ![]() ![]() | 2億1340万 | 34.3 | 7327万 |
9 | ![]() ![]() | 1億2568万 | 54.8 | 6884万 |
10 | ![]() ![]() | 1億2028万 | 49.9 | 6002万 |
11 | ![]() ![]() | 1億2670万 | 46.3 | 5870万 |
12 | ![]() ![]() | 9746万 | 57.4 | 5595万 |
13 | ![]() ![]() | 1億1388万 | 41.3 | 4699万 |
14 | ![]() ![]() | 8319万 | 52.8 | 4395万 |
15 | ![]() ![]() | 7160万 | 56.2 | 4023万 |
16 | ![]() ![]() | 9589万 | 36.6 | 3505万 |
17 | ![]() ![]() | 6732万 | 51.6 | 3475万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる182カ国の中で、ベトナムは12位と、上位20カ国にランクインしており、世界の中でも労働人口(労働力)が多い国ということが分かります。
以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とベトナムの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 労働人口(労働力) |
---|---|---|---|
ベトナム | 97,468,029人 | 57.4 | 55,951,059人 |
平均値 | - | - | 18,780,404人 |
中央値 | - | - | 3,638,584人 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、ベトナムの労働人口(労働力)は平均より2.98倍多いという結果が見えてきます。
また、中央値の3,638,584と比較してみると、ベトナムの労働人口(労働力)「55951059人」は中央値よりも15.38倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | ベトナムの労働人口(労働力)データ |
更新日時 | 2023-05-12T03:03:09+0900 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020. |
その他にも、グラフで見るベトナムの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、ベトナムの統計情報は、こちらのページで260種類以上の全一覧が見られます。
→ ベトナムの統計情報TOPページ
統計「グラフで見るベトナムの労働人口(労働力)は多い?少ない?」について、あなたの考察やコメントを残そう!