グラフで見るフィリピンの労働人口(労働力)は多い？少ない？

フィリピンの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、フィリピンと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のフィリピンの労働人口(労働力)

フィリピンの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は46,990,319人です。

フィリピンの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
113,880,328人	41.26%	46,990,319人

フィリピンの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のフィリピンの労働人口(労働力)の「46,990,319人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？フィリピンの労働人口(労働力)の1990～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のフィリピンの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

フィリピンの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、フィリピンの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2022年までのフィリピンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
フィリピンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

フィリピンの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したフィリピンの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2022年までのフィリピンの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るフィリピンの労働人口(労働力)の推移(1990～2022年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
総人口(人)	61,895,160	63,454,786	65,020,116	66,593,904	68,180,859	69,784,088	71,401,749	73,030,884	74,672,014	76,325,927	77,991,755	79,672,873	81,365,258	83,051,971	84,710,542	86,326,250	87,888,675	89,405,482	90,901,965	92,414,158	93,966,780	95,570,047	97,212,638	98,871,552	100,513,138	102,113,212	103,663,927	105,173,264	106,651,922	108,116,622	112,190,977	113,880,328	113,880,328
割合(%)	36.73	36.98	37.26	37.46	37.56	37.73	37.81	37.93	38.2	38.32	38.45	38.55	38.58	38.4	38.64	38.95	39.32	39.64	40	40.68	41.05	41.75	41.64	41.66	42.3	42.13	42.31	40.89	41.13	41.33	37.81	39.39	41.26
労働人口(労働力)(人)	22733197	23468577	24224415	24942811	25611413	26330572	26997549	27701652	28522298	29245312	29991325	30710464	31394098	31893366	32728948	33626298	34560515	35437025	36364331	37593724	38576559	39898107	40483458	41189338	42517540	43017635	43863054	43007823	43864623	44679340	42419079	44857443	46990319

上記のフィリピンの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2022年の労働人口(労働力)が最も多いことが分かります。

また、前年度の2021年よりも2132876人多くなっており、労働人口(労働力)は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1990年の「22733197人」と現在の労働人口(労働力)「46990319人」を比べると、2.07倍もの差があり、労働人口(労働力)がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が2回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、フィリピンにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るフィリピンの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

フィリピンの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

フィリピンの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、フィリピンの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

フィリピンと人口数が一番近いエチオピアとエジプトの労働人口(労働力)を比較

フィリピンと人口数が世界で最も近いエチオピアとエジプトの労働人口(労働力)を比較してみます。

フィリピンと人口数の近いエチオピアとエジプトの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
エチオピア	120,283,026人	49.9	60,026,672人
フィリピン	113,880,328人	41.26	46,990,319人
エジプト	109,262,178人	28.52	31,166,284人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• エチオピアは、フィリピンよりも労働人口(労働力)の数値が約13,036,353人多く、1.28倍多い
• フィリピンは、エジプトよりも労働人口(労働力)の数値が約15,824,035人も多く、1.51倍も多い

という結果となっています。

フィリピンと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、フィリピンの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

フィリピンの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.36	781,908,269人
アメリカ	331,893,745人	51	169,278,936人
日本	125,681,593人	54.78	68,843,092人
フィリピン	113,880,328人	41.26	46,990,319人

上記のグラフより、フィリピンの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると16.6倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても3.6倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると1.5倍程しか差がなく、日本とフィリピンの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

フィリピンをもっと他国と比較する

フィリピンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでフィリピンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

フィリピンは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で13位

まずは、フィリピンの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：フィリピンは13位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
9	日本	1億2568万	54.8	6884万
10	エチオピア	1億2028万	49.9	6002万
11	メキシコ	1億2670万	46.3	5870万
12	ベトナム	9746万	57.4	5595万
13	フィリピン	1億1388万	41.3	4699万
14	ドイツ	8319万	52.8	4395万
15	タイ	7160万	56.2	4023万
16	コンゴ民主共和国	9589万	36.6	3505万
17	イギリス	6732万	51.6	3475万
18	トルコ	8477万	40.6	3442万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる182カ国の中で、フィリピンは13位と、上位20カ国にランクインしており、世界の中でも労働人口(労働力)が多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とフィリピンの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とフィリピンの比較グラフは以下となっています。

フィリピンの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,638,584)と平均値(18,780,404)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
フィリピン	113,880,328人	41.26	46,990,319人
平均値	-	-	18,780,404人
中央値	-	-	3,638,584人

こちらの表より、フィリピンの労働人口(労働力)は平均より2.5倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の3,638,584と比較してみると、フィリピンの労働人口(労働力)「46990319人」は中央値よりも12.91倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	フィリピンの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-05-12T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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