グラフで見るイギリスの労働人口(労働力)は多い？少ない？

イギリスの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、イギリスと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のイギリスの労働人口(労働力)

イギリスの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は34,465,043人です。

イギリスの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
67,326,569人	51.19%	34,465,043人

イギリスの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のイギリスの労働人口(労働力)の「34,465,043人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？イギリスの労働人口(労働力)の1990～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のイギリスの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

イギリスの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、イギリスの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2021年までのイギリスの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
イギリスは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

イギリスの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したイギリスの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2021年までのイギリスの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るイギリスの労働人口(労働力)の推移(1990～2021年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
総人口(人)	57,247,586	57,424,897	57,580,402	57,718,614	57,865,745	58,019,030	58,166,950	58,316,954	58,487,141	58,682,466	58,892,514	59,119,673	59,370,479	59,647,577	59,987,905	60,401,206	60,846,820	61,322,463	61,806,995	62,276,270	62,766,365	63,258,810	63,700,215	64,128,273	64,602,298	65,116,219	65,611,593	66,058,859	66,460,344	66,836,327	67,081,000	67,326,569
割合(%)	50.74	50.36	49.93	49.4	49.17	48.99	49.03	49.21	49.18	49.51	49.75	49.5	49.84	50.08	50.25	50.65	51.02	50.97	51.24	51.15	51.05	50.95	51.15	51.3	51.38	51.42	51.52	51.49	51.65	52.03	51.63	51.19
労働人口(労働力)(人)	29048944	28917705	28750719	28512326	28452559	28421142	28519943	28695072	28763330	29052220	29297919	29262559	29591473	29871865	30146839	30595928	31046499	31254090	31668286	31852142	32039432	32228976	32584504	32898627	33194855	33481424	33801224	34014019	34329233	34776798	34633193	34465043

上記のイギリスの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、2019年の労働人口(労働力)が最も多く、統計で分かる最新の2021年はそれよりも少ないことが見えてきます。

さらに、前年度の2020年の数値「34633193人」よりも少なくなっているため、今後はさらに労働人口(労働力)が少なくなる可能性があります。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が8回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、イギリスにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るイギリスの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

イギリスの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

イギリスの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、イギリスの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

イギリスと人口数が一番近いフランスとタンザニアの労働人口(労働力)を比較

イギリスと人口数が世界で最も近いフランスとタンザニアの労働人口(労働力)を比較してみます。

イギリスと人口数の近いフランスとタンザニアの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
フランス	67,749,632人	46.15	31,264,401人
イギリス	67,326,569人	51.19	34,465,043人
タンザニア	63,588,334人	46.14	29,342,821人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• イギリスは、フランスよりも労働人口(労働力)の数値が約3,200,642人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている
• イギリスは、タンザニアよりも労働人口(労働力)の数値が約5,122,222人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている

という結果となっています。

イギリスと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、イギリスの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

イギリスの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.25	780,370,667人
アメリカ	331,893,745人	50.05	166,120,892人
日本	125,681,593人	54.79	68,858,890人
イギリス	67,326,569人	51.19	34,465,043人

上記のグラフより、イギリスの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると22.6倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても4.8倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると2倍程しか差がなく、日本とイギリスの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

イギリスをもっと他国と比較する

イギリスのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでイギリスは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

イギリスは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で17位

まずは、イギリスの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：イギリスは17位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
13	ベトナム	9746万	56.5	5503万
14	フィリピン	1億1388万	39.4	4485万
15	ドイツ	8319万	52.1	4338万
16	タイ	7160万	56.3	4033万
17	イギリス	6732万	51.2	3446万
18	コンゴ民主共和国	9589万	35.2	3372万
19	トルコ	8477万	39.3	3331万
20	フランス	6774万	46.1	3126万
21	エジプト	1億926万	27.7	3022万
22	タンザニア	6358万	46.1	2934万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、イギリスは17位と、上位20カ国にランクインしており、世界の中でも労働人口(労働力)が多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とイギリスの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とイギリスの比較グラフは以下となっています。

イギリスの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,989,952)と平均値(18,713,232)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
イギリス	67,326,569人	51.19	34,465,043人
平均値	-	-	18,713,232人
中央値	-	-	3,989,952人

こちらの表より、イギリスの労働人口(労働力)は平均より1.84倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の3,989,952と比較してみると、イギリスの労働人口(労働力)「34465043人」は中央値よりも8.64倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	イギリスの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-03-06T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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