グラフで見るフランスの労働人口(労働力)は多い？少ない？

フランスの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、フランスと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のフランスの労働人口(労働力)

フランスの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は31,264,401人です。

フランスの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
67,749,632人	46.15%	31,264,401人

フランスの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のフランスの労働人口(労働力)の「31,264,401人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？フランスの労働人口(労働力)の1990～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のフランスの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

フランスの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、フランスの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2021年までのフランスの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
フランスは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

フランスの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したフランスの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2021年までのフランスの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るフランスの労働人口(労働力)の推移(1990～2021年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
総人口(人)	58,235,697	58,559,311	58,851,217	59,106,768	59,327,192	59,541,899	59,753,100	59,964,851	60,186,288	60,496,718	60,912,500	61,357,430	61,805,267	62,244,886	62,704,895	63,179,351	63,621,381	64,016,225	64,374,984	64,707,040	65,027,507	65,342,780	65,659,809	65,998,687	66,312,067	66,548,272	66,724,104	66,864,379	66,965,912	67,248,926	67,571,107	67,749,632
割合(%)	44.37	44.11	44.24	44.27	44.24	44.33	44.71	44.5	44.62	44.89	44.92	44.7	44.92	45.5	45.45	45.56	45.49	45.6	45.67	45.81	45.74	45.52	45.67	45.65	45.34	45.29	45.26	45.22	45.38	45.43	44.96	46.15
労働人口(労働力)(人)	25837853	25827832	26038243	26165921	26245043	26392074	26717991	26685125	26854781	27159264	27361298	27429358	27762298	28318911	28501444	28783710	28938757	29189036	29401083	29643733	29742815	29744876	29984799	30126536	30068094	30138027	30197208	30236456	30391825	30551690	30379166	31264401

上記のフランスの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2021年の労働人口(労働力)が最も多いことが分かります。

また、前年度の2020年よりも885235人多くなっており、労働人口(労働力)は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1991年の「25827832人」と現在の労働人口(労働力)「31264401人」を比べると、1.21倍もの差があり、労働人口(労働力)がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が4回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、フランスにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るフランスの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

フランスの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

フランスの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、フランスの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

フランスと人口数が一番近いタイとイギリスの労働人口(労働力)を比較

フランスと人口数が世界で最も近いタイとイギリスの労働人口(労働力)を比較してみます。

フランスと人口数の近いタイとイギリスの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
タイ	71,601,103人	56.33	40,332,579人
フランス	67,749,632人	46.15	31,264,401人
イギリス	67,326,569人	51.19	34,465,043人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• タイは、フランスよりも労働人口(労働力)の数値が約9,068,178人多く、1.29倍多い
• イギリスは、フランスよりも労働人口(労働力)の数値が約3,200,642人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている

という結果となっています。

フランスと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、フランスの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

フランスの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.25	780,370,667人
アメリカ	331,893,745人	50.05	166,120,892人
日本	125,681,593人	54.79	68,858,890人
フランス	67,749,632人	46.15	31,264,401人

上記のグラフより、フランスの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると25倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても5.3倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると2.2倍程しか差がなく、日本とフランスの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

フランスをもっと他国と比較する

フランスのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでフランスは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

フランスは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で20位

まずは、フランスの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：フランスは20位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
16	タイ	7160万	56.3	4033万
17	イギリス	6732万	51.2	3446万
18	コンゴ民主共和国	9589万	35.2	3372万
19	トルコ	8477万	39.3	3331万
20	フランス	6774万	46.1	3126万
21	エジプト	1億926万	27.7	3022万
22	タンザニア	6358万	46.1	2934万
23	大韓民国	5174万	55.6	2875万
24	イラン	8792万	31.9	2807万
25	コロンビア	5151万	50.4	2598万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、フランスは20位と、上位20カ国にランクインしており、世界の中でも労働人口(労働力)が多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とフランスの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とフランスの比較グラフは以下となっています。

フランスの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,989,952)と平均値(18,713,232)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
フランス	67,749,632人	46.15	31,264,401人
平均値	-	-	18,713,232人
中央値	-	-	3,989,952人

こちらの表より、フランスの労働人口(労働力)は平均より1.67倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の3,989,952と比較してみると、フランスの労働人口(労働力)「31264401人」は中央値よりも7.84倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	フランスの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-03-06T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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