シンガポールの2024年に分かる最新の労働人口(労働力)や、シンガポールと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去~現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。
シンガポールの2024年に分かる最新の労働人口(労働力)は3,540,908人です。
総人口 | 割合 | 労働人口(労働力) |
---|---|---|
5,637,022人 | 62.82% | 3,540,908人 |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査による労働人口(労働力)の算出が最新のデータ(2024年2月24日更新)。
では、現在のシンガポールの労働人口(労働力)の「3,540,908人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか?シンガポールの労働人口(労働力)の1990~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1990~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のシンガポールの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、シンガポールの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。
過去の1990年から2022年までのシンガポールの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
シンガポールは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
シンガポールの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したシンガポールの労働人口(労働力)グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※シンガポールの労働人口(労働力)の推移(1990~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから((EXCELでも開けます))↓
※【データ内容】
1行目:年代
2行目:総人口
3行目:割合
4行目:労働人口(労働力)
また、下記は1990~2022年までのシンガポールの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。
年 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総人口(人) | 3,047,132 | 3,135,083 | 3,230,698 | 3,313,471 | 3,419,048 | 3,524,506 | 3,670,704 | 3,796,038 | 3,927,213 | 3,958,723 | 4,027,887 | 4,138,012 | 4,175,950 | 4,114,826 | 4,166,664 | 4,265,762 | 4,401,365 | 4,588,599 | 4,839,396 | 4,987,573 | 5,076,732 | 5,183,688 | 5,312,437 | 5,399,162 | 5,469,724 | 5,535,002 | 5,607,283 | 5,612,253 | 5,638,676 | 5,703,569 | 5,685,807 | 5,453,566 | 5,637,022 |
割合(%) | 49.34 | 49.88 | 50.27 | 50.74 | 51.29 | 51.81 | 52.18 | 52.65 | 52.84 | 53.21 | 53.66 | 53.89 | 53.36 | 53.53 | 53.73 | 54.33 | 55.26 | 56.29 | 57.67 | 58.21 | 59.2 | 59.61 | 60.37 | 60.61 | 61.5 | 62.37 | 62.35 | 62.31 | 61.96 | 62.05 | 60.72 | 62.68 | 62.82 |
労働人口(労働力)(人) | 1503589 | 1563835 | 1624032 | 1681316 | 1753775 | 1825993 | 1915393 | 1998756 | 2075053 | 2106295 | 2161298 | 2229787 | 2228163 | 2202696 | 2238545 | 2317560 | 2432256 | 2582875 | 2790771 | 2903354 | 3005326 | 3090038 | 3207317 | 3272484 | 3364032 | 3451949 | 3496292 | 3497085 | 3493801 | 3539016 | 3452159 | 3418165 | 3540908 |
上記のシンガポールの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2022年の労働人口(労働力)が最も多いことが分かります。
また、前年度の2021年よりも122743人多くなっており、労働人口(労働力)は上昇傾向にあると言えます。
特に、最も少ない1990年の「1503589人」と現在の労働人口(労働力)「3540908人」を比べると、2.35倍もの差があり、労働人口(労働力)がいかに上昇したかが見えてきます。
また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が2回あることです。
逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。
これらの事より、シンガポールにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。
また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ グラフで見るシンガポールの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)
シンガポールの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか?
まずは、シンガポールの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。
シンガポールと人口数が世界で最も近いデンマークと中央アフリカ共和国の労働人口(労働力)を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 労働人口(労働力) |
---|---|---|---|
デンマーク | 5,903,037人 | 53.22 | 3,141,486人 |
シンガポール | 5,637,022人 | 62.82 | 3,540,908人 |
中央アフリカ共和国 | 5,579,144人 | 36.54 | 2,038,648人 |
上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、シンガポールと中央アフリカ共和国は人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、労働人口(労働力)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、シンガポールの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 労働人口(労働力) |
---|---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 55.36 | 781,808,304人 |
アメリカ | 333,287,557人 | 50.46 | 168,190,133人 |
日本 | 125,124,989人 | 55.24 | 69,113,783人 |
シンガポール | 5,637,022人 | 62.82 | 3,540,908人 |
上記のグラフより、シンガポールの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。
特に、中国と比較すると220.8倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても47.5倍もの差があることが分かります。
また、逆に日本と比べると19.5倍程しか差がなく、日本とシンガポールの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。
シンガポールのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の労働人口(労働力)ランキングでシンガポールは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、シンガポールの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 総人口 (人) | 割合 (%) | 労働人口(労働力) (人) |
---|---|---|---|---|
92 | チュニジア | 1235万 | 35.3 | 435万 |
93 | 南スーダン | 1091万 | 39.6 | 431万 |
94 | ギニア | 1385万 | 30.8 | 426万 |
95 | 香港 | 734万 | 51.2 | 376万 |
96 | シンガポール | 563万 | 62.8 | 354万 |
97 | パラグアイ | 678万 | 50.2 | 340万 |
98 | セルビア | 666万 | 50.6 | 337万 |
99 | ニカラグア | 694万 | 45.9 | 318万 |
100 | パプアニューギニア | 1014万 | 31.2 | 316万 |
101 | ソマリア | 1759万 | 18 | 316万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる185カ国の中で、シンガポールは96位と、世界の中でも労働人口(労働力)が標準的な国ということが分かります。
以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とシンガポールの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 労働人口(労働力) |
---|---|---|---|
シンガポール | 5,637,022人 | 62.82 | 3,540,908人 |
平均値 | - | - | 19,204,397人 |
中央値 | - | - | 4,267,534人 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、シンガポールの労働人口(労働力)は平均より15,663,489人少ないという結果が見えてきます。
また、中央値の4,267,534と比較してみると、シンガポールの労働人口(労働力)は中央値より1.7割少ないということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | シンガポールの労働人口(労働力)データ |
更新日時 | 2024-02-24T03:03:06+0900 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020. |
その他にも、グラフで見るシンガポールの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
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