日本の個人送金の受取額(推移と比較グラフ)

日本の個人送金の受取額をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

個人送金の受取額とは？

個人間送金は、個人間送金と従業員の報酬からなります。個人間送金とは、居住者世帯が非居住者世帯との間で現金または現物で行った、または受け取ったすべての現在の送金のことをいい、したがって、居住者と非居住者との間の現在のすべての送金を含みます。したがって、個人の送金には、居住者と非居住者の間で現在行われているすべての送金が含まれます。従業員の報酬とは、非居住者ではない経済圏で雇用されている国境労働者、季節労働者、その他の短期労働者、及び非居住者が雇用する居住者の所得を指しています。データは、IMFの国際収支マニュアル第6版で定義されている「個人の移転」と「従業員の報酬」の2つの項目の合計。

2023年に分かる最新の日本の個人送金の受取額

日本の最新の個人送金の受取額は、5,383,669,139ドルです。

日本の最新(2022年)の個人送金の受取額

国名	個人送金の受取額
日本	5,383,669,139ドル (53億8366万ドル)

日本の個人送金の受取額推移グラフ(1977年～現在)

では、現在の日本の個人送金の受取額の「5,383,669,139ドル」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

日本の個人送金の受取額の1977～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1977～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上の日本の統計と個人送金の受取額とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

日本の個人送金の受取額の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、日本の個人送金の受取額の世界順位の変遷です。

過去の1977年から2022年までの日本の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
日本は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

日本の個人送金の受取額が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載した日本の個人送金の受取額グラフの全体図です。

また、下記は1977～2022年までの日本の個人送金の受取額の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見る日本の個人送金の受取額の推移(1977～2022年) →横スクロールできます。

年	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
個人送金の受取額(ドル)	90,000,000.00	130,000,000.00	160,000,000.00	140,000,000.00	190,000,000.00	210,000,000.00	180,000,000.00	210,000,000.00	508,114,349.40	581,996,643.10	776,544,982.90	874,147,338.90	1,150,964,233.00	500,165,527.21	614,882,056.33	553,758,614.69	566,473,894.67	773,406,710.36	1,249,546,432.02	1,126,867,032.88	811,141,120.60	773,574,711.07	904,981,240.67	1,176,988,480.09	1,383,930,644.46	1,732,378,922.50	1,594,532,177.55	1,684,468,955.29	2,131,729,225.39	2,539,577,664.61	2,363,853,398.36	3,733,912,541.78	3,325,097,902.93	3,830,448,522.35	4,443,028,775.38	4,369,453,719.14	4,388,723,265.72	4,887,784,631.46	5,293,894,065.14	5,383,669,139.41
前回比(差引値)	-	40,000,000	30,000,000	-20,000,000	50,000,000	20,000,000	-30,000,000	30,000,000	298,114,349	73,882,294	194,548,340	97,602,356	276,816,894	-650,798,706	114,716,529	-61,123,442	12,715,280	206,932,816	476,139,722	-122,679,399	-315,725,912	-37,566,410	131,406,530	272,007,239	206,942,164	348,448,278	-137,846,745	89,936,778	447,260,270	407,848,439	-175,724,266	1,370,059,143	-408,814,639	505,350,619	612,580,253	-73,575,056	19,269,547	499,061,366	406,109,434	89,775,074
前回比(%)	-	144.44	123.08	87.5	135.71	110.53	85.71	116.67	241.96	114.54	133.43	112.57	131.67	43.46	122.94	90.06	102.3	136.53	161.56	90.18	71.98	95.37	116.99	130.06	117.58	125.18	92.04	105.64	126.55	119.13	93.08	157.96	89.05	115.2	115.99	98.34	100.44	111.37	108.31	101.7

上記の日本の個人送金の受取額の推移グラフを見てみると、最新である2022年の個人送金の受取額が最も高いことが分かります。

また、前回の2021年よりも89775074.2691ドル多くなっており、個人送金の受取額は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も低い1977年の「90000000ドル」と現在の個人送金の受取額「5383669139.4067ドル」を比べると、59.82倍もの差があり、個人送金の受取額がいかに上昇したかが見えてきます。

また、個人送金の受取額ではなく対外直接投資の純流入額(国際収支統計)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　日本の対外直接投資の純流入額(国際収支統計)

日本の個人送金の受取額は低い？高い？アメリカと中国と比較

日本の個人送金の受取額は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

日本とメキシコとエチオピアの個人送金の受取額を比較

まずは、日本と人口数が世界で最も近いメキシコとエチオピアの個人送金の受取額を比較してみます。

日本と人口数の近いメキシコとエチオピアの個人送金の受取額を比較した一覧表

国名	総人口	個人送金の受取額
メキシコ	127,504,125人	61,099,589,343ドル
日本	125,124,989人	5,383,669,139ドル
エチオピア	123,379,924人	510,201,215ドル

上記の個人送金の受取額の比較表をみてみると、

• メキシコは、日本よりも個人送金の受取額の数値が約55,715,920,204も多く、11.35倍も高い
• 日本は、エチオピアよりも個人送金の受取額の数値が約4,873,467,924も多く、10.55倍も高い

という結果となっています。

特に、メキシコと日本は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、個人送金の受取額には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

日本とアメリカと中国の個人送金の受取額を比較

続いて、日本の個人送金の受取額を、アメリカと中国と比較してみます。

日本の個人送金の受取額をアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	個人送金の受取額
中国	1,412,175,000人	26,105,771,684ドル
アメリカ	333,287,557人	7,431,000,000ドル
日本	125,124,989人	5,383,669,139ドル

上記のグラフより、アメリカ・中国・日本の中では、日本は3番目であり、特に、中国と比較すると4.8倍も中国の個人送金の受取額が多く、大きな違いが見えてきます。

日本をもっと他国と比較する

日本のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の個人送金の受取額ランキングで日本は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

日本は世界の個人送金の受取額ランキング(高い順)で33位

まずは、日本の個人送金の受取額を世界で見たときに何番目に高いのかを世界個人送金の受取額ランキング表を用いて、みていきます。

世界の個人送金の受取額ランキング表：日本は33位

順位	国名	個人送金の受取額 (ドル)
29	レバノン	64億4882万
30	ポーランド	64億3500万
31	セルビア	56億111万
32	クロアチア	53億9239万
33	日本	53億8366万
34	タジキスタン	53億4554万
35	ヨルダン	50億7万
36	ブラジル	49億6923万
37	エクアドル	47億4798万
38	ガーナ	46億6428万

→ 世界の個人送金の受取額ランキングをもっと見る

こちらの世界の個人送金の受取額が高いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、日本は33位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でも個人送金の受取額が比較的高い国ということが分かります。

以下は個人送金の受取額の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

個人送金の受取額の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の個人送金の受取額が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の個人送金の受取額が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値と日本の個人送金の受取額を比べる

また、この世界個人送金の受取額ランキングの平均値、中央値と日本の比較グラフは以下となっています。

日本の個人送金の受取額を世界の中央値(695,950,000)と平均値(4,158,888,139)と比較した一覧表

国名	個人送金の受取額
日本	5,383,669,139ドル
平均値	4,158,888,139ドル
中央値	695,950,000ドル

こちらの表より、日本の個人送金の受取額は平均より1.29倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の695,950,000と比較してみると、日本の個人送金の受取額「5383669139.4067ドル」は中央値よりも7.74倍も個人送金の受取額が高いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	日本の個人送金の受取額データ
単位	(ドル)
期間	1977～2022年
更新日時	2023-09-18T03:08:14+0900
確認日時	2023-09-18T03:08:14+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Bank staff estimates based on IMF balance of payments data.

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