グラフで見るパキスタンの労働人口(労働力)は多い？少ない？

パキスタンの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、パキスタンと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のパキスタンの労働人口(労働力)

パキスタンの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は78,909,456人です。

パキスタンの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
231,402,117人	34.1%	78,909,456人

パキスタンの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のパキスタンの労働人口(労働力)の「78,909,456人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？パキスタンの労働人口(労働力)の1990～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のパキスタンの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

パキスタンの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、パキスタンの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2022年までのパキスタンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
パキスタンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

パキスタンの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したパキスタンの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2022年までのパキスタンの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るパキスタンの労働人口(労働力)の推移(1990～2022年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
総人口(人)	107,647,921	110,778,648	113,911,126	117,086,685	120,362,762	123,776,839	127,349,290	131,057,431	134,843,233	138,624,621	142,343,578	145,978,402	149,549,700	153,093,373	156,664,697	160,304,008	164,022,627	167,808,105	171,648,986	175,525,609	179,424,641	183,340,592	187,281,475	191,262,919	195,306,825	199,426,964	203,627,284	207,896,686	212,215,030	216,565,317	227,196,741	231,402,117	231,402,117
割合(%)	28.91	28.76	28.69	28.37	28.58	27.97	28.36	28.81	28.91	29.22	29.64	29.69	29.82	30.3	30.81	30.8	30.75	30.96	31.16	31.67	32.12	32.3	32.71	33.11	33.2	33.97	33.97	33.96	33.95	33.09	31.29	33.25	34.1
労働人口(労働力)(人)	31125055	31861873	32679345	33219725	34393806	34623037	36114640	37754656	38981417	40510311	42187598	43334222	44598494	46385762	48265201	49367625	50436609	51949186	53493295	55580747	57625791	59221677	61250812	63325687	64834459	67754731	69170840	70602092	72040845	71659613	71079412	76944640	78909456

上記のパキスタンの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2022年の労働人口(労働力)が最も多いことが分かります。

また、前年度の2021年よりも1964816人多くなっており、労働人口(労働力)は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1990年の「31125055人」と現在の労働人口(労働力)「78909456人」を比べると、2.54倍もの差があり、労働人口(労働力)がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が2回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、パキスタンにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るパキスタンの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

パキスタンの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

パキスタンの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、パキスタンの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

パキスタンと人口数が一番近いインドネシアとブラジルの労働人口(労働力)を比較

パキスタンと人口数が世界で最も近いインドネシアとブラジルの労働人口(労働力)を比較してみます。

パキスタンと人口数の近いインドネシアとブラジルの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
インドネシア	273,753,191人	50.14	137,260,837人
パキスタン	231,402,117人	34.1	78,909,456人
ブラジル	214,326,223人	50.57	108,380,011人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• インドネシアは、パキスタンよりも労働人口(労働力)の数値が約58,351,381人も多く、1.74倍も多い
• ブラジルは、パキスタンよりも労働人口(労働力)の数値が約29,470,555人多く、1.37倍多い

という結果となっています。

特に、インドネシアとパキスタンは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、労働人口(労働力)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

パキスタンと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、パキスタンの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

パキスタンの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.36	781,908,269人
アメリカ	331,893,745人	51	169,278,936人
パキスタン	231,402,117人	34.1	78,909,456人
日本	125,681,593人	54.78	68,843,092人

上記のグラフより、パキスタンの労働人口(労働力)は中国やアメリカよりは少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると9.9しか差がなく中国とパキスタンは労働人口(労働力)が近い国ということが分かります。

パキスタンをもっと他国と比較する

パキスタンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでパキスタンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

パキスタンは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で6位

まずは、パキスタンの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：パキスタンは6位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
2	インド	14億756万	37.2	5億2383万
3	アメリカ合衆国	3億3189万	51	1億6927万
4	インドネシア	2億7375万	50.1	1億3726万
5	ブラジル	2億1432万	50.6	1億838万
6	パキスタン	2億3140万	34.1	7890万
7	バングラデシュ	1億6935万	44	7445万
8	ナイジェリア	2億1340万	34.3	7327万
9	日本	1億2568万	54.8	6884万
10	エチオピア	1億2028万	49.9	6002万
11	メキシコ	1億2670万	46.3	5870万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる182カ国の中で、パキスタンは6位と、上位10カ国にランクインしており、世界の中でも労働人口(労働力)がとても多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とパキスタンの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とパキスタンの比較グラフは以下となっています。

パキスタンの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,638,584)と平均値(18,780,404)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
パキスタン	231,402,117人	34.1	78,909,456人
平均値	-	-	18,780,404人
中央値	-	-	3,638,584人

こちらの表より、パキスタンの労働人口(労働力)は平均より4.2倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の3,638,584と比較してみると、パキスタンの労働人口(労働力)「78909456人」は中央値よりも21.69倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	パキスタンの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-05-12T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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