グラフで見るブラジルの労働人口(労働力)は多い？少ない？

ブラジルの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、ブラジルと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のブラジルの労働人口(労働力)

ブラジルの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は108,380,011人です。

ブラジルの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
214,326,223人	50.57%	108,380,011人

ブラジルの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のブラジルの労働人口(労働力)の「108,380,011人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？ブラジルの労働人口(労働力)の1990～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のブラジルの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

ブラジルの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、ブラジルの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2022年までのブラジルの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
ブラジルは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

ブラジルの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したブラジルの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2022年までのブラジルの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るブラジルの労働人口(労働力)の推移(1990～2022年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
総人口(人)	149,003,223	151,648,011	154,259,380	156,849,078	159,432,716	162,019,896	164,614,688	167,209,040	169,785,250	172,318,675	174,790,340	177,196,054	179,537,520	181,809,246	184,006,481	186,127,103	188,167,356	190,130,443	192,030,362	193,886,508	195,713,635	197,514,534	199,287,296	201,035,903	202,763,735	204,471,769	206,163,058	207,833,831	209,469,333	211,049,519	213,196,304	214,326,223	214,326,223
割合(%)	40.21	40.54	41.1	41.67	42.26	42.89	42.3	43.1	43.61	44.38	44.91	45.39	46.22	46.58	47.42	48.21	48.27	48.37	48.68	49.17	48.66	48.12	48.97	49.2	49.29	49.69	49.72	50.17	50.39	49.46	45.35	49.19	50.57
労働人口(労働力)(人)	59920078	61473096	63397868	65352451	67376427	69484734	69626959	72072769	74043475	76474668	78492808	80429456	82986830	84687253	87249646	89725161	90821471	91963822	93486539	95333404	95231965	95052710	97597798	98903783	99932834	101600929	102508951	104260712	105542232	104376954	96675660	105434083	108380011

上記のブラジルの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2022年の労働人口(労働力)が最も多いことが分かります。

また、前年度の2021年よりも2945928人多くなっており、労働人口(労働力)は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1990年の「59920078人」と現在の労働人口(労働力)「108380011人」を比べると、1.81倍もの差があり、労働人口(労働力)がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が4回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、ブラジルにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るブラジルの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

ブラジルの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

ブラジルの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、ブラジルの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

ブラジルと人口数が一番近いパキスタンとナイジェリアの労働人口(労働力)を比較

ブラジルと人口数が世界で最も近いパキスタンとナイジェリアの労働人口(労働力)を比較してみます。

ブラジルと人口数の近いパキスタンとナイジェリアの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
パキスタン	231,402,117人	34.1	78,909,456人
ブラジル	214,326,223人	50.57	108,380,011人
ナイジェリア	213,401,323人	34.34	73,272,344人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• ブラジルは、パキスタンよりも労働人口(労働力)の数値が約29,470,555人多く、1.37倍多い
• ブラジルは、ナイジェリアよりも労働人口(労働力)の数値が約35,107,667人多く、1.48倍多い

という結果となっています。

ブラジルと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、ブラジルの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

ブラジルの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.36	781,908,269人
アメリカ	331,893,745人	51	169,278,936人
ブラジル	214,326,223人	50.57	108,380,011人
日本	125,681,593人	54.78	68,843,092人

上記のグラフより、ブラジルの労働人口(労働力)は中国やアメリカよりは少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると7.2しか差がなく中国とブラジルは労働人口(労働力)が近い国ということが分かります。

ブラジルをもっと他国と比較する

ブラジルのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでブラジルは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

ブラジルは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で5位

まずは、ブラジルの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：ブラジルは5位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
1	中華人民共和国	14億1236万	55.4	7億8190万
2	インド	14億756万	37.2	5億2383万
3	アメリカ合衆国	3億3189万	51	1億6927万
4	インドネシア	2億7375万	50.1	1億3726万
5	ブラジル	2億1432万	50.6	1億838万
6	パキスタン	2億3140万	34.1	7890万
7	バングラデシュ	1億6935万	44	7445万
8	ナイジェリア	2億1340万	34.3	7327万
9	日本	1億2568万	54.8	6884万
10	エチオピア	1億2028万	49.9	6002万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる182カ国の中で、ブラジルは5位と、上位10カ国にランクインしており、世界の中でも労働人口(労働力)がとても多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とブラジルの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とブラジルの比較グラフは以下となっています。

ブラジルの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,638,584)と平均値(18,780,404)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
ブラジル	214,326,223人	50.57	108,380,011人
平均値	-	-	18,780,404人
中央値	-	-	3,638,584人

こちらの表より、ブラジルの労働人口(労働力)は平均より5.77倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の3,638,584と比較してみると、ブラジルの労働人口(労働力)「108380011人」は中央値よりも29.79倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	ブラジルの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-05-12T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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