グラフで見るインドネシアの労働人口(労働力)は多い？少ない？

インドネシアの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、インドネシアと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のインドネシアの労働人口(労働力)

インドネシアの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は134,381,721人です。

インドネシアの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
273,753,191人	49.09%	134,381,721人

インドネシアの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のインドネシアの労働人口(労働力)の「134,381,721人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？インドネシアの労働人口(労働力)の1990～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のインドネシアの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

インドネシアの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、インドネシアの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2021年までのインドネシアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
インドネシアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

インドネシアの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したインドネシアの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2021年までのインドネシアの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るインドネシアの労働人口(労働力)の推移(1990～2021年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
総人口(人)	181,413,402	184,591,903	187,739,786	190,851,175	193,917,462	196,934,260	199,901,228	202,826,446	205,724,592	208,615,169	211,513,823	214,427,417	217,357,793	220,309,469	223,285,676	226,289,470	229,318,262	232,374,245	235,469,762	238,620,563	241,834,215	245,116,206	248,452,413	251,806,402	255,129,004	258,383,256	261,554,226	264,645,886	267,663,435	270,625,567	271,857,970	273,753,191
割合(%)	40.22	41.17	42.1	42.57	43.07	43.59	44.09	44.62	45.65	46.61	46.6	46.16	45.45	45.25	45.53	44.81	45.14	46.9	47.29	47.38	47.82	48.08	48.58	48.25	48.26	48.24	48.16	48.98	49.59	50.33	50.04	49.09
労働人口(労働力)(人)	72957661	75993619	79045575	81254078	83511901	85844867	88133340	90511014	93915837	97238408	98572015	98971622	98793924	99695276	101659884	101403664	103510108	108973646	111346201	113069301	115642649	117859733	120702307	121501756	123126453	124649774	125957742	129622071	132737405	136202238	136026106	134381721

上記のインドネシアの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、2019年の労働人口(労働力)が最も多く、統計で分かる最新の2021年はそれよりも少ないことが見えてきます。

さらに、前年度の2020年の数値「136026106人」よりも少なくなっているため、今後はさらに労働人口(労働力)が少なくなる可能性があります。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が4回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、インドネシアにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るインドネシアの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

インドネシアの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

インドネシアの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、インドネシアの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

インドネシアと人口数が一番近いアメリカ合衆国とパキスタンの労働人口(労働力)を比較

インドネシアと人口数が世界で最も近いアメリカ合衆国とパキスタンの労働人口(労働力)を比較してみます。

インドネシアと人口数の近いアメリカ合衆国とパキスタンの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
アメリカ合衆国	331,893,745人	50.05	166,120,892人
インドネシア	273,753,191人	49.09	134,381,721人
パキスタン	231,402,117人	33.25	76,944,639人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• アメリカ合衆国は、インドネシアよりも労働人口(労働力)の数値が約31,739,171人多く、1.24倍多い
• インドネシアは、パキスタンよりも労働人口(労働力)の数値が約57,437,082人も多く、1.75倍も多い

という結果となっています。

特に、インドネシアとパキスタンは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、労働人口(労働力)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

インドネシアと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、インドネシアの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

インドネシアの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.25	780,370,667人
アメリカ	331,893,745人	50.05	166,120,892人
インドネシア	273,753,191人	49.09	134,381,721人
日本	125,681,593人	54.79	68,858,890人

上記のグラフより、インドネシアの労働人口(労働力)は中国やアメリカよりは少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると5.8しか差がなく中国とインドネシアは労働人口(労働力)が近い国ということが分かります。

インドネシアをもっと他国と比較する

インドネシアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでインドネシアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

インドネシアは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で4位

まずは、インドネシアの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：インドネシアは4位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
4	インドネシア	2億7375万	49.1	1億3438万
5	ブラジル	2億1432万	49.2	1億543万
6	パキスタン	2億3140万	33.3	7694万
7	ロシア連邦	1億4344万	51.1	7336万
8	バングラデシュ	1億6935万	42.8	7254万
9	ナイジェリア	2億1340万	33.1	7062万
10	日本	1億2568万	54.8	6885万
11	エチオピア	1億2028万	48.3	5805万
12	メキシコ	1億2670万	45	5699万
13	ベトナム	9746万	56.5	5503万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、インドネシアは4位と、上位10カ国にランクインしており、世界の中でも労働人口(労働力)がとても多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とインドネシアの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とインドネシアの比較グラフは以下となっています。

インドネシアの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,989,952)と平均値(18,713,232)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
インドネシア	273,753,191人	49.09	134,381,721人
平均値	-	-	18,713,232人
中央値	-	-	3,989,952人

こちらの表より、インドネシアの労働人口(労働力)は平均より7.18倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の3,989,952と比較してみると、インドネシアの労働人口(労働力)「134381721人」は中央値よりも33.68倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	インドネシアの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-03-06T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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