日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合(推移と比較グラフ)

日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

サービス産業(第3次産業)の雇用割合とは？

雇用とは、基準期間中に仕事をしていたかどうかに関わらず、仕事を一時的に休んだために仕事をしていたかどうか、または労働時間の調整のために仕事をしていなかったかどうかに関わらず、商品を生産したり、給与や利益のためにサービスを提供する活動に従事していた労働年齢の人と定義されます。サービス産業は、部門6-9（ISIC 2）またはカテゴリG-Q（ISIC 3）またはカテゴリG-U（ISIC 4）に準拠して、卸売・小売業、レストラン、ホテル、輸送、保管、通信、金融、保険、不動産、ビジネスサービス、およびコミュニティ、社会、および個人サービスで構成されています。ここでの統計データでは、総雇用に占めるサービス産業(第3次産業)の割合を示しています。

2024年に分かる最新の日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合

日本の最新のサービス産業(第3次産業)の雇用割合は、73.35%です。

日本の最新(2022年)のサービス産業(第3次産業)の雇用割合

国名	サービス産業(第3次産業)の雇用割合
日本	73.35%

日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合推移グラフ(1991年～現在)

では、現在の日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合の「73.35%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合の1991～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1991～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上の日本の統計とサービス産業(第3次産業)の雇用割合とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合の世界順位の変遷です。

過去の1991年から2022年までの日本の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
日本は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載した日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合グラフの全体図です。

また、下記は1991～2022年までの日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見る日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合の推移(1991～2022年) →横スクロールできます。

年	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
サービス産業(第3次産業)の雇用割合(%)	58.68	58.81	59.60	60.00	60.60	61.06	61.37	62.48	62.92	63.49	64.38	65.34	66.21	67.04	67.57	67.88	68.17	68.56	69.64	70.37	70.69	70.86	70.99	71.22	71.39	71.79	71.93	72.08	72.40	72.57	73.12	73.35
前回比(差引値)	-	0.14	0.78	0.4	0.6	0.46	0.31	1.11	0.44	0.57	0.89	0.96	0.87	0.83	0.53	0.32	0.29	0.39	1.07	0.74	0.32	0.17	0.13	0.23	0.17	0.4	0.14	0.15	0.32	0.17	0.54	0.23
前回比(%)	-	100.24	101.33	100.68	100.99	100.76	100.51	101.81	100.71	100.9	101.41	101.49	101.33	101.25	100.8	100.47	100.42	100.58	101.56	101.06	100.46	100.23	100.19	100.33	100.24	100.56	100.19	100.21	100.45	100.24	100.75	100.31

上記の日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合の推移グラフを見てみると、最新である2022年のサービス産業(第3次産業)の雇用割合が最も高いことが分かります。

また、前回の2021年よりも0.22951082502399%多くなっており、サービス産業(第3次産業)の雇用割合は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も低い1991年の「58.675998687744%」と現在のサービス産業(第3次産業)の雇用割合「73.347450825024%」を比べると、1.25倍もの差があり、サービス産業(第3次産業)の雇用割合がいかに上昇したかが見えてきます。

また、サービス産業(第3次産業)の雇用割合ではなくサービス産業:第3次産業における男性の雇用割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　日本のサービス産業:第3次産業における男性の雇用割合

日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合は低い？高い？アメリカと中国と比較

日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

日本とメキシコとエチオピアのサービス産業(第3次産業)の雇用割合を比較

まずは、日本と人口数が世界で最も近いメキシコとエチオピアのサービス産業(第3次産業)の雇用割合を比較してみます。

日本と人口数の近いメキシコとエチオピアのサービス産業(第3次産業)の雇用割合を比較した一覧表

国名	総人口	サービス産業(第3次産業)の雇用割合
メキシコ	127,504,125人	62.33%
日本	125,124,989人	73.35%
エチオピア	123,379,924人	30.69%

上記のサービス産業(第3次産業)の雇用割合の比較表をみてみると、

• 日本は、メキシコよりもサービス産業(第3次産業)の雇用割合の数値が約11程しか変わらず、サービス産業(第3次産業)の雇用割合と人口もよく似ている
• 日本は、エチオピアよりもサービス産業(第3次産業)の雇用割合の数値が約43も多く、2.39倍も高い

という結果となっています。

特に、日本とエチオピアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、サービス産業(第3次産業)の雇用割合には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

日本とアメリカと中国のサービス産業(第3次産業)の雇用割合を比較

続いて、日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合を、アメリカと中国と比較してみます。

日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合をアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	サービス産業(第3次産業)の雇用割合
中国	1,412,175,000人	45.28%
アメリカ	333,287,557人	79.1%
日本	125,124,989人	73.35%

上記のグラフより、アメリカ・中国・日本の中では、日本は2番目にサービス産業(第3次産業)の雇用割合が高いということが分かります。

特に、中国と比較すると1.6倍もサービス産業(第3次産業)の雇用割合が多く、サービス産業(第3次産業)の雇用割合の違いが見えてきます。

日本をもっと他国と比較する

日本のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

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※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界のサービス産業(第3次産業)の雇用割合ランキングで日本は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

日本は世界のサービス産業(第3次産業)の雇用割合ランキング(高い順)で38位

まずは、日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合を世界で見たときに何番目に高いのかを世界サービス産業(第3次産業)の雇用割合ランキング表を用いて、みていきます。

世界のサービス産業(第3次産業)の雇用割合ランキング表：日本は38位

順位	国名	サービス産業(第3次産業)の雇用割合 (%)
34	ブルネイ・ダルサラーム	74.44
35	モンテネグロ	74.35
36	ウルグアイ	73.57
37	モーリシャス	73.39
38	日本	73.35
39	ギリシャ	73.29
40	ニュージーランド	73.2
41	クウェート	72.89
42	アルゼンチン	72.84
43	セントルシア	72.66

→ 世界のサービス産業(第3次産業)の雇用割合ランキングをもっと見る

こちらの世界のサービス産業(第3次産業)の雇用割合が高いランキング表では、統計が取れる185カ国の中で、日本は38位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でもサービス産業(第3次産業)の雇用割合が比較的高い国ということが分かります。

以下はサービス産業(第3次産業)の雇用割合の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

サービス産業(第3次産業)の雇用割合の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界のサービス産業(第3次産業)の雇用割合が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界のサービス産業(第3次産業)の雇用割合が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値と日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合を比べる

また、この世界サービス産業(第3次産業)の雇用割合ランキングの平均値、中央値と日本の比較グラフは以下となっています。

日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合を世界の中央値(60)と平均値(57)と比較した一覧表

国名	サービス産業(第3次産業)の雇用割合
日本	73.35%
平均値	57%
中央値	60%

こちらの表より、日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合は平均より1.28倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の60と比較してみると、日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合「73.347450825024%」は中央値よりサービス産業(第3次産業)の雇用割合が少し高い(1.22倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	日本のサービス産業(第3次産業)の雇用割合データ
単位	(%)
期間	1991～2022年
更新日時	2024-04-02T03:03:44+0900
確認日時	2024-04-14T03:03:40+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - International Labour Organization, ILOSTAT database. Data retrieved in June 21, 2020.

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