日本の雇用者1人当たりGDP(推移と比較グラフ)

日本の雇用者1人当たりGDPをグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

雇用者1人当たりGDPとは？

雇用者1人当たりGDPとは、国内総生産（GDP）を経済の総雇用で割ったものです。購買力平価（PPP）GDPとは、GDPをPPPレートを用いて2017年の恒常的な国際ドルに換算したもので、国際ドルのGDPに対する購買力は、米国内の米ドルと同じです。

2023年に分かる最新の日本の雇用者1人当たりGDP

日本の最新の雇用者1人当たりGDPは、77,638ドルです。

日本の最新(2022年)の雇用者1人当たりGDP

国名	雇用者1人当たりGDP
日本	77,638ドル

日本の雇用者1人当たりGDP推移グラフ(1991年～現在)

では、現在の日本の雇用者1人当たりGDPの「77,638ドル」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

日本の雇用者1人当たりGDPの1991～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1991～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上の日本の統計と雇用者1人当たりGDPとを比較することができるので、是非ご活用下さい。

日本の雇用者1人当たりGDPの世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、日本の雇用者1人当たりGDPの世界順位の変遷です。

過去の1991年から2022年までの日本の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
日本は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

日本の雇用者1人当たりGDPが世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載した日本の雇用者1人当たりGDPグラフの全体図です。

また、下記は1991～2022年までの日本の雇用者1人当たりGDPの推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見る日本の雇用者1人当たりGDPの推移(1991～2022年) →横スクロールできます。

年	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
雇用者1人当たりGDP(ドル)	64,365.58	64,153.63	63,703.56	64,296.24	65,921.00	67,565.91	67,684.10	67,345.58	67,811.86	69,877.97	70,437.03	71,269.99	72,398.27	73,902.82	74,886.79	75,634.16	76,335.77	75,629.15	72,562.86	75,889.45	76,049.09	77,481.62	78,390.39	78,114.22	78,682.16	78,273.00	79,204.07	77,897.37	78,689.97	75,231.95	77,054.43	77,637.63
前回比(差引値)	-	-211.94	-450.08	592.68	1,625	1,645	118.18	-338.52	466.28	2,066	559.06	832.96	1,128	1,505	983.98	747.37	701.62	-706.63	-3,066	3,327	159.64	1,433	908.78	-276.18	567.94	-409.16	931.06	-1,307	792.6	-3,458	1,822	583.2
前回比(%)	-	99.67	99.3	100.93	102.53	102.5	100.17	99.5	100.69	103.05	100.8	101.18	101.58	102.08	101.33	101	100.93	99.07	95.95	104.58	100.21	101.88	101.17	99.65	100.73	99.48	101.19	98.35	101.02	95.61	102.42	100.76

上記の日本の雇用者1人当たりGDPの推移グラフを見てみると、2017年の雇用者1人当たりGDPが最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも低いことが見えてきます。

ただし、前回の2021年の数値「77054.43271409ドル」よりは高いため、今後も雇用者1人当たりGDPが再び上昇する可能性は高いです。

また、雇用者1人当たりGDPではなく15歳以上の雇用率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　日本の15歳以上の雇用率

日本の雇用者1人当たりGDPは低い？高い？アメリカと中国と比較

日本の雇用者1人当たりGDPは、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

日本とメキシコとエチオピアの雇用者1人当たりGDPを比較

まずは、日本と人口数が世界で最も近いメキシコとエチオピアの雇用者1人当たりGDPを比較してみます。

日本と人口数の近いメキシコとエチオピアの雇用者1人当たりGDPを比較した一覧表

国名	総人口	雇用者1人当たりGDP
メキシコ	127,504,125人	43,911ドル
日本	125,124,989人	77,638ドル
エチオピア	123,379,924人	5,099ドル

上記の雇用者1人当たりGDPの比較表をみてみると、

• 日本は、メキシコよりも雇用者1人当たりGDPの数値が約33,727も多く、1.77倍も高い
• 日本は、エチオピアよりも雇用者1人当たりGDPの数値が約72,538も多く、15.23倍も高い

という結果となっています。

特に、日本とエチオピアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、雇用者1人当たりGDPには圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

日本とアメリカと中国の雇用者1人当たりGDPを比較

続いて、日本の雇用者1人当たりGDPを、アメリカと中国と比較してみます。

日本の雇用者1人当たりGDPをアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	雇用者1人当たりGDP
中国	1,412,175,000人	34,539ドル
アメリカ	333,287,557人	132,203ドル
日本	125,124,989人	77,638ドル

上記のグラフより、アメリカ・中国・日本の中では、日本は2番目に雇用者1人当たりGDPが高いということが分かります。

特に、中国と比較すると2.2倍も雇用者1人当たりGDPが多く、雇用者1人当たりGDPの違いが見えてきます。

日本をもっと他国と比較する

日本のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の雇用者1人当たりGDPランキングで日本は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

日本は世界の雇用者1人当たりGDPランキング(高い順)で42位

まずは、日本の雇用者1人当たりGDPを世界で見たときに何番目に高いのかを世界雇用者1人当たりGDPランキング表を用いて、みていきます。

世界の雇用者1人当たりGDPランキング表：日本は42位

順位	国名	雇用者1人当たりGDP (ドル)
38	ギリシャ	8万
39	ニュージーランド	8万
40	ルーマニア	7万
41	リトアニア	7万
42	日本	7万
43	ポーランド	7万
44	パナマ	7万
45	ポルトガル	7万
46	オマーン	7万
47	エストニア	7万

→ 世界の雇用者1人当たりGDPランキングをもっと見る

こちらの世界の雇用者1人当たりGDPが高いランキング表では、統計が取れる167カ国の中で、日本は42位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でも雇用者1人当たりGDPが比較的高い国ということが分かります。

以下は雇用者1人当たりGDPの世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

雇用者1人当たりGDPの世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の雇用者1人当たりGDPが高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の雇用者1人当たりGDPが高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値と日本の雇用者1人当たりGDPを比べる

また、この世界雇用者1人当たりGDPランキングの平均値、中央値と日本の比較グラフは以下となっています。

日本の雇用者1人当たりGDPを世界の中央値(36,633)と平均値(49,228)と比較した一覧表

国名	雇用者1人当たりGDP
日本	77,638ドル
平均値	49,228ドル
中央値	36,633ドル

こちらの表より、日本の雇用者1人当たりGDPは平均より1.58倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の36,633と比較してみると、日本の雇用者1人当たりGDP「77637.634496114ドル」は中央値よりも2.12倍も雇用者1人当たりGDPが高いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	日本の雇用者1人当たりGDPデータ
単位	(ドル)
期間	1991～2022年
更新日時	2023-09-20T03:09:22+0900
確認日時	2023-09-20T03:09:22+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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