グラフで見るウクライナの労働人口(労働力)は多い？少ない？

ウクライナの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、ウクライナと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のウクライナの労働人口(労働力)

ウクライナの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は20,285,701人です。

ウクライナの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
43,792,855人	46.32%	20,285,701人

ウクライナの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のウクライナの労働人口(労働力)の「20,285,701人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？ウクライナの労働人口(労働力)の1990～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のウクライナの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

ウクライナの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、ウクライナの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2021年までのウクライナの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
ウクライナは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

ウクライナの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したウクライナの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2021年までのウクライナの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るウクライナの労働人口(労働力)の推移(1990～2021年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
総人口(人)	51,891,400	52,000,500	52,150,400	52,179,200	51,921,400	51,512,800	51,057,800	50,594,600	50,144,500	49,674,000	49,176,500	48,662,400	48,202,470	47,812,949	47,451,626	47,105,171	46,787,786	46,509,355	46,258,189	46,053,331	45,870,741	45,706,086	45,593,342	45,489,648	45,272,156	45,154,036	45,004,674	44,831,135	44,622,518	44,386,203	44,132,049	43,792,855
割合(%)	47.6	47.48	47.41	47.42	47.64	47.92	47.62	47.22	46.77	46.27	47.22	46.71	46.83	46.94	46.97	47.04	47.09	47.11	47.12	47.2	47.23	47.32	46.97	47.42	46.26	46.39	46.12	45.97	45.79	47.34	46.65	46.32
労働人口(労働力)(人)	24701838	24691660	24725614	24741382	24733712	24684842	24311969	23888989	23454291	22984718	23222236	22730301	22574832	22442456	22286334	22160268	22031878	21910062	21799062	21735581	21665468	21629151	21413103	21571143	20941076	20945249	20755122	20610189	20432109	21013649	20585937	20285701

上記のウクライナの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2021年の労働人口(労働力)が最も少ないことが分かります。

また、前年度の2020年よりも300236人少なくなっており、労働人口(労働力)は下がりつつあると言えます。

特に、最も労働人口(労働力)が多かった1993年と現在の労働人口(労働力)を比べると、1.22倍もの差があり、労働人口(労働力)がいかに減少したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が1回あることです。

同様に、総人口が減少しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が増加している年も4回あります。

これらの事より、ウクライナにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るウクライナの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

ウクライナの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

ウクライナの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、ウクライナの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

ウクライナと人口数が一番近いアルジェリアとイラクの労働人口(労働力)を比較

ウクライナと人口数が世界で最も近いアルジェリアとイラクの労働人口(労働力)を比較してみます。

ウクライナと人口数の近いアルジェリアとイラクの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
アルジェリア	44,177,969人	27.75	12,260,834人
ウクライナ	43,792,855人	46.32	20,285,701人
イラク	43,533,592人	24.54	10,683,686人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• ウクライナは、アルジェリアよりも労働人口(労働力)の数値が約8,024,867人も多く、1.65倍も多い
• ウクライナは、イラクよりも労働人口(労働力)の数値が約9,602,015人も多く、1.9倍も多い

という結果となっています。

特に、ウクライナとイラクは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、労働人口(労働力)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

ウクライナと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、ウクライナの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

ウクライナの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.25	780,370,667人
アメリカ	331,893,745人	50.05	166,120,892人
日本	125,681,593人	54.79	68,858,890人
ウクライナ	43,792,855人	46.32	20,285,701人

上記のグラフより、ウクライナの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると38.5倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても8.2倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると3.4倍程しか差がなく、日本とウクライナの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

ウクライナをもっと他国と比較する

ウクライナのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでウクライナは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

ウクライナは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で32位

まずは、ウクライナの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：ウクライナは32位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
28	南アフリカ共和国	5939万	39.8	2362万
29	スペイン	4741万	49.3	2338万
30	アルゼンチン	4580万	46.3	2119万
31	カナダ	3824万	54.8	2097万
32	ウクライナ	4379万	46.3	2028万
33	ポーランド	3774万	49.1	1851万
34	ペルー	3371万	53	1786万
35	ウガンダ	4585万	38.1	1746万
36	マレーシア	3357万	50.4	1691万
37	サウジアラビア	3595万	43.6	1568万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、ウクライナは32位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でも労働人口(労働力)が比較的多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とウクライナの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とウクライナの比較グラフは以下となっています。

ウクライナの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,989,952)と平均値(18,713,232)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
ウクライナ	43,792,855人	46.32	20,285,701人
平均値	-	-	18,713,232人
中央値	-	-	3,989,952人

こちらの表より、ウクライナの労働人口(労働力)は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の3,989,952と比較してみると、ウクライナの労働人口(労働力)「20285701人」は中央値よりも5.08倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	ウクライナの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-03-06T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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