グラフで見るフィンランドの労働人口(労働力)は多い？少ない？

フィンランドの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、フィンランドと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のフィンランドの労働人口(労働力)

フィンランドの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は2,774,226人です。

フィンランドの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
5,541,017人	50.07%	2,774,226人

フィンランドの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のフィンランドの労働人口(労働力)の「2,774,226人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？フィンランドの労働人口(労働力)の1990～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のフィンランドの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

フィンランドの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、フィンランドの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2021年までのフィンランドの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
フィンランドは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

フィンランドの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したフィンランドの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2021年までのフィンランドの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るフィンランドの労働人口(労働力)の推移(1990～2021年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
総人口(人)	4,986,431	5,013,740	5,041,992	5,066,447	5,088,333	5,107,790	5,124,573	5,139,835	5,153,498	5,165,474	5,176,209	5,188,008	5,200,598	5,213,014	5,228,172	5,246,096	5,266,268	5,288,720	5,313,399	5,338,871	5,363,352	5,388,272	5,413,971	5,438,972	5,461,512	5,479,531	5,495,303	5,508,214	5,515,525	5,521,606	5,529,543	5,541,017
割合(%)	52.6	51.49	50.31	49.63	49.02	48.46	47.95	48.71	48.94	49.68	49.96	50.27	50.44	50.28	49.95	50.09	50.53	50.87	51.17	50.38	49.95	49.96	49.85	49.35	49.21	49.2	48.92	49.19	49.73	49.9	49.79	50.07
労働人口(労働力)(人)	2622943	2581454	2536684	2514611	2494493	2475034	2457487	2503861	2522361	2566222	2586033	2608203	2623438	2620846	2611700	2627895	2661118	2690488	2718689	2689527	2679149	2692063	2698691	2684019	2687665	2695658	2688556	2709345	2742737	2755452	2752889	2774226

上記のフィンランドの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2021年の労働人口(労働力)が最も多いことが分かります。

また、前年度の2020年よりも21337人多くなっており、労働人口(労働力)は上昇傾向にあると言えます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が13回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、フィンランドにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るフィンランドの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

フィンランドの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

フィンランドの労働人口(労働力)は、どれくらい少ない、あるいは多いのでしょうか？

まずは、フィンランドの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

フィンランドと人口数が一番近いレバノンと中央アフリカ共和国の労働人口(労働力)を比較

フィンランドと人口数が世界で最も近いレバノンと中央アフリカ共和国の労働人口(労働力)を比較してみます。

フィンランドと人口数の近いレバノンと中央アフリカ共和国の労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
レバノン	5,592,631人	33.25	1,859,385人
フィンランド	5,541,017人	50.07	2,774,226人
中央アフリカ共和国	5,457,154人	36.38	1,985,303人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• フィンランドは、レバノンよりも労働人口(労働力)の数値が約914,841人多く、1.49倍多い
• フィンランドは、中央アフリカ共和国よりも労働人口(労働力)の数値が約788,923人多く、1.4倍多い

という結果となっています。

フィンランドと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、フィンランドの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

フィンランドの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.25	780,370,667人
アメリカ	331,893,745人	50.05	166,120,892人
日本	125,681,593人	54.79	68,858,890人
フィンランド	5,541,017人	50.07	2,774,226人

上記のグラフより、フィンランドの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると281.3倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても59.9倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると24.8倍程しか差がなく、日本とフィンランドの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

フィンランドをもっと他国と比較する

フィンランドのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでフィンランドは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

フィンランドは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で109位

まずは、フィンランドの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：フィンランドは109位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
105	ヨルダン	1114万	26.7	297万
106	ニュージーランド	512万	57.4	294万
107	ノルウェー	540万	53.8	290万
108	スロバキア	544万	51	277万
109	フィンランド	554万	50.1	277万
110	シエラレオネ	842万	32.2	271万
111	エルサルバドル	631万	42.8	270万
112	キルギス	669万	38.8	259万
113	タジキスタン	975万	26.2	255万
114	アイルランド	503万	50.7	255万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、フィンランドは109位と、世界の中でも労働人口(労働力)が比較的少ない国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とフィンランドの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とフィンランドの比較グラフは以下となっています。

フィンランドの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,989,952)と平均値(18,713,232)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
フィンランド	5,541,017人	50.07	2,774,226人
平均値	-	-	18,713,232人
中央値	-	-	3,989,952人

こちらの表より、フィンランドの労働人口(労働力)は平均より15,939,006人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の3,989,952と比較してみると、フィンランドの労働人口(労働力)は中央値より3割少ないということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	フィンランドの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-03-06T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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