
アメリカ合衆国の2023年に分かる最新の生産年齢人口や、アメリカ合衆国と同じ様な生産年齢人口の国についての比較、過去~現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。
アメリカ合衆国の2023年に分かる最新の生産年齢人口は216,345,090人で、総人口に対する割合は64.91%です。
※生産年齢人口とは15歳~64歳までの人口のことです。
総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|
333,287,557人 | 64.91% | 216,345,090人 |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査による算出が最新のデータ(2023年9月18日更新)。
また、年少人口や生産年齢人口はこちらから確認できます。
では、現在のアメリカ合衆国の生産年齢人口の「216,345,090人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか?
アメリカ合衆国の生産年齢人口の1960~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1960~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のアメリカ合衆国の統計と生産年齢人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、アメリカ合衆国の生産年齢人口の世界順位の変遷です。
過去の1960年から2022年までのアメリカ合衆国の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
アメリカ合衆国は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
アメリカ合衆国の生産年齢人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したアメリカ合衆国の生産年齢人口グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※アメリカ合衆国の生産年齢人口の推移(1960~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから((EXCELでも開けます))↓
※【データ内容】
1行目:年代
2行目:総人口
3行目:割合
4行目:生産年齢人口
続いて、生産年齢人口の人数ではなく、アメリカ合衆国の総人口に対する生産年齢人口の割合「64.91%」がどう変化しているかを、1960~2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。
※Source:worldbank.org 詳細
また、下記は1960~2022年までのアメリカ合衆国の生産年齢人口と割合の推移を一覧表にしたものです。
年 | 1960 | 1961 | 1962 | 1963 | 1964 | 1965 | 1966 | 1967 | 1968 | 1969 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総人口(人) | 180,671,000 | 183,691,000 | 186,538,000 | 189,242,000 | 191,889,000 | 194,303,000 | 196,560,000 | 198,712,000 | 200,706,000 | 202,677,000 | 205,052,000 | 207,661,000 | 209,896,000 | 211,909,000 | 213,854,000 | 215,973,000 | 218,035,000 | 220,239,000 | 222,585,000 | 225,055,000 | 227,225,000 | 229,466,000 | 231,664,000 | 233,792,000 | 235,825,000 | 237,924,000 | 240,133,000 | 242,289,000 | 244,499,000 | 246,819,000 | 249,623,000 | 252,981,000 | 256,514,000 | 259,919,000 | 263,126,000 | 266,278,000 | 269,394,000 | 272,657,000 | 275,854,000 | 279,040,000 | 282,162,411 | 284,968,955 | 287,625,193 | 290,107,933 | 292,805,298 | 295,516,599 | 298,379,912 | 301,231,207 | 304,093,966 | 306,771,529 | 309,321,666 | 311,556,874 | 313,830,990 | 315,993,715 | 318,301,008 | 320,635,163 | 322,941,311 | 324,985,539 | 326,687,501 | 328,329,953 | 331,501,080 | 332,031,554 | 333,287,557 |
割合(%) | 60.19 | 60.01 | 59.99 | 60.1 | 60.27 | 60.47 | 60.67 | 60.91 | 61.18 | 61.49 | 61.85 | 62.33 | 62.8 | 63.27 | 63.76 | 64.26 | 64.56 | 64.9 | 65.24 | 65.53 | 65.77 | 65.96 | 66.11 | 66.2 | 66.25 | 66.27 | 66.16 | 66.05 | 65.93 | 65.81 | 65.7 | 65.53 | 65.39 | 65.31 | 65.28 | 65.32 | 65.34 | 65.45 | 65.61 | 65.79 | 65.96 | 66.16 | 66.31 | 66.45 | 66.62 | 66.81 | 66.8 | 66.84 | 66.88 | 66.88 | 66.81 | 66.72 | 66.62 | 66.48 | 66.32 | 66.13 | 65.94 | 65.72 | 65.48 | 65.24 | 65.27 | 65.08 | 64.91 |
生産年齢人口(人) | 108751648 | 110226924 | 111905684 | 113731994 | 115648528 | 117498168 | 119261689 | 121032978 | 122787231 | 124627447 | 126828200 | 129427860 | 131809995 | 134079604 | 136355556 | 138793845 | 140769589 | 142933887 | 145209985 | 147489425 | 149446558 | 151362184 | 153152361 | 154780871 | 156244645 | 157666869 | 158879201 | 160025595 | 161186900 | 162421230 | 163996615 | 165774560 | 167746558 | 169748497 | 171777026 | 173938717 | 176026860 | 178449056 | 180989043 | 183576338 | 186123865 | 188528528 | 190730595 | 192788756 | 195059592 | 197426230 | 199322426 | 201337589 | 203378186 | 205162922 | 206668404 | 207885093 | 209059763 | 210066008 | 211084681 | 212046899 | 212957120 | 213587340 | 213925776 | 214205997 | 216355010 | 216079726 | 216345090 |
上記のアメリカ合衆国の生産年齢人口の推移グラフを見てみると、2020年の生産年齢人口が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。
ただし、前年度の2021年の数値「216079726人」よりは多いため、今後も生産年齢人口が再び上昇する可能性は高いです。
また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、生産年齢人口が減少している年」が1回あることです。
逆に、総人口が減少している場合は、必ず生産年齢人口も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。
これらの事より、アメリカ合衆国においては必ずしも総人口が増加すれば生産年齢人口が増えるというわけではないことが見えてきます。
また、生産年齢人口ではなく労働人口(労働力)の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ グラフで見るアメリカ合衆国の労働人口(労働力)は多い?少ない?
アメリカ合衆国の生産年齢人口は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか?
まずは、アメリカ合衆国の生産年齢人口を、人口が近い国と比較してみます。
アメリカ合衆国と人口数が世界で最も近い中華人民共和国とインドネシアの生産年齢人口を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|---|
中華人民共和国 | 1,412,175,000人 | 69.03 | 974,838,887人 |
アメリカ合衆国 | 333,287,557人 | 64.91 | 216,345,090人 |
インドネシア | 275,501,339人 | 67.94 | 187,165,550人 |
上記の生産年齢人口の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、中華人民共和国とアメリカ合衆国は人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、生産年齢人口には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、アメリカ合衆国の生産年齢人口を、日本と中国と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 69.03 | 974,838,887人 |
アメリカ合衆国 | 333,287,557人 | 64.91 | 216,345,090人 |
日本 | 125,124,989人 | 58.45 | 73,138,948人 |
上記のグラフより、アメリカ合衆国の生産年齢人口は日本よりは多いが、中国よりは少ないということが分かります。
特に、日本と比較すると3倍も生産年齢人口が多いということが分かります。
また、中国の生産年齢人口と比較するとアメリカ合衆国の4.5倍の差があるという結果が見えてきます。
アメリカ合衆国のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の生産年齢人口ランキングでアメリカ合衆国は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。
アメリカ合衆国の生産年齢人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界生産年齢人口ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 総人口 (人) | 割合 (%) | 生産年齢人口 (人) |
---|---|---|---|---|
3 | ![]() ![]() | 3億3328万 | 64.9 | 2億1634万 |
4 | ![]() ![]() | 2億7550万 | 67.9 | 1億8716万 |
5 | ![]() ![]() | 2億1531万 | 69.9 | 1億5040万 |
6 | ![]() ![]() | 2億3582万 | 59.2 | 1億3951万 |
7 | ![]() ![]() | 2億1854万 | 54 | 1億1797万 |
8 | ![]() ![]() | 1億7118万 | 68 | 1億1638万 |
9 | ![]() ![]() | 1億4355万 | 66.5 | 9546万 |
10 | ![]() ![]() | 1億2750万 | 67.2 | 8564万 |
11 | ![]() ![]() | 1億1555万 | 64.2 | 7422万 |
12 | ![]() ![]() | 1億2512万 | 58.5 | 7313万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の生産年齢人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、アメリカ合衆国は3位と、上位10カ国にランクインしており、世界の中でも生産年齢人口がとても多い国ということが分かります。
以下は生産年齢人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の生産年齢人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の生産年齢人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界生産年齢人口ランキングの平均値、中央値とアメリカ合衆国の比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 生産年齢人口 |
---|---|---|---|
アメリカ合衆国 | 333,287,557人 | 64.91 | 216,345,090人 |
平均値 | - | - | 23,925,184人 |
中央値 | - | - | 4,150,816人 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、アメリカ合衆国の生産年齢人口は平均より9.04倍多いという結果が見えてきます。
また、中央値の4,150,816と比較してみると、アメリカ合衆国の生産年齢人口「216345090人」は中央値よりも52.12倍も生産年齢人口が多いということも見えてきます。
次に、生産年齢人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でアメリカ合衆国は世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。
順位 | 国名 | 総人口 (人) | 割合 (%) | 生産年齢人口 (人) |
---|---|---|---|---|
103 | ![]() ![]() | 676万 | 65 | 439万 |
104 | ![]() ![]() | 512万 | 65 | 333万 |
105 | ![]() ![]() | 694万 | 65 | 451万 |
106 | ![]() ![]() | 2597万 | 64.9 | 1686万 |
107 | ![]() ![]() | 3億3328万 | 64.9 | 2億1634万 |
108 | ![]() ![]() | 752万 | 64.9 | 488万 |
109 | ![]() ![]() | 6万 | 64.9 | 4万 |
110 | ![]() ![]() | 678万 | 64.9 | 439万 |
111 | ![]() ![]() | 545万 | 64.9 | 353万 |
112 | ![]() ![]() | 3564万 | 64.7 | 2304万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの各国の生産年齢人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、アメリカ合衆国は107位となっています。
先程の、「人数でのランキング」では3位だったのですが、総人口に対する生産年齢人口の「割合が高いランキング」では、107位と、104位もの差があり、人数と割合のランキングでは大きく違うことが見えてきます。
このように、たとえ世界の中で生産年齢人口が多くても、必ずしも総人口に対する割合が高いという結果にはならないことも、上記のランキングより読み取ることができます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | アメリカ合衆国の生産年齢人口データ |
更新日時 | 2023-09-18T03:06:42+0900 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - World Bank staff estimates using the World Bank's total population and age/sex distributions of the United Nations Population Division's World Population Prospects: 2019 Revision. |
その他にも、グラフで見るアメリカ合衆国の統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、アメリカ合衆国の統計情報は、こちらのページで272種類以上の全一覧が見られます。
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日本??早く総合人口一位?にならないかなー