グラフで見るニュージーランドの生産年齢人口の割合は高い？低い？

ニュージーランドの2023年に分かる最新の生産年齢人口や、ニュージーランドと同じ様な生産年齢人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のニュージーランドの生産年齢人口と割合

ニュージーランドの2023年に分かる最新の生産年齢人口は3,330,016人で、総人口に対する割合は64.99%です。
※生産年齢人口とは15歳～64歳までの人口のことです。

ニュージーランドの最新の生産年齢人口と総人口に対する割合

総人口	割合	生産年齢人口
5,124,100人	64.99%	3,330,016人

また、年少人口や生産年齢人口はこちらから確認できます。

• ニュージーランドの年少人口(0~14歳)
• ニュージーランドの高齢者人口(65歳以上)

ニュージーランドの生産年齢人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のニュージーランドの生産年齢人口の「3,330,016人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

ニュージーランドの生産年齢人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のニュージーランドの統計と生産年齢人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

ニュージーランドの生産年齢人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、ニュージーランドの生産年齢人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までのニュージーランドの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
ニュージーランドは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

ニュージーランドの生産年齢人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したニュージーランドの生産年齢人口グラフの全体図です。

ニュージーランドの生産年齢人口率(割合)の推移

続いて、生産年齢人口の人数ではなく、ニュージーランドの総人口に対する生産年齢人口の割合「64.99%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までのニュージーランドの生産年齢人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るニュージーランドの生産年齢人口と割合の推移(1960～2022年) →横スクロールできます。

年	1960	1961	1962	1963	1964	1965	1966	1967	1968	1969	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
総人口(人)	2,371,800	2,419,700	2,482,000	2,531,800	2,585,400	2,628,400	2,675,900	2,724,100	2,748,100	2,772,800	2,810,700	2,853,000	2,903,900	2,961,300	3,023,700	3,083,100	3,110,500	3,120,200	3,121,200	3,109,000	3,112,900	3,124,900	3,156,100	3,199,300	3,227,100	3,247,100	3,246,300	3,274,400	3,283,400	3,299,200	3,329,800	3,495,100	3,531,700	3,572,200	3,620,000	3,673,400	3,732,000	3,781,300	3,815,000	3,835,100	3,857,700	3,880,500	3,948,500	4,027,200	4,087,500	4,133,900	4,184,600	4,223,800	4,259,800	4,302,600	4,350,700	4,384,000	4,408,100	4,442,100	4,509,700	4,595,700	4,693,200	4,793,900	4,841,000	4,979,200	5,090,200	5,111,400	5,124,100
割合(%)	58.48	58.38	58.51	58.77	59.04	59.29	59.38	59.44	59.51	59.63	59.8	60.04	60.29	60.56	60.9	61.34	61.5	61.8	62.21	62.65	63.04	63.57	63.98	64.33	64.68	65.03	65.2	65.38	65.53	65.63	65.65	65.63	65.58	65.51	65.46	65.44	65.35	65.31	65.33	65.39	65.47	65.67	65.86	66.03	66.21	66.39	66.47	66.52	66.55	66.53	66.45	66.21	66	65.8	65.6	65.38	65.19	64.95	64.69	64.44	65.35	65.18	64.99
生産年齢人口(人)	1386969	1412733	1452185	1487850	1526499	1558363	1588853	1619216	1635513	1653516	1680748	1713022	1750686	1793424	1841581	1891179	1912853	1928212	1941706	1947644	1962240	1986369	2019365	2058191	2087208	2111645	2116747	2140700	2151760	2165369	2185874	2293684	2315986	2340272	2369668	2403770	2439031	2469611	2492154	2507616	2525572	2548494	2600369	2659213	2706334	2744581	2781336	2809736	2834758	2862340	2891030	2902789	2909454	2922995	2958219	3004760	3059510	3113848	3131844	3208569	3326620	3331666	3330016

上記のニュージーランドの生産年齢人口の推移グラフを見てみると、2021年の生産年齢人口が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。

さらに、前年度の2021年の数値「3331666人」よりも少なくなっているため、今後はさらに生産年齢人口が少なくなる可能性があります。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、生産年齢人口が減少している年」が1回あることです。

同様に、総人口が減少しているにもかかわらず、生産年齢人口が増加している年も2回あります。

これらの事より、ニュージーランドにおいては必ずしも総人口が増加すれば生産年齢人口が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、生産年齢人口ではなく労働人口(労働力)の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るニュージーランドの労働人口(労働力)は多い？少ない？

ニュージーランドの生産年齢人口は少ない？多い？日本と比較

ニュージーランドの生産年齢人口は、どれくらい少ない、あるいは多いのでしょうか？

まずは、ニュージーランドの生産年齢人口を、人口が近い国と比較してみます。

ニュージーランドと人口数が一番近いコスタリカとアイルランドの生産年齢人口を比較

ニュージーランドと人口数が世界で最も近いコスタリカとアイルランドの生産年齢人口を比較してみます。

ニュージーランドと人口数の近いコスタリカとアイルランドの生産年齢人口を比較した一覧表

国名	総人口	割合	生産年齢人口
コスタリカ	5,180,829人	68.98	3,573,975人
ニュージーランド	5,124,100人	64.99	3,330,016人
アイルランド	5,086,988人	65.28	3,320,765人

上記の生産年齢人口の比較表をみてみると、

• コスタリカは、ニュージーランドよりも生産年齢人口の数値が約243,959人程しか変わらず、生産年齢人口と総人口もよく似ている
• ニュージーランドは、アイルランドよりも生産年齢人口の数値が約9,251人程しか変わらず、生産年齢人口と総人口もよく似ている

という結果となっています。

ニュージーランドと日本の生産年齢人口を比較

続いて、ニュージーランドの生産年齢人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

ニュージーランドの生産年齢人口を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	生産年齢人口
中国	1,412,175,000人	69.03	974,838,887人
アメリカ	333,287,557人	64.91	216,345,090人
日本	125,124,989人	58.45	73,138,948人
ニュージーランド	5,124,100人	64.99	3,330,016人

上記のグラフより、ニュージーランドの生産年齢人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると292.7倍も生産年齢人口が少なくアメリカと比べても65倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると22倍程しか差がなく、日本とニュージーランドの生産年齢人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

ニュージーランドをもっと他国と比較する

ニュージーランドのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の生産年齢人口ランキングでニュージーランドは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

ニュージーランドは世界の生産年齢人口ランキング(多い順)で120位

ニュージーランドの生産年齢人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界生産年齢人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の生産年齢人口ランキング表(人数が多い順)：ニュージーランドは120位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	生産年齢人口 (人)
116	ノルウェー	545万	64.9	353万
117	レバノン	548万	62.7	344万
118	フィンランド	555万	61.6	342万
119	コンゴ共和国	597万	56.2	335万
120	ニュージーランド	512万	65	333万
121	アイルランド	508万	65.3	332万
122	オマーン	457万	70.2	321万
123	クウェート	426万	74.4	317万
124	リベリア	530万	56.2	297万
125	パレスチナ	504万	57.7	291万

→ 世界生産年齢人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の生産年齢人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、ニュージーランドは120位と、世界の中でも生産年齢人口が標準的な国ということが分かります。

以下は生産年齢人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

生産年齢人口の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の生産年齢人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の生産年齢人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とニュージーランドの生産年齢人口を比べる

また、この世界生産年齢人口ランキングの平均値、中央値とニュージーランドの比較グラフは以下となっています。

ニュージーランドの生産年齢人口を世界の中央値(4,150,816)と平均値(23,925,184)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	生産年齢人口
ニュージーランド	5,124,100人	64.99	3,330,016人
平均値	-	-	23,925,184人
中央値	-	-	4,150,816人

こちらの表より、ニュージーランドの生産年齢人口は平均より20,595,168人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の4,150,816と比較してみると、ニュージーランドの生産年齢人口は中央値より2割少ないということが分かります。

ニュージーランドを各国の生産年齢人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、生産年齢人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でニュージーランドは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の生産年齢人口率ランキング表(割合が高い)：ニュージーランドは104位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	生産年齢人口 (人)
100	ジブチ	112万	65.1	72万
101	ネパール	3054万	65	1986万
102	アルゼンチン	4623万	65	3006万
103	セルビア	676万	65	439万
104	ニュージーランド	512万	65	333万
105	ニカラグア	694万	65	451万
106	オーストラリア	2597万	64.9	1686万
107	アメリカ合衆国	3億3328万	64.9	2億1634万
108	ラオス人民民主共和国	752万	64.9	488万
109	バミューダ諸島	6万	64.9	4万

→ 世界生産年齢人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の生産年齢人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、ニュージーランドは104位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では120位だったのですが、総人口に対する生産年齢人口の「割合が高いランキング」では、104位と、その差は16で、あまり違いがないことも上記のランキング表より読み取ることができます、

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	ニュージーランドの生産年齢人口データ
更新日時	2023-09-18T03:06:42+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Bank staff estimates using the World Bank's total population and age/sex distributions of the United Nations Population Division's World Population Prospects: 2019 Revision.

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