グラフで見るスウェーデンの生産年齢人口の割合は高い？低い？

スウェーデンの2024年に分かる最新の生産年齢人口や、スウェーデンと同じ様な生産年齢人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のスウェーデンの生産年齢人口と割合

スウェーデンの2024年に分かる最新の生産年齢人口は6,517,761人で、総人口に対する割合は62.15%です。
※生産年齢人口とは15歳～64歳までの人口のことです。

また、年少人口や生産年齢人口はこちらから確認できます。

• スウェーデンの年少人口(0~14歳)
• スウェーデンの高齢者人口(65歳以上)

スウェーデンの生産年齢人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のスウェーデンの生産年齢人口の「6,517,761人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

スウェーデンの生産年齢人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のスウェーデンの統計と生産年齢人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

スウェーデンの生産年齢人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、スウェーデンの生産年齢人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までのスウェーデンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

※グラフの見方
スウェーデンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

スウェーデンの生産年齢人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したスウェーデンの生産年齢人口グラフの全体図です。

スウェーデンの生産年齢人口率(割合)の推移

続いて、生産年齢人口の人数ではなく、スウェーデンの総人口に対する生産年齢人口の割合「62.15%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までのスウェーデンの生産年齢人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

上記のスウェーデンの生産年齢人口の推移グラフを見てみると、最新である2022年の生産年齢人口が最も多いことが分かります。

また、前年度の2021年よりも41034人多くなっており、生産年齢人口は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1960年の「4925522人」と現在の生産年齢人口「6517761人」を比べると、1.32倍もの差があり、生産年齢人口がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、生産年齢人口が減少している年」が3回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず生産年齢人口も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、スウェーデンにおいては必ずしも総人口が増加すれば生産年齢人口が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、生産年齢人口ではなく労働人口(労働力)の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るスウェーデンの労働人口(労働力)は多い？少ない？

スウェーデンの生産年齢人口は少ない？多い？日本と比較

スウェーデンの生産年齢人口は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、スウェーデンの生産年齢人口を、人口が近い国と比較してみます。

スウェーデンと人口数が一番近いチェコとホンジュラスの生産年齢人口を比較

スウェーデンと人口数が世界で最も近いチェコとホンジュラスの生産年齢人口を比較してみます。

上記の生産年齢人口の比較表をみてみると、

• チェコは、スウェーデンよりも生産年齢人口の数値が約248,796人程しか変わらず、生産年齢人口と総人口もよく似ている
• ホンジュラスは、スウェーデンよりも生産年齢人口の数値が約327,275人程しか変わらず、生産年齢人口と総人口もよく似ている

という結果となっています。

スウェーデンと日本の生産年齢人口を比較

続いて、スウェーデンの生産年齢人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

上記のグラフより、スウェーデンの生産年齢人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると149.6倍も生産年齢人口が少なくアメリカと比べても33.2倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると11.2倍程しか差がなく、日本とスウェーデンの生産年齢人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

スウェーデンをもっと他国と比較する

スウェーデンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の生産年齢人口ランキングでスウェーデンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

スウェーデンは世界の生産年齢人口ランキング(多い順)で91位

スウェーデンの生産年齢人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界生産年齢人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の生産年齢人口ランキング表(人数が多い順)：スウェーデンは91位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	生産年齢人口 (人)
87	チェコ	1067万	63.4	676万
88	ブルンジ	1288万	51.7	666万
89	ポルトガル	1040万	63.9	665万
90	ギリシャ	1042万	63.3	660万
91	スウェーデン	1048万	62.2	651万
92	パプアニューギニア	1014万	62.6	634万
93	ハンガリー	964万	65.5	632万
94	ベラルーシ	922万	66	609万
95	タジキスタン	995万	60.3	599万
96	オーストリア	904万	65.8	595万

→ 世界生産年齢人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の生産年齢人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、スウェーデンは91位と、世界の中でも生産年齢人口が標準的な国ということが分かります。

以下は生産年齢人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

生産年齢人口の世界ランキングTOP10

さらに詳しい世界の生産年齢人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の生産年齢人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とスウェーデンの生産年齢人口を比べる

また、この世界生産年齢人口ランキングの平均値、中央値とスウェーデンの比較グラフは以下となっています。

こちらの表より、スウェーデンの生産年齢人口は平均より17,406,731人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の4,205,043と比較してみると、スウェーデンの生産年齢人口「6517761人」は中央値よりも1.55倍も生産年齢人口が多いということも見えてきます。

スウェーデンを各国の生産年齢人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、生産年齢人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でスウェーデンは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の生産年齢人口率ランキング表(割合が高い)：スウェーデンは148位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	生産年齢人口 (人)
144	ラトビア	187万	62.6	117万
145	パプアニューギニア	1014万	62.6	634万
146	エジプト	1億1099万	62.3	6915万
147	カザフスタン	1962万	62.3	1222万
148	スウェーデン	1048万	62.2	651万
149	ジブラルタル	3万	62.1	2万
150	グアム	17万	62.1	10万
151	ツバル	1万	61.9	6,999
152	レソト	230万	61.8	142万
153	フィンランド	555万	61.6	341万

→ 世界生産年齢人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の生産年齢人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、スウェーデンは148位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では91位だったのですが、総人口に対する生産年齢人口の「割合が高いランキング」では、148位と、その差は57で、スウェーデンにおいては人数と割合の世界ランキングでは少し違いがあるということも、読み取ることができます。

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

また、スウェーデンの統計情報は、こちらのページで273種類以上の全一覧が見られます。
　→　スウェーデンの統計情報TOPページ

あなたの統計考察コメント

統計「グラフで見るスウェーデンの生産年齢人口の割合は高い？低い？」について、あなたの考察やコメントを残そう！