グラフで見るスウェーデンの労働人口(労働力)は多い？少ない？

スウェーデンの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、スウェーデンと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のスウェーデンの労働人口(労働力)

スウェーデンの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は5,594,365人です。

スウェーデンの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
10,415,811人	53.71%	5,594,365人

スウェーデンの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のスウェーデンの労働人口(労働力)の「5,594,365人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？スウェーデンの労働人口(労働力)の1990～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のスウェーデンの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

スウェーデンの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、スウェーデンの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2022年までのスウェーデンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
スウェーデンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

スウェーデンの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したスウェーデンの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2022年までのスウェーデンの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るスウェーデンの労働人口(労働力)の推移(1990～2022年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
総人口(人)	8,558,835	8,617,375	8,668,067	8,718,561	8,780,745	8,826,939	8,840,998	8,846,062	8,850,974	8,857,874	8,872,109	8,895,960	8,924,958	8,958,229	8,993,531	9,029,572	9,080,505	9,148,092	9,219,637	9,298,515	9,378,126	9,449,213	9,519,374	9,600,379	9,696,110	9,799,186	9,923,085	10,057,698	10,175,214	10,278,887	10,353,442	10,415,811	10,415,811
割合(%)	55.42	54.85	53.47	52	51.37	51.7	51.54	51.21	51.05	51.31	50.88	51.27	51.3	51.4	51.34	51.93	52.31	52.74	53.06	52.79	52.72	52.92	52.9	53.12	53.04	52.92	52.91	53.05	53.18	53.07	52.95	52.95	53.71
労働人口(労働力)(人)	4743268	4726207	4634766	4533403	4510507	4563353	4556746	4529787	4518571	4544548	4514130	4561359	4578161	4604143	4616940	4688630	4750136	4824803	4892114	4908238	4944327	5000799	5035590	5099406	5143092	5186060	5250661	5336002	5411383	5455406	5481803	5514678	5594365

上記のスウェーデンの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2022年の労働人口(労働力)が最も多いことが分かります。

また、前年度の2021年よりも79687人多くなっており、労働人口(労働力)は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1994年の「4510507人」と現在の労働人口(労働力)「5594365人」を比べると、1.24倍もの差があり、労働人口(労働力)がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が8回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、スウェーデンにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るスウェーデンの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

スウェーデンの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

スウェーデンの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、スウェーデンの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

スウェーデンと人口数が一番近いチェコとポルトガルの労働人口(労働力)を比較

スウェーデンと人口数が世界で最も近いチェコとポルトガルの労働人口(労働力)を比較してみます。

スウェーデンと人口数の近いチェコとポルトガルの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
チェコ	10,505,772人	50.52	5,307,542人
スウェーデン	10,415,811人	53.71	5,594,365人
ポルトガル	10,325,147人	50.83	5,248,614人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• スウェーデンは、チェコよりも労働人口(労働力)の数値が約286,823人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている
• スウェーデンは、ポルトガルよりも労働人口(労働力)の数値が約345,751人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている

という結果となっています。

スウェーデンと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、スウェーデンの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

スウェーデンの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.36	781,908,269人
アメリカ	331,893,745人	51	169,278,936人
日本	125,681,593人	54.78	68,843,092人
スウェーデン	10,415,811人	53.71	5,594,365人

上記のグラフより、スウェーデンの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると139.8倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても30.3倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると12.3倍程しか差がなく、日本とスウェーデンの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

スウェーデンをもっと他国と比較する

スウェーデンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでスウェーデンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

スウェーデンは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で69位

まずは、スウェーデンの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：スウェーデンは69位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
65	シリア	2132万	31.5	672万
66	アラブ首長国連邦	936万	70.3	657万
67	ジンバブエ	1599万	40	640万
68	ボリビア多民族国	1207万	48.5	586万
69	スウェーデン	1041万	53.7	559万
70	ブルンジ	1255万	44.4	557万
71	チャド	1717万	32.3	554万
72	ベルギー	1159万	46	532万
73	チェコ	1050万	50.5	530万
74	ドミニカ共和国	1111万	47.5	527万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる182カ国の中で、スウェーデンは69位と、世界の中でも労働人口(労働力)が比較的多い国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とスウェーデンの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とスウェーデンの比較グラフは以下となっています。

スウェーデンの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,638,584)と平均値(18,780,404)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
スウェーデン	10,415,811人	53.71	5,594,365人
平均値	-	-	18,780,404人
中央値	-	-	3,638,584人

こちらの表より、スウェーデンの労働人口(労働力)は平均より13,186,039人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の3,638,584と比較してみると、スウェーデンの労働人口(労働力)「5594365人」は中央値よりも1.54倍も労働人口(労働力)が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	スウェーデンの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-05-12T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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