グラフで見る朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口の割合は高い？低い？

朝鮮民主主義人民共和国の2024年に分かる最新の生産年齢人口や、朝鮮民主主義人民共和国と同じ様な生産年齢人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新の朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口と割合

朝鮮民主主義人民共和国の2024年に分かる最新の生産年齢人口は18,088,961人で、総人口に対する割合は69.39%です。
※生産年齢人口とは15歳～64歳までの人口のことです。

朝鮮民主主義人民共和国の最新の生産年齢人口と総人口に対する割合

総人口	割合	生産年齢人口
26,069,416人	69.39%	18,088,961人

また、年少人口や生産年齢人口はこちらから確認できます。

• 朝鮮民主主義人民共和国の年少人口(0~14歳)
• 朝鮮民主主義人民共和国の高齢者人口(65歳以上)

朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在の朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口の「18,088,961人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上の朝鮮民主主義人民共和国の統計と生産年齢人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までの朝鮮民主主義人民共和国の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
朝鮮民主主義人民共和国は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載した朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口グラフの全体図です。

朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口率(割合)の推移

続いて、生産年齢人口の人数ではなく、朝鮮民主主義人民共和国の総人口に対する生産年齢人口の割合「69.39%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までの朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見る朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口と割合の推移(1960～2022年) →横スクロールできます。

年	1960	1961	1962	1963	1964	1965	1966	1967	1968	1969	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
総人口(人)	11,424,176	11,665,595	11,871,712	12,065,468	12,282,419	12,547,525	12,864,954	13,222,694	13,609,982	14,010,339	14,410,400	14,809,521	15,207,771	15,593,351	15,952,078	16,274,740	16,554,746	16,796,578	17,015,983	17,235,666	17,472,140	17,731,230	18,008,564	18,298,214	18,590,138	18,877,238	19,156,795	19,431,986	19,708,323	19,993,755	20,293,054	20,609,150	20,937,404	21,265,834	21,577,982	21,862,299	22,113,438	22,335,267	22,536,753	22,731,482	22,929,075	23,132,980	23,339,453	23,542,426	23,732,731	23,904,167	24,054,864	24,188,331	24,310,142	24,428,341	24,548,836	24,673,385	24,800,612	24,929,452	25,057,752	25,183,833	25,307,744	25,429,985	25,549,819	25,666,158	25,867,467	25,971,909	26,069,416
割合(%)	59.06	58.43	58.95	59.97	60.49	60.06	60.08	58.82	57.01	55.69	55.23	54.57	54.86	55.7	56.5	57.02	57.64	58.12	58.54	59.08	59.8	60.9	61.84	62.73	63.7	64.8	65.39	66.33	67.36	68.15	68.53	68.85	68.75	68.4	68.08	67.95	67.79	67.82	67.98	68.13	68.17	68.15	68.04	67.91	67.84	67.87	67.87	67.99	68.2	68.42	68.6	68.77	68.85	68.92	69.08	69.36	69.63	70.04	70.46	70.75	69.89	69.69	69.39
生産年齢人口(人)	6746977	6815826	6998353	7235328	7429388	7535736	7729837	7777282	7759600	7802618	7959441	8081555	8342543	8684796	9012991	9280550	9542918	9761772	9960747	10182593	10448180	10798940	11136297	11477645	11841783	12231507	12526965	12888727	13275471	13624752	13907751	14190076	14394330	14544802	14690899	14856521	14990012	15148043	15321432	15485871	15630051	15764174	15881270	15988721	16100802	16223628	16325944	16446506	16579811	16713540	16841582	16967453	17075389	17181041	17308745	17467809	17621731	17810004	18003262	18158455	18077657	18100968	18088961

上記の朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口の推移グラフを見てみると、2019年の生産年齢人口が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。

さらに、前年度の2021年の数値「18100968人」よりも少なくなっているため、今後はさらに生産年齢人口が少なくなる可能性があります。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、生産年齢人口が減少している年」が3回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず生産年齢人口も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、朝鮮民主主義人民共和国においては必ずしも総人口が増加すれば生産年齢人口が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、生産年齢人口ではなく労働人口(労働力)の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る朝鮮民主主義人民共和国の労働人口(労働力)は多い？少ない？

朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口は少ない？多い？日本と比較

朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口を、人口が近い国と比較してみます。

朝鮮民主主義人民共和国と人口数が一番近いニジェールとオーストラリアの生産年齢人口を比較

朝鮮民主主義人民共和国と人口数が世界で最も近いニジェールとオーストラリアの生産年齢人口を比較してみます。

朝鮮民主主義人民共和国と人口数の近いニジェールとオーストラリアの生産年齢人口を比較した一覧表

国名	総人口	割合	生産年齢人口
ニジェール	26,207,977人	48.75	12,776,544人
朝鮮民主主義人民共和国	26,069,416人	69.39	18,088,961人
オーストラリア	26,005,540人	64.92	16,882,242人

上記の生産年齢人口の比較表をみてみると、

• 朝鮮民主主義人民共和国は、ニジェールよりも生産年齢人口の数値が約5,312,417人多く、1.42倍多い
• 朝鮮民主主義人民共和国は、オーストラリアよりも生産年齢人口の数値が約1,206,719人程しか変わらず、生産年齢人口と総人口もよく似ている

という結果となっています。

朝鮮民主主義人民共和国と日本の生産年齢人口を比較

続いて、朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	生産年齢人口
中国	1,412,175,000人	69.03	974,838,887人
アメリカ	333,287,557人	64.91	216,345,090人
日本	125,124,989人	58.45	73,138,948人
朝鮮民主主義人民共和国	26,069,416人	69.39	18,088,961人

上記のグラフより、朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると53.9倍も生産年齢人口が少なくアメリカと比べても12倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると4倍程しか差がなく、日本と朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

朝鮮民主主義人民共和国をもっと他国と比較する

朝鮮民主主義人民共和国のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の生産年齢人口ランキングで朝鮮民主主義人民共和国は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

朝鮮民主主義人民共和国は世界の生産年齢人口ランキング(多い順)で49位

朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界生産年齢人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の生産年齢人口ランキング表(人数が多い順)：朝鮮民主主義人民共和国は49位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	生産年齢人口 (人)
45	ガーナ	3347万	59.5	1992万
46	ネパール	3054万	65	1986万
47	イエメン	3369万	57.8	1949万
48	アンゴラ	3558万	52.4	1864万
49	朝鮮民主主義人民共和国	2606万	69.4	1808万
50	ベネズエラ	2830万	63.8	1806万
51	モザンビーク	3296万	53.9	1777万
52	マダガスカル	2961万	57.6	1705万
53	オーストラリア	2600万	64.9	1688万
54	コートジボワール	2816万	56.1	1580万

→ 世界生産年齢人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の生産年齢人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、朝鮮民主主義人民共和国は49位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でも生産年齢人口が比較的多い国ということが分かります。

以下は生産年齢人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

生産年齢人口の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の生産年齢人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の生産年齢人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値と朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口を比べる

また、この世界生産年齢人口ランキングの平均値、中央値と朝鮮民主主義人民共和国の比較グラフは以下となっています。

朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口を世界の中央値(4,205,043)と平均値(23,924,492)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	生産年齢人口
朝鮮民主主義人民共和国	26,069,416人	69.39	18,088,961人
平均値	-	-	23,924,492人
中央値	-	-	4,205,043人

こちらの表より、朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口は平均より5,835,531人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の4,205,043と比較してみると、朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口「18088961人」は中央値よりも4.3倍も生産年齢人口が多いということも見えてきます。

朝鮮民主主義人民共和国を各国の生産年齢人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、生産年齢人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)で朝鮮民主主義人民共和国は世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の生産年齢人口率ランキング表(割合が高い)：朝鮮民主主義人民共和国は30位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	生産年齢人口 (人)
26	マレーシア	3393万	69.8	2369万
27	コロンビア	5187万	69.7	3613万
28	トリニダード・トバゴ	153万	69.4	106万
29	アゼルバイジャン	1014万	69.4	703万
30	朝鮮民主主義人民共和国	2606万	69.4	1808万
31	タイ	7169万	69.3	4966万
32	キプロス	125万	69.2	86万
33	ルクセンブルク	65万	69.2	45万
34	グリーンランド	5万	69.1	3万
35	パラオ	1万	69.1	1万

→ 世界生産年齢人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の生産年齢人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、朝鮮民主主義人民共和国は30位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では49位だったのですが、総人口に対する生産年齢人口の「割合が高いランキング」では、30位と、その差は19で、あまり違いがないことも上記のランキング表より読み取ることができます、

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	朝鮮民主主義人民共和国の生産年齢人口データ
更新日時	2024-03-30T03:03:08+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Bank staff estimates using the World Bank's total population and age/sex distributions of the United Nations Population Division's World Population Prospects: 2019 Revision.

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