グラフで見るオーストリアの労働人口(労働力)は多い？少ない？

オーストリアの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)や、オーストリアと同じ様な労働人口(労働力)の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2023年に分かる最新のオーストリアの労働人口(労働力)

オーストリアの2023年に分かる最新の労働人口(労働力)は4,689,420人です。

オーストリアの最新の労働人口(労働力)

総人口	割合	労働人口(労働力)
8,955,797人	52.36%	4,689,420人

オーストリアの労働人口(労働力)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のオーストリアの労働人口(労働力)の「4,689,420人」は、過去と比べて上がってきているのでしょうか？オーストリアの労働人口(労働力)の1990～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のオーストリアの統計と労働人口(労働力)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

オーストリアの労働人口(労働力)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、オーストリアの労働人口(労働力)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2021年までのオーストリアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
オーストリアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

オーストリアの労働人口(労働力)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したオーストリアの労働人口(労働力)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2021年までのオーストリアの労働人口(労働力)の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るオーストリアの労働人口(労働力)の推移(1990～2021年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
総人口(人)	7,677,850	7,754,891	7,840,709	7,905,633	7,936,118	7,948,278	7,959,017	7,968,041	7,976,789	7,992,324	8,011,566	8,042,293	8,081,957	8,121,423	8,171,966	8,227,829	8,268,641	8,295,487	8,321,496	8,343,323	8,363,404	8,391,643	8,429,991	8,479,823	8,546,356	8,642,699	8,736,668	8,797,566	8,840,521	8,879,920	8,916,864	8,955,797
割合(%)	46.47	46.65	47.14	47.2	48.23	48.59	48.18	47.99	48.38	48.65	48.67	48.33	49.16	49.16	47.62	48.82	49.28	50.18	50.59	51.02	51.13	51.3	51.63	51.82	51.63	51.61	51.93	51.91	52.05	52.55	52.02	52.36
労働人口(労働力)(人)	3568280	3617487	3696441	3731731	3827586	3862031	3834266	3823947	3859067	3888031	3899049	3886923	3972924	3992277	3891230	4017205	4074387	4162676	4209458	4256745	4276558	4305238	4352557	4394140	4412653	4460833	4537043	4566743	4601213	4666182	4638300	4689420

上記のオーストリアの労働人口(労働力)の推移グラフを見てみると、最新である2021年の労働人口(労働力)が最も多いことが分かります。

また、前年度の2020年よりも51120人多くなっており、労働人口(労働力)は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少ない1990年の「3568280人」と現在の労働人口(労働力)「4689420人」を比べると、1.31倍もの差があり、労働人口(労働力)がいかに上昇したかが見えてきます。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、労働人口(労働力)が減少している年」が5回あることです。

逆に、総人口が減少している場合は、必ず労働人口(労働力)も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。

これらの事より、オーストリアにおいては必ずしも総人口が増加すれば労働人口(労働力)が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、労働人口(労働力)ではなく、年齢別の人口ピラミッドであれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るオーストリアの人口ピラミッド(全年齢・男女別・少子化・高齢化の考察)

オーストリアの労働人口(労働力)は少ない？多い？日本と比較

オーストリアの労働人口(労働力)は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、オーストリアの労働人口(労働力)を、人口が近い国と比較してみます。

オーストリアと人口数が一番近いベラルーシとスイスの労働人口(労働力)を比較

オーストリアと人口数が世界で最も近いベラルーシとスイスの労働人口(労働力)を比較してみます。

オーストリアと人口数の近いベラルーシとスイスの労働人口(労働力)を比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
ベラルーシ	9,340,314人	52.59	4,912,087人
オーストリア	8,955,797人	52.36	4,689,420人
スイス	8,703,405人	57.23	4,980,847人

上記の労働人口(労働力)の比較表をみてみると、

• ベラルーシは、オーストリアよりも労働人口(労働力)の数値が約222,667人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている
• スイスは、オーストリアよりも労働人口(労働力)の数値が約291,427人程しか変わらず、労働人口(労働力)と人口もよく似ている

という結果となっています。

オーストリアと日本の労働人口(労働力)を比較

続いて、オーストリアの労働人口(労働力)を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

オーストリアの労働人口(労働力)を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
中国	1,412,360,000人	55.25	780,370,667人
アメリカ	331,893,745人	50.05	166,120,892人
日本	125,681,593人	54.79	68,858,890人
オーストリア	8,955,797人	52.36	4,689,420人

上記のグラフより、オーストリアの労働人口(労働力)は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると166.4倍も労働人口(労働力)が少なくアメリカと比べても35.4倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると14.7倍程しか差がなく、日本とオーストリアの労働人口(労働力)は比較的近い数値であるということも見えてきます。

オーストリアをもっと他国と比較する

オーストリアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の労働人口(労働力)ランキングでオーストリアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

オーストリアは世界の労働人口(労働力)ランキング(多い)で85位

まずは、オーストリアの労働人口(労働力)を世界で見たときに何番目に多いのかを世界労働人口(労働力)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の労働人口(労働力)ランキング表：オーストリアは85位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	労働人口(労働力) (人)
81	セネガル	1687万	29.6	499万
82	スイス	870万	57.2	498万
83	ハンガリー	970万	50.7	492万
84	ベラルーシ	934万	52.6	491万
85	オーストリア	895万	52.4	468万
86	ベナン	1299万	35.8	464万
87	ギリシャ	1064万	43.3	460万
88	ルワンダ	1346万	34.1	458万
89	ホンジュラス	1027万	43.1	442万
90	イスラエル	936万	45.2	423万

→ 世界労働人口(労働力)ランキングをもっと見る

こちらの世界の労働人口(労働力)が多いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、オーストリアは85位と、世界の中でも労働人口(労働力)が標準的な国ということが分かります。

以下は労働人口(労働力)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

労働人口(労働力)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の労働人口(労働力)が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の労働人口(労働力)が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とオーストリアの労働人口(労働力)を比べる

また、この世界労働人口(労働力)ランキングの平均値、中央値とオーストリアの比較グラフは以下となっています。

オーストリアの労働人口(労働力)を世界の中央値(3,989,952)と平均値(18,713,232)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	労働人口(労働力)
オーストリア	8,955,797人	52.36	4,689,420人
平均値	-	-	18,713,232人
中央値	-	-	3,989,952人

こちらの表より、オーストリアの労働人口(労働力)は平均より14,023,812人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の3,989,952と比較してみると、オーストリアの労働人口(労働力)「4689420人」は中央値より労働人口(労働力)が少し多い(1.18倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	オーストリアの労働人口(労働力)データ
更新日時	2023-03-06T03:03:09+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Derived using data from International Labour Organization, ILOSTAT database. The data retrieved in March 1, 2020.

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