バーレーンの温室効果ガス総排出量(推移と比較グラフ)

バーレーンの温室効果ガス総排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

温室効果ガス総排出量とは？

温室効果ガス総排出量とは、短サイクルのバイオマス燃焼（農業廃棄物燃焼やサバンナ燃焼など）を除いたCO2総量から構成されていますが、その他のバイオマス燃焼（森林火災、燃焼後の崩壊、泥炭火災、排水された泥炭地の崩壊など）、すべての人為的なCH4源、N2O源、Fガス（HFCs、PFCs、SF6）を含んだものとなります。また、この統計データの単位はCO2換算されたキロトン(kt)で示されています。

バーレーンの温室効果ガス総排出量はどのくらい？

バーレーンの温室効果ガス総排出量は、32,849(kt)です。(2012年調査)

バーレーンの温室効果ガス総排出量(2012年)

国名	温室効果ガス総排出量
バーレーン	32,849(kt)

バーレーンの温室効果ガス総排出量推移グラフ(1970年～現在)

では、現在のバーレーンの温室効果ガス総排出量の「32,849(kt)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

バーレーンの温室効果ガス総排出量の1970～2012年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1970～2012年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のバーレーンの統計と温室効果ガス総排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

バーレーンの温室効果ガス総排出量の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、バーレーンの温室効果ガス総排出量の世界順位の変遷です。

過去の1970年から2012年までのバーレーンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
バーレーンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

バーレーンの温室効果ガス総排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したバーレーンの温室効果ガス総排出量グラフの全体図です。

また、下記は1970～2012年までのバーレーンの温室効果ガス総排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るバーレーンの温室効果ガス総排出量の推移(1970～2012年) →横スクロールできます。

年	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1999	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2009	2010	2011	2012
温室効果ガス総排出量(kt)	3,808.82	3,952.23	5,904.10	6,762.56	7,858.14	7,965.18	8,567.60	9,310.14	9,744.69	10,339.16	10,456.55	11,138.70	12,013.51	12,364.74	12,769.21	14,634.29	16,263.36	16,127.13	16,271.90	16,281.22	17,050.71	14,435.82	15,182.04	15,330.09	15,216.51	15,330.07	15,986.52	18,047.95	19,051.28	19,967.01	20,539.29	21,451.12	23,432.38	25,118.22	29,249.58	30,921.97	31,941.04	32,849.11
前回比(差引値)	-	143.41	1,952	858.46	1,096	107.04	602.42	742.54	434.55	594.47	117.39	682.14	874.81	351.23	404.47	1,865	1,629	-136.22	144.77	9.31	769.49	-2,615	746.22	148.05	-113.57	113.56	656.44	2,061	1,003	915.73	572.28	911.83	1,981	1,686	4,131	1,672	1,019	908.06
前回比(%)	-	103.77	149.39	114.54	116.2	101.36	107.56	108.67	104.67	106.1	101.14	106.52	107.85	102.92	103.27	114.61	111.13	99.16	100.9	100.06	104.73	84.66	105.17	100.98	99.26	100.75	104.28	112.89	105.56	104.81	102.87	104.44	109.24	107.19	116.45	105.72	103.3	102.84

上記のバーレーンの温室効果ガス総排出量の推移グラフを見てみると、最新である2012年の温室効果ガス総排出量が最も多いことが分かります。

また、前回の2011年よりも908.063284285(kt)多くなっており、温室効果ガス総排出量は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少い1970年の「3808.819296(kt)」と現在の温室効果ガス総排出量「32849.105728773(kt)」を比べると、8.62倍もの差があり、温室効果ガス総排出量がいかに上昇したかが見えてきます。

また、温室効果ガス総排出量ではなく固体燃料使用時のCO2排出量(全体に占める割合)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　バーレーンの固体燃料使用時のCO2排出量(全体に占める割合)

バーレーンの温室効果ガス総排出量は少い？多い？日本と比較

バーレーンの温室効果ガス総排出量は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか？

バーレーンとギニアビサウとトリニダード・トバゴの温室効果ガス総排出量を比較

まずは、バーレーンと人口数が世界で最も近いギニアビサウとトリニダード・トバゴの温室効果ガス総排出量を比較してみます。

バーレーンと人口数の近いギニアビサウとトリニダード・トバゴの温室効果ガス総排出量を比較した一覧表

国名	総人口	温室効果ガス総排出量
ギニアビサウ	1,874,309人	7,605(kt)
バーレーン	1,569,439人	32,849(kt)
トリニダード・トバゴ	1,389,858人	61,309(kt)

上記の温室効果ガス総排出量の比較表をみてみると、

• バーレーンは、ギニアビサウよりも温室効果ガス総排出量の数値が約25,244も多く、4.32倍も高い
• トリニダード・トバゴは、バーレーンよりも温室効果ガス総排出量の数値が約28,459も多く、1.87倍も高い

という結果となっています。

特に、バーレーンとギニアビサウは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、温室効果ガス総排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

バーレーンと日本の温室効果ガス総排出量を比較

続いて、バーレーンの温室効果ガス総排出量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

バーレーンの温室効果ガス総排出量をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	温室効果ガス総排出量
中国	1,392,730,000人	12,454,711(kt)
アメリカ	326,687,501人	6,343,841(kt)
日本	126,529,100人	1,478,859(kt)
バーレーン	1,569,439人	32,849(kt)

上記のグラフより、バーレーンの温室効果ガス総排出量は中国・アメリカ・日本よりも少いということが分かります。

特に、中国と比較すると379.1倍も温室効果ガス総排出量が少なくアメリカと比べても193.1倍もの差があることが分かります。

バーレーンをもっと他国と比較する

バーレーンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の温室効果ガス総排出量ランキングでバーレーンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

バーレーンは世界の温室効果ガス総排出量ランキング(多い順)で105位

まずは、バーレーンの温室効果ガス総排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界温室効果ガス総排出量ランキング表を用いて、みていきます。

世界の温室効果ガス総排出量ランキング表：バーレーンは105位

順位	国名	温室効果ガス総排出量 (kt)
101	ウルグアイ	3万
102	ベナン	3万
103	コートジボワール	3万
104	ドミニカ共和国	3万
105	バーレーン	3万
106	グアテマラ	3万
107	スリランカ	3万
108	クロアチア	3万
109	リトアニア	2万
110	ヨルダン	2万

→ 世界の温室効果ガス総排出量ランキングをもっと見る

こちらの世界の温室効果ガス総排出量が多いランキング表では、統計が取れる176カ国の中で、バーレーンは105位と、世界の中でも温室効果ガス総排出量が比較的少い国ということが分かります。

以下は温室効果ガス総排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

温室効果ガス総排出量の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の温室効果ガス総排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の温室効果ガス総排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とバーレーンの温室効果ガス総排出量を比べる

また、この世界温室効果ガス総排出量ランキングの平均値、中央値とバーレーンの比較グラフは以下となっています。

バーレーンの温室効果ガス総排出量を世界の中央値(52,583)と平均値(288,201)と比較した一覧表

国名	温室効果ガス総排出量
バーレーン	32,849(kt)
平均値	288,201(kt)
中央値	52,583(kt)

こちらの表より、バーレーンの温室効果ガス総排出量は平均より255,352(kt)少いという結果が見えてきます。

また、中央値の52,583と比較してみると、バーレーンの温室効果ガス総排出量は中央値より3.8割少いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	バーレーンの温室効果ガス総排出量データ
単位	(kt)
期間	1970～2012年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - European Commission, Joint Research Centre ( JRC )/Netherlands Environmental Assessment Agency ( PBL ). Emission Database for Global Atmospheric Research ( EDGAR ), EDGARv4.2 FT2012: edgar.jrc.ec.europa.eu

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