アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量は、6,343,841(kt)です。(2012年調査)
国名 | 温室効果ガス総排出量 |
---|---|
アメリカ合衆国 | 6,343,841(kt) |
※Source:worldbank.org 詳細
2012年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2021年3月20日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のアメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量の「6,343,841(kt)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量の1970~2012年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1970~2012年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のアメリカ合衆国の統計と温室効果ガス総排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量の世界順位の変遷です。
過去の1970年から2012年までのアメリカ合衆国の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
アメリカ合衆国は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したアメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量の推移(1970~2012年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:温室効果ガス総排出量
また、下記は1970~2012年までのアメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
温室効果ガス総排出量(kt) | 5,400,503.50 | 5,440,420.62 | 5,704,297.25 | 5,912,971.38 | 5,756,864.10 | 5,539,255.42 | 5,868,459.65 | 6,048,233.10 | 6,054,464.70 | 6,135,462.90 | 5,896,082.80 | 5,830,249.40 | 5,534,118.00 | 5,524,777.80 | 5,761,217.30 | 5,776,897.60 | 5,731,026.30 | 5,743,632.70 | 6,185,748.00 | 6,221,391.60 | 6,136,093.50 | 6,073,643.80 | 6,137,498.40 | 6,282,704.30 | 6,374,979.20 | 6,365,296.60 | 6,577,713.10 | 6,724,414.40 | 6,749,016.10 | 6,808,137.80 | 6,969,123.80 | 6,821,235.60 | 6,981,786.80 | 6,991,255.20 | 7,244,271.50 | 7,182,808.40 | 6,994,086.90 | 7,128,951.70 | 6,648,991.20 | 6,604,068.95 | 6,713,348.97 | 6,571,653.98 | 6,343,840.51 |
前回比(差引値) | - | 39,917 | 263,877 | 208,674 | -156,107 | -217,609 | 329,204 | 179,773 | 6,232 | 80,998 | -239,380 | -65,833 | -296,131 | -9,340 | 236,440 | 15,680 | -45,871 | 12,606 | 442,115 | 35,644 | -85,298 | -62,450 | 63,855 | 145,206 | 92,275 | -9,683 | 212,417 | 146,701 | 24,602 | 59,122 | 160,986 | -147,888 | 160,551 | 9,468 | 253,016 | -61,463 | -188,722 | 134,865 | -479,961 | -44,922 | 109,280 | -141,695 | -227,813 |
前回比(%) | - | 100.74 | 104.85 | 103.66 | 97.36 | 96.22 | 105.94 | 103.06 | 100.1 | 101.34 | 96.1 | 98.88 | 94.92 | 99.83 | 104.28 | 100.27 | 99.21 | 100.22 | 107.7 | 100.58 | 98.63 | 98.98 | 101.05 | 102.37 | 101.47 | 99.85 | 103.34 | 102.23 | 100.37 | 100.88 | 102.36 | 97.88 | 102.35 | 100.14 | 103.62 | 99.15 | 97.37 | 101.93 | 93.27 | 99.32 | 101.65 | 97.89 | 96.53 |
上記のアメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量の推移グラフを見てみると、2004年の温室効果ガス総排出量が最も多く、統計で分かる最新の2012年はそれよりも少いことが見えてきます。
さらに、前回の2011年の数値「6571653.9769676(kt)」よりも少なくなっているため、今後はさらに温室効果ガス総排出量が少なくなる可能性があります。
また、温室効果ガス総排出量ではなく固体燃料使用時のCO2排出量(全体に占める割合)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ アメリカ合衆国の固体燃料使用時のCO2排出量(全体に占める割合)
アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか?
まずは、アメリカ合衆国と人口数が世界で最も近いインドとインドネシアの温室効果ガス総排出量を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 温室効果ガス総排出量 |
---|---|---|
インド | 1,352,617,328人 | 3,002,895(kt) |
アメリカ合衆国 | 326,687,501人 | 6,343,841(kt) |
インドネシア | 267,663,435人 | 780,551(kt) |
上記の温室効果ガス総排出量の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、アメリカ合衆国とインドネシアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、温室効果ガス総排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量を、中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 温室効果ガス総排出量 |
---|---|---|
中国 | 1,392,730,000人 | 12,454,711(kt) |
アメリカ合衆国 | 326,687,501人 | 6,343,841(kt) |
日本 | 126,529,100人 | 1,478,859(kt) |
上記のグラフより、アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量は日本よりは多いが、中国よりは少いということが分かります。
特に、日本と比較すると4.3倍も温室効果ガス総排出量が多いということが分かります。
また、中国の温室効果ガス総排出量と比較するとアメリカ合衆国の2倍の差があるという結果が見えてきます。
アメリカ合衆国のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の温室効果ガス総排出量ランキングでアメリカ合衆国は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界温室効果ガス総排出量ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 温室効果ガス総排出量 (kt) |
---|---|---|
2 | アメリカ合衆国 | 634万 |
3 | インド | 300万 |
4 | ブラジル | 298万 |
5 | ロシア連邦 | 280万 |
6 | 日本 | 147万 |
7 | カナダ | 102万 |
8 | ドイツ | 95万 |
9 | コンゴ民主共和国 | 80万 |
10 | インドネシア | 78万 |
11 | オーストラリア | 76万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の温室効果ガス総排出量が多いランキング表では、統計が取れる176カ国の中で、アメリカ合衆国は2位と、上位5カ国にランクインしており、世界の中でも温室効果ガス総排出量が非常に多い国ということが分かります。
以下は温室効果ガス総排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の温室効果ガス総排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の温室効果ガス総排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界温室効果ガス総排出量ランキングの平均値、中央値とアメリカ合衆国の比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 温室効果ガス総排出量 |
---|---|
アメリカ合衆国 | 6,343,841(kt) |
平均値 | 288,201(kt) |
中央値 | 52,583(kt) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量は平均より22.01倍多いという結果が見えてきます。
また、中央値の52,583と比較してみると、アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量「6343840.5077461(kt)」は中央値よりも120.65倍も温室効果ガス総排出量が多いということも見えてきます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | アメリカ合衆国の温室効果ガス総排出量データ |
単位 | (kt) |
期間 | 1970~2012年 |
更新日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 |
確認日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - European Commission, Joint Research Centre ( JRC )/Netherlands Environmental Assessment Agency ( PBL ). Emission Database for Global Atmospheric Research ( EDGAR ), EDGARv4.2 FT2012: edgar.jrc.ec.europa.eu |
その他にも、グラフで見るアメリカ合衆国の統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
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