アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量は、15.5(トン)です。(2016年調査)
国名 | 1人当たりのCO2排出量 |
---|---|
アメリカ合衆国 | 15.5(トン) |
※Source:worldbank.org 詳細
2016年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2021年3月20日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のアメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量の「15.5(トン)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量の1960~2016年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1960~2016年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のアメリカ合衆国の統計と1人当たりのCO2排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量の世界順位の変遷です。
過去の1960年から2016年までのアメリカ合衆国の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
アメリカ合衆国は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したアメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量の推移(1960~2016年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:1人当たりのCO2排出量
また、下記は1960~2016年までのアメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1960 | 1961 | 1962 | 1963 | 1964 | 1965 | 1966 | 1967 | 1968 | 1969 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 |
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1人当たりのCO2排出量(トン) | 16.00 | 15.68 | 16.01 | 16.48 | 16.97 | 17.45 | 18.12 | 18.60 | 19.09 | 19.86 | 21.11 | 20.98 | 21.75 | 22.51 | 21.50 | 20.40 | 21.16 | 21.53 | 21.97 | 21.78 | 20.79 | 19.77 | 18.59 | 18.57 | 18.98 | 18.88 | 18.72 | 19.35 | 20.01 | 20.08 | 19.32 | 19.06 | 19.14 | 19.35 | 19.36 | 19.28 | 19.50 | 19.69 | 19.58 | 19.73 | 20.18 | 19.64 | 19.61 | 19.56 | 19.66 | 19.59 | 19.09 | 19.22 | 18.46 | 17.16 | 17.44 | 16.92 | 16.19 | 16.36 | 16.42 | 15.99 | 15.50 |
前年比(差引値) | - | -0.32 | 0.33 | 0.47 | 0.49 | 0.48 | 0.67 | 0.48 | 0.49 | 0.77 | 1.25 | -0.13 | 0.77 | 0.76 | -1.01 | -1.1 | 0.76 | 0.37 | 0.44 | -0.19 | -0.99 | -1.02 | -1.18 | -0.02 | 0.41 | -0.09 | -0.16 | 0.63 | 0.66 | 0.07 | -0.75 | -0.27 | 0.08 | 0.21 | 0.01 | -0.08 | 0.22 | 0.19 | -0.11 | 0.15 | 0.45 | -0.54 | -0.02 | -0.05 | 0.09 | -0.07 | -0.5 | 0.12 | -0.76 | -1.3 | 0.29 | -0.53 | -0.72 | 0.17 | 0.05 | -0.43 | -0.49 |
前年比(%) | - | 98.01 | 102.12 | 102.93 | 102.94 | 102.85 | 103.84 | 102.63 | 102.64 | 104.03 | 106.31 | 99.38 | 103.66 | 103.5 | 95.52 | 94.88 | 103.7 | 101.77 | 102.05 | 99.12 | 95.44 | 95.09 | 94.05 | 99.9 | 102.18 | 99.5 | 99.14 | 103.36 | 103.41 | 100.33 | 96.25 | 98.62 | 100.44 | 101.08 | 100.07 | 99.56 | 101.14 | 101 | 99.44 | 100.76 | 102.29 | 97.31 | 99.88 | 99.75 | 100.48 | 99.66 | 97.46 | 100.65 | 96.07 | 92.94 | 101.66 | 96.97 | 95.73 | 101.04 | 100.33 | 97.4 | 96.95 |
上記のアメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量の推移グラフを見てみると、最新である2016年の1人当たりのCO2排出量が最も少いことが分かります。
また、前年の2015年よりも0.487662277098(トン)少なくなっており、1人当たりのCO2排出量は下がりつつあると言えます。
特に、最も1人当たりのCO2排出量が多かった1973年と現在の1人当たりのCO2排出量を比べると、1.03倍もの差があり、1人当たりのCO2排出量がいかに減少したかが見えてきます。
また、1人当たりのCO2排出量ではなく液体燃料使用時のCO2排出量の割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ アメリカ合衆国の液体燃料使用時のCO2排出量の割合
アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか?
まずは、アメリカ合衆国と人口数が世界で最も近いインドとインドネシアの1人当たりのCO2排出量を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 1人当たりのCO2排出量 |
---|---|---|
インド | 1,352,617,328人 | 1.82(トン) |
アメリカ合衆国 | 326,687,501人 | 15.5(トン) |
インドネシア | 267,663,435人 | 2.15(トン) |
上記の1人当たりのCO2排出量の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、アメリカ合衆国とインドは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、1人当たりのCO2排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量を、中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 1人当たりのCO2排出量 |
---|---|---|
中国 | 1,392,730,000人 | 7.18(トン) |
アメリカ合衆国 | 326,687,501人 | 15.5(トン) |
日本 | 126,529,100人 | 8.94(トン) |
上記のグラフより、アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量が最も多いということが分かります。
特に、中国と比較すると2.2倍も1人当たりのCO2排出量が多く、日本と比べると1.7倍、アメリカ合衆国と比べると1倍の差があることが分かります。
アメリカ合衆国のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の1人当たりのCO2排出量ランキングでアメリカ合衆国は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界1人当たりのCO2排出量ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 1人当たりのCO2排出量 (トン) |
---|---|---|
8 | ジブラルタル | 18.8 |
9 | ブルネイ・ダルサラーム | 18.26 |
10 | サウジアラビア | 17.37 |
11 | オーストラリア | 15.54 |
12 | アメリカ合衆国 | 15.5 |
13 | ルクセンブルク | 15.44 |
14 | カナダ | 15.09 |
15 | オマーン | 14.17 |
16 | カザフスタン | 13.89 |
17 | フェロー諸島 | 13.09 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の1人当たりのCO2排出量が多いランキング表では、統計が取れる201カ国の中で、アメリカ合衆国は12位と、上位20カ国にランクインしており、世界の中でも1人当たりのCO2排出量が多い国ということが分かります。
以下は1人当たりのCO2排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の1人当たりのCO2排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の1人当たりのCO2排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界1人当たりのCO2排出量ランキングの平均値、中央値とアメリカ合衆国の比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 1人当たりのCO2排出量 |
---|---|
アメリカ合衆国 | 15.5(トン) |
平均値 | 5(トン) |
中央値 | 3(トン) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量は平均より3.23倍多いという結果が見えてきます。
また、中央値の3と比較してみると、アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量「15.502203980958(トン)」は中央値よりも5.85倍も1人当たりのCO2排出量が多いということも見えてきます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | アメリカ合衆国の1人当たりのCO2排出量データ |
単位 | (トン) |
期間 | 1960~2016年 |
更新日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 |
確認日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - Carbon Dioxide Information Analysis Center, Environmental Sciences Division, Oak Ridge National Laboratory, Tennessee, United States. |
その他にも、グラフで見るアメリカ合衆国の統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
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