オマーンの1人当たりのCO2排出量(推移と比較グラフ)

オマーンの1人当たりのCO2排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

1人当たりのCO2排出量とは？

CO2(二酸化炭素)排出量とは、化石燃料の燃焼とセメントの製造に起因するもので、固形燃料、液体燃料、ガス燃料、ガスフレアリングの消費時に発生する二酸化炭素が含まれます。ここでの統計データでは、CO2排出量の1人あたりの値を表示しています。

オマーンの1人当たりのCO2排出量はどのくらい？

オマーンの1人当たりのCO2排出量は、14.17(トン)です。(2016年調査)

オマーンの1人当たりのCO2排出量(2016年)

国名	1人当たりのCO2排出量
オマーン	14.17(トン)

オマーンの1人当たりのCO2排出量推移グラフ(1964年～現在)

では、現在のオマーンの1人当たりのCO2排出量の「14.17(トン)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

オマーンの1人当たりのCO2排出量の1964～2016年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1964～2016年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のオマーンの統計と1人当たりのCO2排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

オマーンの1人当たりのCO2排出量の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、オマーンの1人当たりのCO2排出量の世界順位の変遷です。

過去の1964年から2016年までのオマーンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
オマーンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

オマーンの1人当たりのCO2排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したオマーンの1人当たりのCO2排出量グラフの全体図です。

また、下記は1964～2016年までのオマーンの1人当たりのCO2排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るオマーンの1人当たりのCO2排出量の推移(1964～2016年) →横スクロールできます。

年	1964	1965	1966	1967	1968	1969	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016
1人当たりのCO2排出量(トン)	0.02	0.04	0.05	0.21	0.24	0.33	0.32	2.80	2.69	2.62	2.77	8.23	8.98	8.70	7.55	7.07	5.24	4.93	4.45	5.53	5.63	5.78	6.33	5.84	6.31	5.78	6.24	6.17	6.04	6.43	7.06	7.19	6.72	6.84	7.31	9.18	9.56	8.84	10.91	13.57	11.44	11.90	15.35	16.63	15.52	14.29	15.59	16.62	17.05	16.48	15.20	15.32	14.17
前回比(差引値)	-	0.02	0	0.16	0.03	0.1	-0.01	2.47	-0.1	-0.07	0.16	5.45	0.75	-0.28	-1.15	-0.48	-1.83	-0.31	-0.48	1.09	0.1	0.15	0.55	-0.48	0.47	-0.53	0.46	-0.07	-0.13	0.39	0.63	0.12	-0.47	0.13	0.47	1.88	0.38	-0.72	2.07	2.67	-2.13	0.46	3.44	1.29	-1.11	-1.23	1.3	1.03	0.44	-0.58	-1.28	0.12	-1.16
前回比(%)	-	227.32	111.26	449.81	115.51	141.07	96.81	862.27	96.3	97.22	106	296.55	109.14	96.9	86.76	93.7	74.06	94.12	90.17	124.48	101.78	102.63	109.43	92.37	107.97	91.64	107.98	98.85	97.94	106.4	109.85	101.75	93.42	101.87	106.81	125.68	104.14	92.43	123.41	124.43	84.31	104.02	128.91	108.39	93.33	92.06	109.09	106.59	102.62	96.63	92.25	100.8	92.46

上記のオマーンの1人当たりのCO2排出量の推移グラフを見てみると、2012年の1人当たりのCO2排出量が最も多く、統計で分かる最新の2016年はそれよりも少いことが見えてきます。

さらに、前回の2015年の数値「15.322461866246(トン)」よりも少なくなっているため、今後はさらに1人当たりのCO2排出量が少なくなる可能性があります。

また、1人当たりのCO2排出量ではなく液体燃料使用時のCO2排出量の割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　オマーンの液体燃料使用時のCO2排出量の割合

オマーンの1人当たりのCO2排出量は少い？多い？日本と比較

オマーンの1人当たりのCO2排出量は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか？

オマーンとニュージーランドとリベリアの1人当たりのCO2排出量を比較

まずは、オマーンと人口数が世界で最も近いニュージーランドとリベリアの1人当たりのCO2排出量を比較してみます。

オマーンと人口数の近いニュージーランドとリベリアの1人当たりのCO2排出量を比較した一覧表

国名	総人口	1人当たりのCO2排出量
ニュージーランド	4,841,000人	7.33(トン)
オマーン	4,829,483人	14.17(トン)
リベリア	4,818,977人	0.3(トン)

上記の1人当たりのCO2排出量の比較表をみてみると、

• オマーンは、ニュージーランドよりも1人当たりのCO2排出量の数値が約7も多く、1.93倍も高い
• オマーンは、リベリアよりも1人当たりのCO2排出量の数値が約14も多く、46.88倍も高い

という結果となっています。

特に、オマーンとリベリアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、1人当たりのCO2排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

オマーンと日本の1人当たりのCO2排出量を比較

続いて、オマーンの1人当たりのCO2排出量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

オマーンの1人当たりのCO2排出量をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	1人当たりのCO2排出量
中国	1,392,730,000人	7.18(トン)
アメリカ	326,687,501人	15.5(トン)
日本	126,529,100人	8.94(トン)
オマーン	4,829,483人	14.17(トン)

上記のグラフより、オマーンの1人当たりのCO2排出量は日本よりは多いが、アメリカよりは少いということが分かります。

特に、中国と比較すると2倍も1人当たりのCO2排出量が多いということが分かります。

また、日本の1人当たりのCO2排出量と比較するとオマーンの0.6倍程であるということも見えてきます。

オマーンをもっと他国と比較する

オマーンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の1人当たりのCO2排出量ランキングでオマーンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

オマーンは世界の1人当たりのCO2排出量ランキング(多い順)で15位

まずは、オマーンの1人当たりのCO2排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界1人当たりのCO2排出量ランキング表を用いて、みていきます。

世界の1人当たりのCO2排出量ランキング表：オマーンは15位

順位	国名	1人当たりのCO2排出量 (トン)
11	オーストラリア	15.54
12	アメリカ合衆国	15.5
13	ルクセンブルク	15.44
14	カナダ	15.09
15	オマーン	14.17
16	カザフスタン	13.89
17	フェロー諸島	13.09
18	パラオ	12.62
19	エストニア	12.61
20	トルクメニスタン	12.47

→ 世界の1人当たりのCO2排出量ランキングをもっと見る

こちらの世界の1人当たりのCO2排出量が多いランキング表では、統計が取れる201カ国の中で、オマーンは15位と、上位20カ国にランクインしており、世界の中でも1人当たりのCO2排出量が多い国ということが分かります。

以下は1人当たりのCO2排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

1人当たりのCO2排出量の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の1人当たりのCO2排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の1人当たりのCO2排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とオマーンの1人当たりのCO2排出量を比べる

また、この世界1人当たりのCO2排出量ランキングの平均値、中央値とオマーンの比較グラフは以下となっています。

オマーンの1人当たりのCO2排出量を世界の中央値(3)と平均値(5)と比較した一覧表

国名	1人当たりのCO2排出量
オマーン	14.17(トン)
平均値	5(トン)
中央値	3(トン)

こちらの表より、オマーンの1人当たりのCO2排出量は平均より2.96倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の3と比較してみると、オマーンの1人当たりのCO2排出量「14.167075778166(トン)」は中央値よりも5.35倍も1人当たりのCO2排出量が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	オマーンの1人当たりのCO2排出量データ
単位	(トン)
期間	1964～2016年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Carbon Dioxide Information Analysis Center, Environmental Sciences Division, Oak Ridge National Laboratory, Tennessee, United States.

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また、オマーンの統計情報は、こちらのページで252種類以上の全一覧が見られます。
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