グラフで見る南国市の経常収支比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

南国市(高知県)の経常収支比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

経常収支比率とは？

[経常収支比率],経常経費充当一般財源÷（経常一般財源＋減収補填債特例分＋臨時財政対策債）

南国市の経常収支比率はどのくらい？

南国市(高知県)の経常収支比率は、94.7%です。(2019年調査)

南国市(高知県)の経常収支比率(2019年)

市区町村名	経常収支比率
南国市	94.7%

南国市の経常収支比率推移グラフ(2000年～現在)

では、現在の南国市(高知県)の経常収支比率の「94.7%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

南国市の経常収支比率の2000～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※南国市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の南国市の経常収支比率グラフの全体図です。

また、下記は2000～2019年までの南国市の経常収支比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る南国市(高知県)の経常収支比率の推移(2000～2019年)

年	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
経常収支比率(%)	88.90	94.60	91.60	91.60	92.50	91.80	91.60	95.10	93.00	92.70	86.70	88.90	92.90	91.30	90.00	87.60	90.20	92.40	91.40	94.70
前回比(差引値)	-	5.7	-3	0	0.9	-0.7	-0.2	3.5	-2.1	-0.3	-6	2.2	4	-1.6	-1.3	-2.4	2.6	2.2	-1	3.3
前回比(%)	-	106.41	96.83	100	100.98	99.24	99.78	103.82	97.79	99.68	93.53	102.54	104.5	98.28	98.58	97.33	102.97	102.44	98.92	103.61

上記の南国市の経常収支比率の推移グラフを見てみると、2007年の経常収支比率が最も多く、統計で分かる最新の2019年はそれよりも低いことが見えてきます。

ただし、前回の2018年の数値「91.4%」よりは高いため、今後も経常収支比率が再び上昇する可能性はあります。

また、経常収支比率ではなく一般行政部門職員数（市区町村）であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る南国市の一般行政部門職員数（市区町村）

南国市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る南国市(高知県)の人口推移

南国市の経常収支比率は低い？高い？人口が近い氷見市(富山県)と倉吉市(鳥取県)と比較

南国市(高知県)の経常収支比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

南国市(高知県)と氷見市(富山県)と倉吉市(鳥取県)の経常収支比率を比較

まずは、南国市と人口が日本全国で最も近い氷見市(富山県)と倉吉市(鳥取県)の経常収支比率を比較してみます。

※南あわじ市(兵庫県)と北杜市(山梨県)は、南国市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

南国市(高知県)と人口の近い氷見市(富山県)と倉吉市(鳥取県)の経常収支比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	経常収支比率
南あわじ市(兵庫県)	45,845人	93.2%
氷見市(富山県)	44,906人	88.9%
南国市(高知県)	46,648人	94.7%
倉吉市(鳥取県)	45,574人	95.8%
北杜市(山梨県)	46,378人	89.4%

上記の経常収支比率の比較表をみてみると、

• 南国市は、氷見市(富山県)よりも経常収支比率の数値が約5.80程しか変わらず、経常収支比率と人口も日本国内では比較的似ている
• 倉吉市(鳥取県)は、南国市よりも経常収支比率の数値が約1.10程しか変わらず、経常収支比率と人口も日本国内では比較的似ている

という結果となっています。

南国市をもっと他の市区町村と比較する

南国市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、南国市の経常収支比率が、高知県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

南国市の経常収支比率は、高知県内では13位

下記は、高知県内での経常収支比率のランキング表です。（高い順）

高知県内での経常収支比率のランキング表：南国市は13位

順位	市区町村名	経常収支比率 (%)
1	香美市	100.9
2	幡多郡黒潮町	99.9
3	長岡郡本山町	98.4
4	高知市	97.8
5	安芸郡馬路村	97.2
5	室戸市	97.2
7	安芸郡東洋町	97
8	高岡郡越知町	96.9
9	土佐清水市	96
10	幡多郡三原村	95.6
11	幡多郡大月町	95.5
12	吾川郡いの町	95.3
13	南国市	94.7
14	高岡郡中土佐町	94.6
15	安芸郡安田町	94.4
15	宿毛市	94.4
15	土佐郡大川村	94.4
18	須崎市	93.1
19	高岡郡四万十町	92.9
20	土佐市	92.6
21	高岡郡佐川町	92.4
22	四万十市	91.8
23	香南市	90.8
24	土佐郡土佐町	89.9
25	安芸郡芸西村	89.4
26	高岡郡日高村	88.2
27	安芸郡田野町	87.8
27	安芸市	87.8
29	安芸郡北川村	87.6
29	高岡郡檮原町	87.6
31	吾川郡仁淀川町	86.6
32	安芸郡奈半利町	85.4
33	高岡郡津野町	75.5
34	長岡郡大豊町	67.6

高知県内の経常収支比率の平均値と中央値

また、高知県内での経常収支比率の平均値と、中央値についても調査し、南国市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

南国市の経常収支比率と高知県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	経常収支比率
南国市	94.7%
平均値	91.98%
中央値	93%

こちらの比較表より、南国市の経常収支比率は、

• 高知県平均値の1.0296倍(→高い)
• 高知県中央値の1.018倍(→高い)

ということが見えてきます。

日本全国の経常収支比率ランキングで南国市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

南国市は日本全国の経常収支比率ランキング(高い順)で489位

まずは、南国市の経常収支比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の経常収支比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の経常収支比率ランキング表：南国市は489位

順位	市区町村名	経常収支比率 (%)
489	加古郡播磨町	94.7
489	高座郡寒川町	94.7
489	上益城郡御船町	94.7
489	北津軽郡中泊町	94.7
489	南国市	94.7
489	南津軽郡大鰐町	94.7
489	柴田郡川崎町	94.7
489	静岡市	94.7
489	高槻市	94.7
489	石狩振興局当別町	94.7

→ 日本全国(市区町村別)の経常収支比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の経常収支比率が高いランキング表では、統計が取れる1740つの市区町村の中で、南国市は489位と、日本全国(市区町村)の中でも経常収支比率が比較的高い市区町村ということが分かります。

以下は経常収支比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

経常収支比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の経常収支比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の経常収支比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と南国市の経常収支比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)経常収支比率ランキングの平均値、中央値と南国市の比較グラフは以下となっています。

南国市の経常収支比率を日本全国(市区町村)の中央値(92)と平均値(91)と比較した一覧表

市区町村名	経常収支比率
南国市	94.7%
平均値	91%
中央値	92%

こちらの表より、南国市の経常収支比率は平均と近い位置にあるという結果が見えてきます。

また、中央値の92と比較してみると、南国市の経常収支比率「94.7%」は中央値より経常収支比率が少し高い(1.03倍)ということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	南国市(高知県)の経常収支比率データ
単位	(%)
期間	2000～2019年
更新日時	2022-08-20T05:02:01+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る経常収支比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

経常収支比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの経常収支比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る経常収支比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、南国市(高知県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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