
アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
アメリカ合衆国の最新の実質実効為替レート指数は、126.57(2010年=100)です。
国名 | 実質実効為替レート指数 |
---|---|
アメリカ合衆国 | 126.57(2010年=100) |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2023年10月3日確認)
2023年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のアメリカ合衆国の実質実効為替レート指数の「126.57(2010年=100)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数の1980~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1980~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のアメリカ合衆国の統計と実質実効為替レート指数とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数の世界順位の変遷です。
過去の1980年から2022年までのアメリカ合衆国の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
アメリカ合衆国は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したアメリカ合衆国の実質実効為替レート指数グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数の推移(1980~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:実質実効為替レート指数
また、下記は1980~2022年までのアメリカ合衆国の実質実効為替レート指数の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
実質実効為替レート指数(2010年=100) | 105.71 | 116.54 | 130.36 | 136.47 | 144.88 | 150.00 | 125.96 | 113.40 | 107.23 | 110.88 | 105.84 | 104.38 | 101.79 | 104.75 | 104.19 | 100.75 | 103.74 | 108.87 | 116.71 | 115.56 | 119.47 | 126.23 | 125.92 | 117.99 | 112.40 | 110.84 | 109.92 | 104.89 | 100.45 | 104.70 | 100.00 | 95.01 | 97.38 | 97.54 | 99.18 | 109.88 | 114.35 | 114.07 | 112.99 | 116.24 | 117.97 | 115.62 | 126.57 |
前回比(差引値) | - | 10.84 | 13.82 | 6.11 | 8.41 | 5.12 | -24.04 | -12.56 | -6.17 | 3.66 | -5.04 | -1.47 | -2.59 | 2.97 | -0.56 | -3.45 | 3 | 5.13 | 7.84 | -1.15 | 3.9 | 6.76 | -0.31 | -7.92 | -5.6 | -1.56 | -0.92 | -5.03 | -4.44 | 4.25 | -4.7 | -4.99 | 2.36 | 0.16 | 1.64 | 10.7 | 4.47 | -0.27 | -1.09 | 3.25 | 1.73 | -2.35 | 10.95 |
前回比(%) | - | 110.25 | 111.86 | 104.69 | 106.16 | 103.54 | 83.97 | 90.03 | 94.56 | 103.41 | 95.45 | 98.62 | 97.52 | 102.92 | 99.47 | 96.69 | 102.97 | 104.94 | 107.2 | 99.02 | 103.38 | 105.66 | 99.75 | 93.71 | 95.26 | 98.61 | 99.17 | 95.42 | 95.76 | 104.23 | 95.51 | 95.01 | 102.49 | 100.17 | 101.68 | 110.79 | 104.07 | 99.76 | 99.05 | 102.88 | 101.49 | 98.01 | 109.47 |
上記のアメリカ合衆国の実質実効為替レート指数の推移グラフを見てみると、1985年の実質実効為替レート指数が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも低いことが見えてきます。
ただし、前回の2021年の数値「115.61704324592(2010年=100)」よりは高いため、今後も実質実効為替レート指数が再び上昇する可能性は高いです。
また、実質実効為替レート指数ではなく国内上場企業の時価総額(名目)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ アメリカ合衆国の国内上場企業の時価総額(名目)
アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか?
まずは、アメリカ合衆国と人口数が世界で最も近い中華人民共和国とパキスタンの実質実効為替レート指数を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 実質実効為替レート指数 |
---|---|---|
中華人民共和国 | 1,412,175,000人 | 125.84(2010年=100) |
アメリカ合衆国 | 333,287,557人 | 126.57(2010年=100) |
パキスタン | 235,824,862人 | 96.99(2010年=100) |
上記の実質実効為替レート指数の比較表をみてみると、
という結果となっています。
続いて、アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数を、中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 実質実効為替レート指数 |
---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 125.84(2010年=100) |
アメリカ合衆国 | 333,287,557人 | 126.57(2010年=100) |
日本 | 125,124,989人 | 60.98(2010年=100) |
上記のグラフより、アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数が最も高いということが分かります。
特に、日本と比較すると2.1倍も実質実効為替レート指数が多く、中国と比べると1倍、アメリカ合衆国と比べると1倍の差があることが分かります。
アメリカ合衆国のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の実質実効為替レート指数ランキングでアメリカ合衆国は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数を世界で見たときに何番目に高いのかを世界実質実効為替レート指数ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 実質実効為替レート指数 (2010年=100) |
---|---|---|
7 | ![]() ![]() | 131.66 |
8 | ![]() ![]() | 128.65 |
9 | ![]() ![]() | 128.51 |
10 | ![]() ![]() | 128.43 |
11 | ![]() ![]() | 126.57 |
12 | ![]() ![]() | 125.84 |
13 | ![]() ![]() | 125.58 |
14 | ![]() ![]() | 118.24 |
15 | ![]() ![]() | 117.98 |
16 | ![]() ![]() | 115.12 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の実質実効為替レート指数が高いランキング表では、統計が取れる92カ国の中で、アメリカ合衆国は11位と、上位20カ国にランクインしており、世界の中でも実質実効為替レート指数が高い国ということが分かります。
以下は実質実効為替レート指数の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の実質実効為替レート指数が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の実質実効為替レート指数が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界実質実効為替レート指数ランキングの平均値、中央値とアメリカ合衆国の比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 実質実効為替レート指数 |
---|---|
アメリカ合衆国 | 126.57(2010年=100) |
平均値 | 103(2010年=100) |
中央値 | 98(2010年=100) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数は平均より1.23倍高いという結果が見えてきます。
また、中央値の98と比較してみると、アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数「126.56629388032(2010年=100)」は中央値より実質実効為替レート指数が少し高い(1.29倍)ということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数データ |
単位 | (2010年=100) |
期間 | 1980~2022年 |
更新日時 | 2023-07-03T03:08:26+0900 |
確認日時 | 2023-10-03T03:08:30+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - International Monetary Fund, International Financial Statistics. |
その他にも、グラフで見るアメリカ合衆国の統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、アメリカ合衆国の統計情報は、こちらのページで272種類以上の全一覧が見られます。
→ アメリカ合衆国の統計情報TOPページ
統計「アメリカ合衆国の実質実効為替レート指数(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう!