フィリピンの個人送金の支払額(推移と比較グラフ)

フィリピンの個人送金の支払額をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

個人送金の支払額とは？

個人間送金は、個人間送金と従業員の報酬からなります。個人間送金とは、居住者世帯が非居住者世帯との間で現金または現物で行った、または受け取ったすべての現在の送金のことをいい、したがって、居住者と非居住者との間の現在のすべての送金を含みます。したがって、個人の送金には、居住者と非居住者の間で現在行われているすべての送金が含まれます。従業員の報酬とは、非居住者ではない経済圏で雇用されている国境労働者、季節労働者、その他の短期労働者、及び非居住者が雇用する居住者の所得を指しています。データは、IMFの国際収支マニュアル第6版で定義されている「個人の移転」と「従業員の報酬」の2つの項目の合計。

2024年に分かる最新のフィリピンの個人送金の支払額

フィリピンの最新の個人送金の支払額は、310,831,584ドルです。

フィリピンの最新(2023年)の個人送金の支払額

国名	個人送金の支払額
フィリピン	310,831,584ドル (3億1083万ドル)

フィリピンの個人送金の支払額推移グラフ(1977年～現在)

では、現在のフィリピンの個人送金の支払額の「310,831,584ドル」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

フィリピンの個人送金の支払額の1977～2023年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1977～2023年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のフィリピンの統計と個人送金の支払額とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

フィリピンの個人送金の支払額の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、フィリピンの個人送金の支払額の世界順位の変遷です。

過去の1977年から2023年までのフィリピンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
フィリピンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

フィリピンの個人送金の支払額が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したフィリピンの個人送金の支払額グラフの全体図です。

また、下記は1977～2023年までのフィリピンの個人送金の支払額の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るフィリピンの個人送金の支払額の推移(1977～2023年) →横スクロールできます。

年	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022	2023
個人送金の支払額(ドル)	7,000,000.00	5,000,000.00	9,000,000.00	12,000,000.00	11,000,000.00	9,000,000.00	8,000,000.00	1,000,000.00	1,000,000.00	6,000,000.00	3,000,000.00	10,000,000.00	4,000,000.00	5,000,000.00	9,000,000.00	8,000,000.00	45,000,000.00	89,000,000.00	151,000,000.00	57,000,000.00	25,000,000.00	21,000,000.00	24,000,000.00	21,000,000.00	18,000,000.00	17,000,000.00	195,378,604.02	63,286,334.98	65,935,652.55	116,943,064.77	93,790,177.69	109,142,109.11	134,766,836.32	152,357,506.99	210,262,023.33	182,981,951.68	153,322,154.94	196,072,883.62	246,211,590.14	258,523,555.92	225,723,157.63	211,194,462.42	255,923,482.93	297,656,730.46	310,831,584.40
前回比(差引値)	-	-2,000,000	4,000,000	3,000,000	-1,000,000	-2,000,000	-1,000,000	-7,000,000	0	5,000,000	-3,000,000	7,000,000	-6,000,000	1,000,000	4,000,000	-1,000,000	37,000,000	44,000,000	62,000,000	-94,000,000	-32,000,000	-4,000,000	3,000,000	-3,000,000	-3,000,000	-1,000,000	178,378,604	-132,092,269	2,649,318	51,007,412	-23,152,887	15,351,931	25,624,727	17,590,671	57,904,516	-27,280,072	-29,659,797	42,750,729	50,138,707	12,311,966	-32,800,398	-14,528,695	44,729,021	41,733,248	13,174,854
前回比(%)	-	71.43	180	133.33	91.67	81.82	88.89	12.5	100	600	50	333.33	40	125	180	88.89	562.5	197.78	169.66	37.75	43.86	84	114.29	87.5	85.71	94.44	1149.29	32.39	104.19	177.36	80.2	116.37	123.48	113.05	138.01	87.03	83.79	127.88	125.57	105	87.31	93.56	121.18	116.31	104.43

上記のフィリピンの個人送金の支払額の推移グラフを見てみると、最新である2023年の個人送金の支払額が最も高いことが分かります。

また、前回の2022年よりも13174853.93923ドル多くなっており、個人送金の支払額は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も低い1984年の「1000000ドル」と現在の個人送金の支払額「310831584.40392ドル」を比べると、310.83倍もの差があり、個人送金の支払額がいかに上昇したかが見えてきます。

また、個人送金の支払額ではなく対外直接投資の純流出額 (国際収支統計)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　フィリピンの対外直接投資の純流出額 (国際収支統計)

フィリピンの個人送金の支払額は低い？高い？日本と比較

フィリピンの個人送金の支払額は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

フィリピンとメキシコとトルコの個人送金の支払額を比較

まずは、フィリピンと人口数が世界で最も近いメキシコとトルコの個人送金の支払額を比較してみます。

フィリピンと人口数の近いメキシコとトルコの個人送金の支払額を比較した一覧表

国名	総人口	個人送金の支払額
メキシコ	128,455,567人	1,055,657,232ドル
フィリピン	117,337,368人	310,831,584ドル
トルコ	85,326,000人	951,000,000ドル

上記の個人送金の支払額の比較表をみてみると、

• メキシコは、フィリピンよりも個人送金の支払額の数値が約744,825,648も多く、3.4倍も高い
• トルコは、フィリピンよりも個人送金の支払額の数値が約640,168,416も多く、3.06倍も高い

という結果となっています。

特に、メキシコとフィリピンは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、個人送金の支払額には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

フィリピンと日本の個人送金の支払額を比較

続いて、フィリピンと日本の個人送金の支払額と比較してみます。

申し訳ございません。現在、統計が確認できる最新年「2023年」のデータでフィリピンと日本のものが出揃っていないため、比較ができておりません。

最新のデータが発表され、比較が可能となりましたら、即時反映させて頂きます。

※比較ができる過去のデータでのグラフは、下記のフィリピンをもっと他国と比較するツールより、確認ができます。

フィリピンをもっと他国と比較する

フィリピンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の個人送金の支払額ランキングでフィリピンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

フィリピンは世界の個人送金の支払額ランキング(高い順)で33位

まずは、フィリピンの個人送金の支払額を世界で見たときに何番目に高いのかを世界個人送金の支払額ランキング表を用いて、みていきます。

世界の個人送金の支払額ランキング表：フィリピンは33位

順位	国名	個人送金の支払額 (ドル)
29	東ティモール	4億819万
30	パキスタン	3億1700万
31	タジキスタン	3億1483万
32	ポルトガル	3億1453万
33	フィリピン	3億1083万
34	エストニア	2億9546万
35	ベラルーシ	2億1164万
36	モザンビーク	2億885万
37	ブルガリア	1億7406万
38	モンテネグロ	1億4450万

→ 世界の個人送金の支払額ランキングをもっと見る

こちらの世界の個人送金の支払額が高いランキング表では、統計が取れる46カ国の中で、フィリピンは33位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でも個人送金の支払額が比較的高い国ということが分かります。

以下は個人送金の支払額の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

個人送金の支払額の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の個人送金の支払額が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の個人送金の支払額が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とフィリピンの個人送金の支払額を比べる

また、この世界個人送金の支払額ランキングの平均値、中央値とフィリピンの比較グラフは以下となっています。

フィリピンの個人送金の支払額を世界の中央値(512,751,203)と平均値(3,434,376,623)と比較した一覧表

国名	個人送金の支払額
フィリピン	310,831,584ドル
平均値	3,434,376,623ドル
中央値	512,751,203ドル

こちらの表より、フィリピンの個人送金の支払額は平均より3,123,545,039ドル低いという結果が見えてきます。

また、中央値の512,751,203と比較してみると、フィリピンの個人送金の支払額は中央値より3.9割低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	フィリピンの個人送金の支払額データ
単位	(ドル)
期間	1977～2023年
更新日時	2024-06-06T03:03:31+0900
確認日時	2024-07-18T03:05:10+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Bank staff estimates based on IMF balance of payments data.

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

また、フィリピンの統計情報は、こちらのページで276種類以上の全一覧が見られます。
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