
日本の妊産婦死亡者数をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
日本の妊産婦死亡者数は、44人です。(2017年調査)
国名 | 妊産婦死亡者数 |
---|---|
日本 | 44人 |
※Source:worldbank.org 詳細
2017年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2021年3月20日確認)
2023年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在の日本の妊産婦死亡者数の「44人」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
日本の妊産婦死亡者数の2000~2017年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、2000~2017年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上の日本の統計と妊産婦死亡者数とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、日本の妊産婦死亡者数の世界順位の変遷です。
過去の2000年から2017年までの日本の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
日本は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
日本の妊産婦死亡者数が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載した日本の妊産婦死亡者数グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※日本の妊産婦死亡者数の推移(2000~2017年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:妊産婦死亡者数
また、下記は2000~2017年までの日本の妊産婦死亡者数の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
妊産婦死亡者数(人) | 100.00 | 95.00 | 88.00 | 85.00 | 82.00 | 80.00 | 75.00 | 72.00 | 70.00 | 68.00 | 65.00 | 66.00 | 58.00 | 55.00 | 52.00 | 50.00 | 46.00 | 44.00 |
前回比(差引値) | - | -5 | -7 | -3 | -3 | -2 | -5 | -3 | -2 | -2 | -3 | 1 | -8 | -3 | -3 | -2 | -4 | -2 |
前回比(%) | - | 95 | 92.63 | 96.59 | 96.47 | 97.56 | 93.75 | 96 | 97.22 | 97.14 | 95.59 | 101.54 | 87.88 | 94.83 | 94.55 | 96.15 | 92 | 95.65 |
上記の日本の妊産婦死亡者数の推移グラフを見てみると、最新である2017年の妊産婦死亡者数が最も少いことが分かります。
また、前回の2016年よりも2人少なくなっており、妊産婦死亡者数は下がりつつあると言えます。
特に、最も妊産婦死亡者数が多かった2000年と現在の妊産婦死亡者数を比べると、2.27倍もの差があり、妊産婦死亡者数がいかに減少したかが見えてきます。
また、妊産婦死亡者数ではなく外科専門職の人口割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ 日本の外科専門職の人口割合
日本の妊産婦死亡者数は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか?
まずは、日本と人口数が世界で最も近いロシア連邦とメキシコの妊産婦死亡者数を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 妊産婦死亡者数 |
---|---|---|
ロシア連邦 | 144,477,860人 | 320人 |
日本 | 126,529,100人 | 44人 |
メキシコ | 126,190,788人 | 740人 |
上記の妊産婦死亡者数の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、メキシコと日本は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、妊産婦死亡者数には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、日本の妊産婦死亡者数を、アメリカと中国と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 妊産婦死亡者数 |
---|---|---|
中国 | 1,392,730,000人 | 4,900人 |
アメリカ | 326,687,501人 | 720人 |
日本 | 126,529,100人 | 44人 |
上記のグラフより、アメリカ・中国・日本の中では、日本は3番目であり、特に、中国と比較すると111.4倍も中国の妊産婦死亡者数が多く、大きな違いが見えてきます。
日本のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の妊産婦死亡者数ランキングで日本は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、日本の妊産婦死亡者数を世界で見たときに何番目に多いのかを世界妊産婦死亡者数ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 妊産婦死亡者数 (人) |
---|---|---|
95 | ![]() ![]() | 52 |
97 | ![]() ![]() | 51 |
98 | ![]() ![]() | 46 |
99 | ![]() ![]() | 44 |
99 | ![]() ![]() | 44 |
101 | ![]() ![]() | 43 |
102 | ![]() ![]() | 42 |
103 | ![]() ![]() | 41 |
104 | ![]() ![]() | 40 |
105 | ![]() ![]() | 39 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の妊産婦死亡者数が多いランキング表では、統計が取れる179カ国の中で、日本は99位と、世界の中でも妊産婦死亡者数が標準的な国ということが分かります。
以下は妊産婦死亡者数の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の妊産婦死亡者数が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の妊産婦死亡者数が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界妊産婦死亡者数ランキングの平均値、中央値と日本の比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 妊産婦死亡者数 |
---|---|
日本 | 44人 |
平均値 | 1,644人 |
中央値 | 72人 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、日本の妊産婦死亡者数は平均より1,600人少いという結果が見えてきます。
また、中央値の72と比較してみると、日本の妊産婦死亡者数は中央値より3.9割少いということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 日本の妊産婦死亡者数データ |
単位 | (人) |
期間 | 2000~2017年 |
更新日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 |
確認日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - WHO, UNICEF, UNFPA, World Bank Group, and the United Nations Population Division. Trends in Maternal Mortality: 2000 to 2017. Geneva, World Health Organization, 2019 |
その他にも、グラフで見る日本の統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、日本の統計情報は、こちらのページで277種類以上の全一覧が見られます。
→ 日本の統計情報TOPページ
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