
アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数は、720人です。(2017年調査)
国名 | 妊産婦死亡者数 |
---|---|
アメリカ合衆国 | 720人 |
※Source:worldbank.org 詳細
2017年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2021年3月20日確認)
2023年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のアメリカ合衆国の妊産婦死亡者数の「720人」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数の2000~2017年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、2000~2017年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のアメリカ合衆国の統計と妊産婦死亡者数とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数の世界順位の変遷です。
過去の2000年から2017年までのアメリカ合衆国の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
アメリカ合衆国は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したアメリカ合衆国の妊産婦死亡者数グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数の推移(2000~2017年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:妊産婦死亡者数
また、下記は2000~2017年までのアメリカ合衆国の妊産婦死亡者数の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
妊産婦死亡者数(人) | 470.00 | 510.00 | 520.00 | 540.00 | 540.00 | 560.00 | 570.00 | 570.00 | 580.00 | 600.00 | 600.00 | 610.00 | 620.00 | 630.00 | 640.00 | 680.00 | 730.00 | 720.00 |
前回比(差引値) | - | 40 | 10 | 20 | 0 | 20 | 10 | 0 | 10 | 20 | 0 | 10 | 10 | 10 | 10 | 40 | 50 | -10 |
前回比(%) | - | 108.51 | 101.96 | 103.85 | 100 | 103.7 | 101.79 | 100 | 101.75 | 103.45 | 100 | 101.67 | 101.64 | 101.61 | 101.59 | 106.25 | 107.35 | 98.63 |
上記のアメリカ合衆国の妊産婦死亡者数の推移グラフを見てみると、2016年の妊産婦死亡者数が最も多く、統計で分かる最新の2017年はそれよりも少いことが見えてきます。
さらに、前回の2016年の数値「730人」よりも少なくなっているため、今後はさらに妊産婦死亡者数が少なくなる可能性があります。
また、妊産婦死亡者数ではなく外科専門職の人口割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ アメリカ合衆国の外科専門職の人口割合
アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか?
まずは、アメリカ合衆国と人口数が世界で最も近いインドとインドネシアの妊産婦死亡者数を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 妊産婦死亡者数 |
---|---|---|
インド | 1,352,617,328人 | 35,000人 |
アメリカ合衆国 | 326,687,501人 | 720人 |
インドネシア | 267,663,435人 | 8,600人 |
上記の妊産婦死亡者数の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、インドとアメリカ合衆国は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、妊産婦死亡者数には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数を、中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 妊産婦死亡者数 |
---|---|---|
中国 | 1,392,730,000人 | 4,900人 |
アメリカ合衆国 | 326,687,501人 | 720人 |
日本 | 126,529,100人 | 44人 |
上記のグラフより、アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数は日本よりは多いが、中国よりは少いということが分かります。
特に、日本と比較すると16.4倍も妊産婦死亡者数が多いということが分かります。
また、中国の妊産婦死亡者数と比較するとアメリカ合衆国の6.8倍の差があるという結果が見えてきます。
アメリカ合衆国のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の妊産婦死亡者数ランキングでアメリカ合衆国は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数を世界で見たときに何番目に多いのかを世界妊産婦死亡者数ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 妊産婦死亡者数 (人) |
---|---|---|
46 | ![]() ![]() | 960 |
46 | ![]() ![]() | 960 |
48 | ![]() ![]() | 870 |
49 | ![]() ![]() | 740 |
50 | ![]() ![]() | 720 |
51 | ![]() ![]() | 700 |
52 | ![]() ![]() | 670 |
53 | ![]() ![]() | 650 |
54 | ![]() ![]() | 610 |
55 | ![]() ![]() | 590 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の妊産婦死亡者数が多いランキング表では、統計が取れる179カ国の中で、アメリカ合衆国は50位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でも妊産婦死亡者数が比較的多い国ということが分かります。
以下は妊産婦死亡者数の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の妊産婦死亡者数が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の妊産婦死亡者数が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界妊産婦死亡者数ランキングの平均値、中央値とアメリカ合衆国の比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 妊産婦死亡者数 |
---|---|
アメリカ合衆国 | 720人 |
平均値 | 1,644人 |
中央値 | 72人 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数は平均より924人少いという結果が見えてきます。
また、中央値の72と比較してみると、アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数「720人」は中央値よりも10倍も妊産婦死亡者数が多いということも見えてきます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | アメリカ合衆国の妊産婦死亡者数データ |
単位 | (人) |
期間 | 2000~2017年 |
更新日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 |
確認日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - WHO, UNICEF, UNFPA, World Bank Group, and the United Nations Population Division. Trends in Maternal Mortality: 2000 to 2017. Geneva, World Health Organization, 2019 |
その他にも、グラフで見るアメリカ合衆国の統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、アメリカ合衆国の統計情報は、こちらのページで272種類以上の全一覧が見られます。
→ アメリカ合衆国の統計情報TOPページ
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