インドの穀物生産量(推移と比較グラフ)

インドの穀物生産量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

穀物生産量とは？

穀類の生産データは、乾燥穀物用に収穫された作物のみを対象としています。干し草用に収穫された穀物、または食用、飼料用、サイレージ用に収穫された緑色の穀物、および放牧用に使用された穀物は含まれていません。

2024年に分かる最新のインドの穀物生産量

インドの最新の穀物生産量は、355,088,430(トン)です。

インドの最新(2022年)の穀物生産量

国名	穀物生産量
インド	355,088,430(トン) (3億5508万(トン))

インドの穀物生産量推移グラフ(1961年～現在)

では、現在のインドの穀物生産量の「355,088,430(トン)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

インドの穀物生産量の1961～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1961～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のインドの統計と穀物生産量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

インドの穀物生産量の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、インドの穀物生産量の世界順位の変遷です。

過去の1961年から2022年までのインドの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
インドは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

インドの穀物生産量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したインドの穀物生産量グラフの全体図です。

また、下記は1961～2022年までのインドの穀物生産量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るインドの穀物生産量の推移(1961～2022年) →横スクロールできます。

年	1961	1962	1963	1964	1965	1966	1967	1968	1969	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2020	2021	2022
穀物生産量(トン)	87,376,496.00	87,257,552.00	90,373,008.00	93,706,000.00	79,699,504.00	80,137,608.00	95,453,504.00	102,443,708.00	106,291,244.00	113,909,504.00	113,238,296.00	108,615,456.00	119,648,216.00	106,793,000.00	127,807,800.00	121,625,108.00	138,062,904.00	142,964,696.00	126,470,304.00	140,490,600.00	147,583,816.00	136,101,404.00	166,781,704.00	164,477,600.00	165,682,196.00	164,955,216.00	156,114,500.00	183,867,008.00	199,413,216.00	193,919,312.00	193,101,196.00	201,468,404.00	208,626,900.00	211,941,400.00	210,012,500.00	218,750,900.00	223,232,400.00	226,877,000.00	236,205,608.00	234,931,192.00	242,963,796.00	206,636,708.00	236,592,700.00	229,845,504.00	239,997,492.00	242,785,588.00	260,485,904.00	266,835,300.00	250,783,392.00	267,838,308.00	287,860,000.00	293,290,000.00	294,909,510.00	296,010,000.00	284,333,000.00	297,850,000.00	313,610,000.00	335,035,000.00	356,345,000.00	355,088,430.00
前回比(差引値)	-	-118,944	3,115,456	3,332,992	-14,006,496	438,104	15,315,896	6,990,204	3,847,536	7,618,260	-671,208	-4,622,840	11,032,760	-12,855,216	21,014,800	-6,182,692	16,437,796	4,901,792	-16,494,392	14,020,296	7,093,216	-11,482,412	30,680,300	-2,304,104	1,204,596	-726,980	-8,840,716	27,752,508	15,546,208	-5,493,904	-818,116	8,367,208	7,158,496	3,314,500	-1,928,900	8,738,400	4,481,500	3,644,600	9,328,608	-1,274,416	8,032,604	-36,327,088	29,955,992	-6,747,196	10,151,988	2,788,096	17,700,316	6,349,396	-16,051,908	17,054,916	20,021,692	5,430,000	1,619,510	1,100,490	-11,677,000	13,517,000	15,760,000	21,425,000	21,310,000	-1,256,570
前回比(%)	-	99.86	103.57	103.69	85.05	100.55	119.11	107.32	103.76	107.17	99.41	95.92	110.16	89.26	119.68	95.16	113.52	103.55	88.46	111.09	105.05	92.22	122.54	98.62	100.73	99.56	94.64	117.78	108.46	97.24	99.58	104.33	103.55	101.59	99.09	104.16	102.05	101.63	104.11	99.46	103.42	85.05	114.5	97.15	104.42	101.16	107.29	102.44	93.98	106.8	107.48	101.89	100.55	100.37	96.06	104.75	105.29	106.83	106.36	99.65

上記のインドの穀物生産量の推移グラフを見てみると、2021年の穀物生産量が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少いことが見えてきます。

さらに、前回の2021年の数値「356345000(トン)」よりも少なくなっているため、今後はさらに穀物生産量が少なくなる可能性があります。

また、穀物生産量ではなく耕地100km2当たりのトラクター(農業機械)の台数であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　インドの耕地100km2当たりのトラクター(農業機械)の台数

インドの穀物生産量は少い？多い？日本と比較

インドの穀物生産量は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか？

インドと中華人民共和国の穀物生産量を比較

まずは、インドと人口数が世界で最も近い中華人民共和国の穀物生産量を比較してみます。

インドと人口数の近い中華人民共和国の穀物生産量を比較した一覧表

国名	総人口	穀物生産量
インド	1,417,173,173人	355,088,430(トン)
中華人民共和国	1,412,175,000人	633,293,471(トン)

上記の穀物生産量の比較表をみてみると、

• 中華人民共和国は、インドよりも穀物生産量の数値が約278,205,041も多く、1.78倍も高い

という結果となっています。

特に、中華人民共和国とインドは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、穀物生産量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

インドと日本の穀物生産量を比較

続いて、インドの穀物生産量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

インドの穀物生産量をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	穀物生産量
インド	1,417,173,173人	355,088,430(トン)
中国	1,412,175,000人	633,293,471(トン)
アメリカ	333,287,557人	410,940,915(トン)
日本	125,124,989人	11,631,440(トン)

上記のグラフより、インドの穀物生産量は中国やアメリカよりは少いということが分かります。

特に、中国と比較すると1.8しか差がなく中国とインドは穀物生産量が近い国ということが分かります。

インドをもっと他国と比較する

インドのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の穀物生産量ランキングでインドは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

インドは世界の穀物生産量ランキング(多い順)で3位

まずは、インドの穀物生産量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界穀物生産量ランキング表を用いて、みていきます。

世界の穀物生産量ランキング表：インドは3位

順位	国名	穀物生産量 (トン)
3	インド	3億5508万
4	ロシア連邦	1億5309万
5	ブラジル	1億3548万
6	アルゼンチン	9158万
7	インドネシア	7831万
8	カナダ	6504万
9	バングラデシュ	6254万
10	フランス	5992万
11	オーストラリア	5630万
12	ウクライナ	5353万

→ 世界の穀物生産量ランキングをもっと見る

こちらの世界の穀物生産量が多いランキング表では、統計が取れる179カ国の中で、インドは3位と、上位5カ国にランクインしており、世界の中でも穀物生産量が非常に多い国ということが分かります。

以下は穀物生産量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

穀物生産量の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の穀物生産量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の穀物生産量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とインドの穀物生産量を比べる

また、この世界穀物生産量ランキングの平均値、中央値とインドの比較グラフは以下となっています。

インドの穀物生産量を世界の中央値(1,912,758)と平均値(17,082,910)と比較した一覧表

国名	穀物生産量
インド	355,088,430(トン)
平均値	17,082,910(トン)
中央値	1,912,758(トン)

こちらの表より、インドの穀物生産量は平均より20.79倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の1,912,758と比較してみると、インドの穀物生産量「355088430(トン)」は中央値よりも185.64倍も穀物生産量が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	インドの穀物生産量データ
単位	(トン)
期間	1961～2022年
更新日時	2024-03-30T03:03:22+0900
確認日時	2024-04-24T03:03:23+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Food and Agriculture Organization, electronic files and web site.

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