アメリカ合衆国の穀物生産量(推移と比較グラフ)

アメリカ合衆国の穀物生産量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

穀物生産量とは？

穀類の生産データは、乾燥穀物用に収穫された作物のみを対象としています。干し草用に収穫された穀物、または食用、飼料用、サイレージ用に収穫された緑色の穀物、および放牧用に使用された穀物は含まれていません。

2023年に分かる最新のアメリカ合衆国の穀物生産量

アメリカ合衆国の最新の穀物生産量は、452,628,439(トン)です。

アメリカ合衆国の最新(2021年)の穀物生産量

国名	穀物生産量
アメリカ合衆国	452,628,439(トン) (4億5262万(トン))

アメリカ合衆国の穀物生産量推移グラフ(1961年～現在)

では、現在のアメリカ合衆国の穀物生産量の「452,628,439(トン)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

アメリカ合衆国の穀物生産量の1961～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1961～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のアメリカ合衆国の統計と穀物生産量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

アメリカ合衆国の穀物生産量の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、アメリカ合衆国の穀物生産量の世界順位の変遷です。

過去の1961年から2021年までのアメリカ合衆国の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
アメリカ合衆国は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

アメリカ合衆国の穀物生産量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したアメリカ合衆国の穀物生産量グラフの全体図です。

また、下記は1961～2021年までのアメリカ合衆国の穀物生産量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るアメリカ合衆国の穀物生産量の推移(1961～2021年) →横スクロールできます。

年	1961	1962	1963	1964	1965	1966	1967	1968	1969	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2020	2021
穀物生産量(トン)	163,619,978.00	162,455,780.00	174,812,487.00	160,937,079.00	183,602,617.00	184,444,880.00	208,158,055.00	202,538,423.00	205,288,170.00	186,860,751.00	237,624,461.00	228,117,866.00	237,683,006.00	204,617,505.00	249,283,743.00	258,200,097.00	266,014,469.00	276,602,542.00	302,625,580.00	269,883,982.00	330,889,528.00	333,103,755.00	207,657,604.00	314,749,500.00	347,118,216.00	315,331,216.00	280,494,047.00	206,528,100.00	284,238,058.00	312,410,604.00	280,063,391.00	353,025,147.00	259,105,342.00	355,934,924.00	277,601,210.00	335,780,123.00	336,582,161.00	349,425,744.00	335,364,364.00	342,631,506.00	324,994,634.00	297,143,452.00	348,247,631.00	389,023,763.00	366,436,346.00	338,336,800.00	415,130,860.00	402,399,936.00	418,666,166.00	401,126,330.00	385,545,256.00	356,210,124.00	434,308,450.00	442,849,090.00	431,866,508.00	475,958,847.00	440,117,262.00	434,875,197.00	452,628,438.91
前回比(差引値)	-	-1,164,198	12,356,707	-13,875,408	22,665,538	842,263	23,713,175	-5,619,632	2,749,747	-18,427,419	50,763,710	-9,506,595	9,565,140	-33,065,501	44,666,238	8,916,354	7,814,372	10,588,073	26,023,038	-32,741,598	61,005,546	2,214,227	-125,446,151	107,091,896	32,368,716	-31,787,000	-34,837,169	-73,965,947	77,709,958	28,172,546	-32,347,213	72,961,756	-93,919,805	96,829,582	-78,333,714	58,178,913	802,038	12,843,583	-14,061,380	7,267,142	-17,636,872	-27,851,182	51,104,179	40,776,132	-22,587,417	-28,099,546	76,794,060	-12,730,924	16,266,230	-17,539,836	-15,581,074	-29,335,132	78,098,326	8,540,640	-10,982,582	44,092,339	-35,841,585	-5,242,065	17,753,242
前回比(%)	-	99.29	107.61	92.06	114.08	100.46	112.86	97.3	101.36	91.02	127.17	96	104.19	86.09	121.83	103.58	103.03	103.98	109.41	89.18	122.6	100.67	62.34	151.57	110.28	90.84	88.95	73.63	137.63	109.91	89.65	126.05	73.4	137.37	77.99	120.96	100.24	103.82	95.98	102.17	94.85	91.43	117.2	111.71	94.19	92.33	122.7	96.93	104.04	95.81	96.12	92.39	121.92	101.97	97.52	110.21	92.47	98.81	104.08

上記のアメリカ合衆国の穀物生産量の推移グラフを見てみると、2016年の穀物生産量が最も多く、統計で分かる最新の2021年はそれよりも少いことが見えてきます。

ただし、前回の2020年の数値「434875197(トン)」よりは多いため、今後も穀物生産量が再び上昇する可能性は高いです。

また、穀物生産量ではなく耕地100km2当たりのトラクター(農業機械)の台数であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　アメリカ合衆国の耕地100km2当たりのトラクター(農業機械)の台数

アメリカ合衆国の穀物生産量は少い？多い？日本と比較

アメリカ合衆国の穀物生産量は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか？

アメリカ合衆国とインドとインドネシアの穀物生産量を比較

まずは、アメリカ合衆国と人口数が世界で最も近いインドとインドネシアの穀物生産量を比較してみます。

アメリカ合衆国と人口数の近いインドとインドネシアの穀物生産量を比較した一覧表

国名	総人口	穀物生産量
インド	1,407,563,842人	356,345,000(トン)
アメリカ合衆国	331,893,745人	452,628,439(トン)
インドネシア	273,753,191人	74,425,294(トン)

上記の穀物生産量の比較表をみてみると、

• アメリカ合衆国は、インドよりも穀物生産量の数値が約96,283,439多く、1.27倍高い
• アメリカ合衆国は、インドネシアよりも穀物生産量の数値が約378,203,145も多く、6.08倍も高い

という結果となっています。

特に、アメリカ合衆国とインドネシアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、穀物生産量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

アメリカ合衆国と日本の穀物生産量を比較

続いて、アメリカ合衆国の穀物生産量を、中国と日本と比較してみます。

アメリカ合衆国の穀物生産量を中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	穀物生産量
中国	1,412,360,000人	633,846,950(トン)
アメリカ合衆国	331,893,745人	452,628,439(トン)
日本	125,681,593人	11,898,831(トン)

上記のグラフより、アメリカ合衆国の穀物生産量は日本よりは多いが、中国よりは少いということが分かります。

特に、日本と比較すると38倍も穀物生産量が多いということが分かります。

また、中国の穀物生産量と比較するとアメリカ合衆国の1.4倍の差があるという結果が見えてきます。

アメリカ合衆国をもっと他国と比較する

アメリカ合衆国のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の穀物生産量ランキングでアメリカ合衆国は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

アメリカ合衆国は世界の穀物生産量ランキング(多い順)で2位

まずは、アメリカ合衆国の穀物生産量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界穀物生産量ランキング表を用いて、みていきます。

世界の穀物生産量ランキング表：アメリカ合衆国は2位

順位	国名	穀物生産量 (トン)
2	アメリカ合衆国	4億5262万
3	インド	3億5634万
4	ロシア連邦	1億1757万
5	ブラジル	1億1222万
6	アルゼンチン	8769万
7	ウクライナ	8533万
8	インドネシア	7442万
9	フランス	6688万
10	バングラデシュ	6215万
11	パキスタン	5241万

→ 世界の穀物生産量ランキングをもっと見る

こちらの世界の穀物生産量が多いランキング表では、統計が取れる179カ国の中で、アメリカ合衆国は2位と、上位5カ国にランクインしており、世界の中でも穀物生産量が非常に多い国ということが分かります。

以下は穀物生産量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

穀物生産量の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の穀物生産量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の穀物生産量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とアメリカ合衆国の穀物生産量を比べる

また、この世界穀物生産量ランキングの平均値、中央値とアメリカ合衆国の比較グラフは以下となっています。

アメリカ合衆国の穀物生産量を世界の中央値(2,308,913)と平均値(17,154,444)と比較した一覧表

国名	穀物生産量
アメリカ合衆国	452,628,439(トン)
平均値	17,154,444(トン)
中央値	2,308,913(トン)

こちらの表より、アメリカ合衆国の穀物生産量は平均より26.39倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の2,308,913と比較してみると、アメリカ合衆国の穀物生産量「452628438.91(トン)」は中央値よりも196.04倍も穀物生産量が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	アメリカ合衆国の穀物生産量データ
単位	(トン)
期間	1961～2021年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2023-06-06T03:03:43+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Food and Agriculture Organization, electronic files and web site.

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また、アメリカ合衆国の統計情報は、こちらのページで272種類以上の全一覧が見られます。
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