グラフで見るキューバの生産年齢人口の割合は高い？低い？

キューバの2024年に分かる最新の生産年齢人口や、キューバと同じ様な生産年齢人口の国についての比較、過去～現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。

2024年に分かる最新のキューバの生産年齢人口と割合

キューバの2024年に分かる最新の生産年齢人口は7,677,039人で、総人口に対する割合は68.47%です。
※生産年齢人口とは15歳～64歳までの人口のことです。

キューバの最新の生産年齢人口と総人口に対する割合

総人口	割合	生産年齢人口
11,212,191人	68.47%	7,677,039人

また、年少人口や生産年齢人口はこちらから確認できます。

• キューバの年少人口(0~14歳)
• キューバの高齢者人口(65歳以上)

キューバの生産年齢人口の増減推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のキューバの生産年齢人口の「7,677,039人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか？

キューバの生産年齢人口の1960～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のキューバの統計と生産年齢人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

キューバの生産年齢人口の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、キューバの生産年齢人口の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2022年までのキューバの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
キューバは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

キューバの生産年齢人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したキューバの生産年齢人口グラフの全体図です。

キューバの生産年齢人口率(割合)の推移

続いて、生産年齢人口の人数ではなく、キューバの総人口に対する生産年齢人口の割合「68.47%」がどう変化しているかを、1960～2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。

また、下記は1960～2022年までのキューバの生産年齢人口と割合の推移を一覧表にしたものです。

一覧表で見るキューバの生産年齢人口と割合の推移(1960～2022年) →横スクロールできます。

年	1960	1961	1962	1963	1964	1965	1966	1967	1968	1969	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
総人口(人)	7,141,250	7,291,200	7,453,540	7,623,294	7,793,262	7,958,169	8,115,487	8,266,380	8,413,552	8,561,384	8,712,541	8,868,083	9,025,345	9,178,804	9,320,945	9,446,442	9,554,188	9,646,142	9,724,044	9,790,851	9,849,459	9,898,889	9,940,317	9,981,304	10,031,649	10,097,911	10,183,899	10,286,643	10,397,511	10,503,972	10,596,987	10,673,542	10,736,387	10,789,306	10,838,462	10,888,252	10,939,293	10,989,732	11,038,692	11,084,670	11,126,430	11,164,667	11,199,651	11,229,183	11,250,365	11,261,582	11,261,248	11,251,122	11,236,971	11,226,709	11,225,832	11,236,670	11,257,101	11,282,720	11,306,902	11,324,781	11,335,109	11,339,259	11,338,138	11,333,484	11,300,698	11,256,372	11,212,191
割合(%)	60.29	60.27	59.77	59.05	58.45	58.12	57.49	57.35	57.45	57.43	57.14	57.03	56.58	56.04	55.77	55.97	56.31	57.14	58.3	59.47	60.48	61.65	62.52	63.2	63.89	64.68	65.29	66.01	66.74	67.34	67.75	67.96	68.12	68.23	68.27	68.26	68.44	68.44	68.38	68.41	68.57	68.69	69	69.4	69.73	69.93	70.03	70.02	69.92	69.81	69.72	69.67	69.6	69.52	69.42	69.28	69.04	68.82	68.6	68.39	68.59	68.53	68.47
生産年齢人口(人)	4305209	4394044	4454878	4501189	4554921	4625421	4665526	4740683	4833322	4916380	4978319	5057665	5106748	5143563	5198730	5287042	5379609	5511842	5669215	5823011	5956947	6102812	6214496	6307971	6409611	6531291	6648591	6789806	6939050	7072977	7179686	7253675	7314128	7361230	7399235	7432604	7486535	7521383	7548507	7582507	7628881	7668990	7727578	7792782	7845251	7875289	7886772	7877650	7856450	7837052	7826467	7828112	7835231	7844129	7848892	7845650	7825542	7803181	7778252	7751275	7750885	7714020	7677039

上記のキューバの生産年齢人口の推移グラフを見てみると、2006年の生産年齢人口が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。

さらに、前年度の2021年の数値「7714020人」よりも少なくなっているため、今後はさらに生産年齢人口が少なくなる可能性があります。

また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、生産年齢人口が減少している年」が3回あることです。

同様に、総人口が減少しているにもかかわらず、生産年齢人口が増加している年も1回あります。

これらの事より、キューバにおいては必ずしも総人口が増加すれば生産年齢人口が増えるというわけではないことが見えてきます。

また、生産年齢人口ではなく労働人口(労働力)の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見るキューバの労働人口(労働力)は多い？少ない？

キューバの生産年齢人口は少ない？多い？日本と比較

キューバの生産年齢人口は、どれくらい多い、あるいは少ないのでしょうか？

まずは、キューバの生産年齢人口を、人口が近い国と比較してみます。

キューバと人口数が一番近いドミニカ共和国と南スーダンの生産年齢人口を比較

キューバと人口数が世界で最も近いドミニカ共和国と南スーダンの生産年齢人口を比較してみます。

キューバと人口数の近いドミニカ共和国と南スーダンの生産年齢人口を比較した一覧表

国名	総人口	割合	生産年齢人口
ドミニカ共和国	11,228,821人	65.49	7,353,464人
キューバ	11,212,191人	68.47	7,677,039人
南スーダン	10,913,164人	53.24	5,810,660人

上記の生産年齢人口の比較表をみてみると、

• キューバは、ドミニカ共和国よりも生産年齢人口の数値が約323,575人程しか変わらず、生産年齢人口と総人口もよく似ている
• キューバは、南スーダンよりも生産年齢人口の数値が約1,866,379人多く、1.32倍多い

という結果となっています。

キューバと日本の生産年齢人口を比較

続いて、キューバの生産年齢人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。

キューバの生産年齢人口を日本とアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	割合	生産年齢人口
中国	1,412,175,000人	69.03	974,838,887人
アメリカ	333,287,557人	64.91	216,345,090人
日本	125,124,989人	58.45	73,138,948人
キューバ	11,212,191人	68.47	7,677,039人

上記のグラフより、キューバの生産年齢人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。

特に、中国と比較すると127倍も生産年齢人口が少なくアメリカと比べても28.2倍もの差があることが分かります。

また、逆に日本と比べると9.5倍程しか差がなく、日本とキューバの生産年齢人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。

キューバをもっと他国と比較する

キューバのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の生産年齢人口ランキングでキューバは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。

キューバは世界の生産年齢人口ランキング(多い順)で78位

キューバの生産年齢人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界生産年齢人口ランキング表を用いて、みていきます。

世界の生産年齢人口ランキング表(人数が多い順)：キューバは78位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	生産年齢人口 (人)
74	チュニジア	1235万	66.1	817万
75	ルワンダ	1377万	58.3	803万
76	ボリビア多民族国	1222万	64.3	786万
77	アラブ首長国連邦	944万	82.9	783万
78	キューバ	1121万	68.5	767万
79	ギニア	1385万	55.1	764万
80	ベルギー	1168万	63.7	744万
81	ドミニカ共和国	1122万	65.5	735万
82	ハイチ	1158万	63.4	734万
83	ベナン	1335万	54.5	727万

→ 世界生産年齢人口ランキング(人数が多い)をもっと見る

こちらの世界の生産年齢人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、キューバは78位と、世界の中でも生産年齢人口が比較的多い国ということが分かります。

以下は生産年齢人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

生産年齢人口の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の生産年齢人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の生産年齢人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値と中央値とキューバの生産年齢人口を比べる

また、この世界生産年齢人口ランキングの平均値、中央値とキューバの比較グラフは以下となっています。

キューバの生産年齢人口を世界の中央値(4,205,043)と平均値(23,924,492)と比較した一覧表

国名	総人口	割合	生産年齢人口
キューバ	11,212,191人	68.47	7,677,039人
平均値	-	-	23,924,492人
中央値	-	-	4,205,043人

こちらの表より、キューバの生産年齢人口は平均より16,247,453人少ないという結果が見えてきます。

また、中央値の4,205,043と比較してみると、キューバの生産年齢人口「7677039人」は中央値よりも1.83倍も生産年齢人口が多いということも見えてきます。

キューバを各国の生産年齢人口率ランキング(割合が高い順)で見てみる

次に、生産年齢人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でキューバは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。

世界の生産年齢人口率ランキング表(割合が高い)：キューバは45位

順位	国名	総人口 (人)	割合 (%)	生産年齢人口 (人)
41	フランス領ポリネシア	30万	68.7	21万
42	チリ	1960万	68.7	1345万
43	ミャンマー	5417万	68.5	3713万
44	ベトナム	9818万	68.5	6725万
45	キューバ	1121万	68.5	767万
46	カーボベルデ	59万	68.3	40万
47	トルコ	8497万	68.1	5789万
48	北マリアナ諸島	4万	68	3万
49	バングラデシュ	1億7118万	68	1億1638万
50	インドネシア	2億7550万	67.9	1億8716万

→ 世界生産年齢人口率ランキング(割合が高い)をもっと見る

こちらの各国の生産年齢人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、キューバは45位となっています。

先程の、「人数でのランキング」では78位だったのですが、総人口に対する生産年齢人口の「割合が高いランキング」では、45位と、その差は33で、キューバにおいては人数と割合の世界ランキングでは少し違いがあるということも、読み取ることができます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	キューバの生産年齢人口データ
更新日時	2024-03-30T03:03:08+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Bank staff estimates using the World Bank's total population and age/sex distributions of the United Nations Population Division's World Population Prospects: 2019 Revision.

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