オーストリアの2024年に分かる最新の年少人口や、オーストリアと同じ様な年少人口の国についての比較、過去~現在までの推移を、グラフや表を用いて分かりやすく説明していきます。
オーストリアの2024年に分かる最新の年少人口は1,300,046人で、総人口に対する割合は14.38%です。
※年少人口とは0歳~14歳までの人口のことです。
総人口 | 割合 | 年少人口 |
---|---|---|
9,041,851人 | 14.38% | 1,300,046人 |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査による算出が最新のデータ(2024年3月30日更新)。
また、生産年齢人口や高齢者人口はこちらから確認できます。
では、現在のオーストリアの年少人口の「1,300,046人」は、過去と比べて増えてきているのでしょうか?
オーストリアの年少人口の1960~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1960~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のオーストリアの統計と年少人口とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、オーストリアの年少人口の世界順位の変遷です。
過去の1960年から2022年までのオーストリアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
オーストリアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
オーストリアの年少人口が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したオーストリアの年少人口グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※オーストリアの年少人口の推移(1960~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから((EXCELでも開けます))↓
※【データ内容】
1行目:年代
2行目:総人口
3行目:割合
4行目:年少人口
続いて、年少人口の人数ではなく、オーストリアの総人口に対する年少人口の割合「14.38%」がどう変化しているかを、1960~2022年までの推移グラフを用いて見ていきます。
※Source:worldbank.org 詳細
また、下記は1960~2022年までのオーストリアの年少人口と割合の推移を一覧表にしたものです。
年 | 1960 | 1961 | 1962 | 1963 | 1964 | 1965 | 1966 | 1967 | 1968 | 1969 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総人口(人) | 7,047,539 | 7,086,299 | 7,129,864 | 7,175,811 | 7,223,801 | 7,270,889 | 7,322,066 | 7,376,998 | 7,415,403 | 7,441,055 | 7,467,086 | 7,500,482 | 7,544,201 | 7,586,115 | 7,599,038 | 7,578,903 | 7,565,525 | 7,568,430 | 7,562,305 | 7,549,425 | 7,549,433 | 7,568,710 | 7,574,140 | 7,561,910 | 7,561,434 | 7,564,985 | 7,569,794 | 7,574,586 | 7,585,317 | 7,619,567 | 7,677,850 | 7,754,891 | 7,840,709 | 7,905,633 | 7,936,118 | 7,948,278 | 7,959,017 | 7,968,041 | 7,976,789 | 7,992,324 | 8,011,566 | 8,042,293 | 8,081,957 | 8,121,423 | 8,171,966 | 8,227,829 | 8,268,641 | 8,295,487 | 8,321,496 | 8,343,323 | 8,363,404 | 8,391,643 | 8,429,991 | 8,479,823 | 8,546,356 | 8,642,699 | 8,736,668 | 8,797,566 | 8,840,521 | 8,879,920 | 8,916,864 | 8,955,797 | 9,041,851 |
割合(%) | 22.23 | 22.46 | 22.66 | 22.87 | 23.12 | 23.41 | 23.69 | 24 | 24.29 | 24.5 | 24.58 | 24.53 | 24.36 | 24.08 | 23.72 | 23.3 | 22.78 | 22.24 | 21.69 | 21.11 | 20.52 | 19.98 | 19.46 | 18.97 | 18.53 | 18.12 | 17.84 | 17.52 | 17.22 | 17.01 | 16.93 | 16.95 | 17.13 | 17.38 | 17.61 | 17.72 | 17.69 | 17.53 | 17.28 | 17.02 | 16.83 | 16.6 | 16.45 | 16.33 | 16.18 | 15.97 | 15.76 | 15.5 | 15.2 | 14.93 | 14.72 | 14.52 | 14.37 | 14.25 | 14.17 | 14.12 | 14.17 | 14.23 | 14.3 | 14.36 | 14.4 | 14.39 | 14.38 |
年少人口(人) | 1566864 | 1591647 | 1615511 | 1640796 | 1669908 | 1702165 | 1734910 | 1770419 | 1801100 | 1822857 | 1835769 | 1840231 | 1838054 | 1826900 | 1802605 | 1766122 | 1723301 | 1683462 | 1640041 | 1593504 | 1549231 | 1511937 | 1473669 | 1434631 | 1400817 | 1370721 | 1350296 | 1327219 | 1306500 | 1296431 | 1299884 | 1314644 | 1342729 | 1374321 | 1397371 | 1408227 | 1408301 | 1397122 | 1378290 | 1360628 | 1348118 | 1335267 | 1329418 | 1326404 | 1322536 | 1314129 | 1303282 | 1285491 | 1265159 | 1246028 | 1230814 | 1218637 | 1211102 | 1208730 | 1211372 | 1220347 | 1238043 | 1251975 | 1264013 | 1275321 | 1284315 | 1288336 | 1300046 |
上記のオーストリアの年少人口の推移グラフを見てみると、1971年の年少人口が最も多く、統計で分かる最新の2022年はそれよりも少ないことが見えてきます。
ただし、前年度の2021年の数値「1288336人」よりは多いため、今後も年少人口が再び上昇する可能性は高いです。
また、面白いのが、「総人口が増加しているにもかかわらず、年少人口が減少している年」が29回あることです。
逆に、総人口が減少している場合は、必ず年少人口も減少しているという点も、とても興味深い結果となっています。
これらの事より、オーストリアにおいては必ずしも総人口が増加すれば年少人口が増えるというわけではないことが見えてきます。
また、年少人口ではなく出生率の推移であれば、こちらのページで特集していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ グラフで見るオーストリアの出生率は高い?低い?
オーストリアの年少人口は、どれくらい少ない、あるいは多いのでしょうか?
まずは、オーストリアの年少人口を、人口が近い国と比較してみます。
オーストリアと人口数が世界で最も近いベラルーシとトーゴの年少人口を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 年少人口 |
---|---|---|---|
ベラルーシ | 9,228,071人 | 16.78 | 1,548,087人 |
オーストリア | 9,041,851人 | 14.38 | 1,300,046人 |
トーゴ | 8,848,699人 | 39.96 | 3,535,967人 |
上記の年少人口の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、トーゴとオーストリアは人口数は世界の中でも1・2番目に近いが、年少人口には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、オーストリアの年少人口を、日本とアメリカと中国と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 年少人口 |
---|---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 17.25 | 243,552,723人 |
アメリカ | 333,287,557人 | 17.96 | 59,856,573人 |
日本 | 125,124,989人 | 11.62 | 14,542,937人 |
オーストリア | 9,041,851人 | 14.38 | 1,300,046人 |
上記のグラフより、オーストリアの年少人口は中国・アメリカ・日本よりも少ないということが分かります。
特に、中国と比較すると187.3倍も年少人口が少なくアメリカと比べても46倍もの差があることが分かります。
また、逆に日本と比べると11.2倍程しか差がなく、日本とオーストリアの年少人口は比較的近い数値であるということも見えてきます。
オーストリアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の年少人口ランキングでオーストリアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、人数が多いランキングです。その後に、割合での世界ランキングもお伝えします。
オーストリアの年少人口を世界で見たときに何番目に多いのかを世界年少人口ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 総人口 (人) | 割合 (%) | 年少人口 (人) |
---|---|---|---|---|
111 | アラブ首長国連邦 | 944万 | 15.2 | 143万 |
112 | ハンガリー | 964万 | 14.4 | 139万 |
113 | ポルトガル | 1040万 | 13.2 | 137万 |
114 | スイス | 877万 | 15 | 132万 |
115 | オーストリア | 904万 | 14.4 | 130万 |
116 | オマーン | 457万 | 27 | 123万 |
117 | ガンビア | 270万 | 43.1 | 116万 |
118 | パナマ | 440万 | 26.1 | 115万 |
119 | モンゴル | 339万 | 32.5 | 110万 |
120 | コスタリカ | 518万 | 20.2 | 104万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の年少人口が多いランキング表では、統計が取れる215カ国の中で、オーストリアは115位と、世界の中でも年少人口が標準的な国ということが分かります。
以下は年少人口の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の年少人口が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の年少人口が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界年少人口ランキングの平均値、中央値とオーストリアの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 割合 | 年少人口 |
---|---|---|---|
オーストリア | 9,041,851人 | 14.38 | 1,300,046人 |
平均値 | - | - | 9,332,724人 |
中央値 | - | - | 1,446,149人 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、オーストリアの年少人口は平均より8,032,678人少ないという結果が見えてきます。
また、中央値の1,446,149と比較してみると、オーストリアの年少人口は中央値より1割少ないということが分かります。
次に、年少人口の人数ではなく、総人口に対する割合(率)でオーストリアは世界何位なのかを各国のランキングで見ていきます。
順位 | 国名 | 総人口 (人) | 割合 (%) | 年少人口 (人) |
---|---|---|---|---|
194 | イギリス領ヴァージン諸島 | 3万 | 14.5 | 4,538 |
195 | リヒテンシュタイン | 3万 | 14.5 | 5,688 |
196 | ハンガリー | 964万 | 14.4 | 139万 |
197 | セルビア | 666万 | 14.4 | 96万 |
198 | オーストリア | 904万 | 14.4 | 130万 |
199 | クロアチア | 385万 | 14.1 | 54万 |
200 | ブルガリア | 646万 | 14 | 90万 |
201 | ドイツ | 8379万 | 14 | 1169万 |
202 | ギリシャ | 1042万 | 13.9 | 144万 |
203 | スペイン | 4777万 | 13.8 | 659万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの各国の年少人口率ランキングを見て頂くと分かるのですが、オーストリアは198位となっています。
先程の、「人数でのランキング」では115位だったのですが、総人口に対する年少人口の「割合が高いランキング」では、198位と、その差は83もあり、115においては世界と比較すると「人数と割合では違いが出てくる」ということも、読み取ることができます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | オーストリアの年少人口データ |
更新日時 | 2024-03-30T03:03:08+0900 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - orld Bank staff estimates using the World Bank's total population and age/sex distributions of the United Nations Population Division's World Population Prospects: 2019 Revision. |
その他にも、グラフで見るオーストリアの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、オーストリアの統計情報は、こちらのページで266種類以上の全一覧が見られます。
→ オーストリアの統計情報TOPページ
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