グラフで見る延岡市の将来負担比率は高い？低い？(推移グラフと比較)

延岡市(宮崎県)の将来負担比率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

将来負担比率とは？

[将来負担比率],地方公共団体の借入金（地方債）など現在抱えている負債の大きさを，その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したもの

延岡市の将来負担比率はどのくらい？

延岡市(宮崎県)の将来負担比率は、9.3%です。(2017年調査)

延岡市(宮崎県)の将来負担比率(2017年)

市区町村名	将来負担比率
延岡市	9.3%

延岡市の将来負担比率推移グラフ(2011年～現在)

では、現在の延岡市(宮崎県)の将来負担比率の「9.3%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

延岡市の将来負担比率の2011～2017年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2011～2017年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※延岡市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の延岡市の将来負担比率グラフの全体図です。

また、下記は2011～2017年までの延岡市の将来負担比率の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る延岡市(宮崎県)の将来負担比率の推移(2011～2017年)

年	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
将来負担比率(%)	83.70	69.70	55.10	51.40	36.80	18.20	9.30
前回比(差引値)	-	-14	-14.6	-3.7	-14.6	-18.6	-8.9
前回比(%)	-	83.27	79.05	93.28	71.6	49.46	51.1

上記の延岡市の将来負担比率の推移グラフを見てみると、最新である2017年の将来負担比率が最も低いことが分かります。

また、前回の2016年よりも8.9%少なくなっており、将来負担比率は下がりつつあると言えます。

特に、最も将来負担比率が多かった2011年と現在の将来負担比率を比べると、9倍もの差があり、将来負担比率がいかに減少したかが見えてきます。

また、将来負担比率ではなく実質公債費比率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る延岡市の実質公債費比率

延岡市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る延岡市(宮崎県)の人口推移

延岡市の将来負担比率は低い？高い？人口が近いうるま市(沖縄県)と門真市(大阪府)と比較

延岡市(宮崎県)の将来負担比率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

延岡市(宮崎県)とうるま市(沖縄県)と門真市(大阪府)の将来負担比率を比較

まずは、延岡市と人口が日本全国で最も近いうるま市(沖縄県)と門真市(大阪府)の将来負担比率を比較してみます。

※鶴岡市(山形県)と唐津市(佐賀県)は、延岡市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

延岡市(宮崎県)と人口の近いうるま市(沖縄県)と門真市(大阪府)の将来負担比率を比較した一覧表

市区町村名	総人口	将来負担比率
鶴岡市(山形県)	122,203人	54.7%
うるま市(沖縄県)	125,701人	4.7%
延岡市(宮崎県)	119,352人	9.3%
門真市(大阪府)	119,161人	51.2%
唐津市(佐賀県)	118,400人	109.9%

上記の将来負担比率の比較表をみてみると、

• 延岡市は、うるま市(沖縄県)よりも将来負担比率の数値が約4.60も多く、1.979倍も高い
• 門真市(大阪府)は、延岡市よりも将来負担比率の数値が約41.90も多く、5.505倍も高い

という結果となっています。

特に、門真市(大阪府)と延岡市は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、将来負担比率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

延岡市をもっと他の市区町村と比較する

延岡市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、延岡市の将来負担比率が、宮崎県内では何番目に高いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

延岡市の将来負担比率は、宮崎県内では10位

下記は、宮崎県内での将来負担比率のランキング表です。（高い順）

宮崎県内での将来負担比率のランキング表：延岡市は10位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
1	小林市	108.6
2	日南市	87.7
3	東諸県郡国富町	83.8
4	日向市	82.2
5	宮崎市	51.7
6	東諸県郡綾町	42.6
6	串間市	42.6
8	児湯郡新富町	30.5
9	児湯郡高鍋町	25.4
10	延岡市	9.3

宮崎県内の将来負担比率の平均値と中央値

また、宮崎県内での将来負担比率の平均値と、中央値についても調査し、延岡市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

延岡市の将来負担比率と宮崎県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	将来負担比率
延岡市	9.3%
平均値	56.44%
中央値	42.6%

こちらの比較表より、延岡市の将来負担比率は、

• 宮崎県平均値の0.1648倍(→低い)
• 宮崎県中央値の0.218倍(→低い)

ということが見えてきます。

日本全国の将来負担比率ランキングで延岡市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

延岡市は日本全国の将来負担比率ランキング(高い順)で957位

まずは、延岡市の将来負担比率を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に高いのかを日本全国の将来負担比率ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキング表：延岡市は957位

順位	市区町村名	将来負担比率 (%)
951	留萌振興局羽幌町	9.5
951	犬山市	9.5
951	上川総合振興局占冠村	9.5
951	東伯郡湯梨浜町	9.5
957	延岡市	9.3
958	熱海市	9.2
958	妙高市	9.2
960	牧之原市	9.1
960	空知総合振興局妹背牛町	9.1
962	釜石市	9

→ 日本全国(市区町村別)の将来負担比率ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の将来負担比率が高いランキング表では、統計が取れる1067つの市区町村の中で、延岡市は957位と、日本全国(市区町村)の中でも将来負担比率が比較的低い市区町村ということが分かります。

以下は将来負担比率の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

将来負担比率の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の将来負担比率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と延岡市の将来負担比率を比べる

また、この日本全国(市区町村別)将来負担比率ランキングの平均値、中央値と延岡市の比較グラフは以下となっています。

延岡市の将来負担比率を日本全国(市区町村)の中央値(52)と平均値(59)と比較した一覧表

市区町村名	将来負担比率
延岡市	9.3%
平均値	59%
中央値	52%

こちらの表より、延岡市の将来負担比率は平均より50%低いという結果が見えてきます。

また、中央値の52と比較してみると、延岡市の将来負担比率は中央値より半分以上低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	延岡市(宮崎県)の将来負担比率データ
単位	(%)
期間	2011～2017年
更新日時	2022-08-20T05:02:46+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

将来負担比率にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの将来負担比率の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る将来負担比率の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、延岡市(宮崎県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

あなたの統計考察コメント

統計「グラフで見る延岡市の将来負担比率は高い？低い？(推移グラフと比較)」について、あなたの考察やコメントを残そう！