グラフで見る奈良市の兼業農家数（販売農家）は多い？少い？(推移グラフと比較)

奈良市(奈良県)の兼業農家数（販売農家）をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

兼業農家数（販売農家）とは？

[販売農家],経営耕地面積が30アール以上又は農産物販売金額が年間50万円以上の農家,[兼業農家],世帯員の中に兼業従事者（１年間に30日以上他に雇用されて仕事に従事した者又は農業以外の自営業に従事した者）が１人以上いる農家

奈良市の兼業農家数（販売農家）はどのくらい？

奈良市(奈良県)の兼業農家数（販売農家）は、1,319(戸)です。(2015年調査)

奈良市(奈良県)の兼業農家数（販売農家）(2015年)

市区町村名	兼業農家数（販売農家）
奈良市	1,319(戸)

奈良市の兼業農家数（販売農家）推移グラフ(2000年～現在)

では、現在の奈良市(奈良県)の兼業農家数（販売農家）の「1,319(戸)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

奈良市の兼業農家数（販売農家）の2000～2015年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2015年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※奈良市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の奈良市の兼業農家数（販売農家）グラフの全体図です。

また、下記は2000～2015年までの奈良市の兼業農家数（販売農家）の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る奈良市(奈良県)の兼業農家数（販売農家）の推移(2000～2015年)

年	2000	2005	2010	2015
兼業農家数（販売農家）(戸)	1,959.00	1,551.00	1,761.00	1,319.00
前回比(差引値)	-	-408	210	-442
前回比(%)	-	79.17	113.54	74.9

上記の奈良市の兼業農家数（販売農家）の推移グラフを見てみると、最新である2015年の兼業農家数（販売農家）が最も少いことが分かります。

また、前回の2010年よりも442(戸)少なくなっており、兼業農家数（販売農家）は下がりつつあると言えます。

特に、最も兼業農家数（販売農家）が多かった2000年と現在の兼業農家数（販売農家）を比べると、1.49倍もの差があり、兼業農家数（販売農家）がいかに減少したかが見えてきます。

また、兼業農家数（販売農家）ではなく専業農家数（販売農家）であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る奈良市の専業農家数（販売農家）

奈良市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る奈良市(奈良県)の人口推移

奈良市の兼業農家数（販売農家）は少い？多い？人口が近い和歌山市(和歌山県)と川越市(埼玉県)と比較

奈良市(奈良県)の兼業農家数（販売農家）は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか？

奈良市(奈良県)と和歌山市(和歌山県)と川越市(埼玉県)の兼業農家数（販売農家）を比較

まずは、奈良市と人口が日本全国で最も近い和歌山市(和歌山県)と川越市(埼玉県)の兼業農家数（販売農家）を比較してみます。

※吹田市(大阪府)と高槻市(大阪府)は、奈良市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

奈良市(奈良県)と人口の近い和歌山市(和歌山県)と川越市(埼玉県)の兼業農家数（販売農家）を比較した一覧表

市区町村名	総人口	兼業農家数（販売農家）
吹田市(大阪府)	378,869人	49(戸)
和歌山市(和歌山県)	362,662人	1,319(戸)
奈良市(奈良県)	353,158人	1,319(戸)
川越市(埼玉県)	353,235人	1,333(戸)
高槻市(大阪府)	349,941人	337(戸)

上記の兼業農家数（販売農家）の比較表をみてみると、

• 和歌山市(和歌山県)と、奈良市の兼業農家数（販売農家）は全く同じデータである
• 川越市(埼玉県)は、奈良市よりも兼業農家数（販売農家）の数値が約14程しか変わらず、兼業農家数（販売農家）と人口も日本国内では比較的似ている

という結果となっています。

奈良市をもっと他の市区町村と比較する

奈良市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、奈良市の兼業農家数（販売農家）が、奈良県内では何番目に多いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

奈良市の兼業農家数（販売農家）は、奈良県内では1位

下記は、奈良県内での兼業農家数（販売農家）のランキング表です。（多い順）

奈良県内での兼業農家数（販売農家）のランキング表：奈良市は1位

順位	市区町村名	兼業農家数（販売農家） (戸)
1	奈良市	1,319
2	宇陀市	889
3	天理市	783
4	五條市	740
5	大和郡山市	611
6	御所市	548
7	橿原市	471
8	磯城郡田原本町	449
9	桜井市	443
10	葛城市	420
11	北葛城郡広陵町	288
12	山辺郡山添村	216
13	高市郡明日香村	205
14	生駒市	198
15	大和高田市	172
16	生駒郡斑鳩町	157
17	香芝市	142
18	磯城郡川西町	136
19	高市郡高取町	115
20	磯城郡三宅町	91
21	北葛城郡河合町	90
22	生駒郡平群町	88
23	生駒郡安堵町	85
23	吉野郡大淀町	85
25	吉野郡下市町	68
26	宇陀郡御杖村	64
27	宇陀郡曽爾村	59
28	吉野郡吉野町	53
29	北葛城郡上牧町	42
30	吉野郡十津川村	31
31	北葛城郡王寺町	21
32	生駒郡三郷町	7
33	吉野郡天川村	5
34	吉野郡下北山村	3

奈良県内でのシェア率(割合)

さらに、上記のランキング表を元に、奈良市の兼業農家数（販売農家）が、奈良県内でどれだけのシェア率を占めているのか、割合を示したグラフを以下に作成しました。

奈良県内全体の兼業農家数（販売農家）の合計は、9094(戸)です。※データが確認できる34自治体の合計となります。

そして、奈良市の兼業農家数（販売農家）は1319(戸)ですので、奈良県内でのシェア率は14.504%となります。

奈良県内の兼業農家数（販売農家）の平均値と中央値

また、奈良県内での兼業農家数（販売農家）の平均値と、中央値についても調査し、奈良市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

奈良市の兼業農家数（販売農家）と奈良県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	兼業農家数（販売農家）
奈良市	1,319(戸)
平均値	267.47(戸)
中央値	125.5(戸)

こちらの比較表より、奈良市の兼業農家数（販売農家）は、

• 奈良県平均値の4.9314倍(→多い)
• 奈良県中央値の10.51倍(→多い)

ということが見えてきます。

日本全国の兼業農家数（販売農家）ランキングで奈良市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

奈良市は日本全国の兼業農家数（販売農家）ランキング(多い順)で169位

まずは、奈良市の兼業農家数（販売農家）を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に多いのかを日本全国の兼業農家数（販売農家）ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の兼業農家数（販売農家）ランキング表：奈良市は169位

順位	市区町村名	兼業農家数（販売農家） (戸)
165	川越市	1,333
166	酒田市	1,331
167	亀岡市	1,329
168	京都市	1,321
169	奈良市	1,319
169	天童市	1,319
169	和歌山市	1,319
172	南砺市	1,316
173	大垣市	1,314
174	高島市	1,311

→ 日本全国(市区町村別)の兼業農家数（販売農家）ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の兼業農家数（販売農家）が多いランキング表では、統計が取れる1705つの市区町村の中で、奈良市は169位と、日本全国(市区町村)の中でも兼業農家数（販売農家）が比較的多い市区町村ということが分かります。

以下は兼業農家数（販売農家）の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

兼業農家数（販売農家）の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の兼業農家数（販売農家）が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の兼業農家数（販売農家）が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と奈良市の兼業農家数（販売農家）を比べる

また、この日本全国(市区町村別)兼業農家数（販売農家）ランキングの平均値、中央値と奈良市の比較グラフは以下となっています。

奈良市の兼業農家数（販売農家）を日本全国(市区町村)の中央値(281)と平均値(520)と比較した一覧表

市区町村名	兼業農家数（販売農家）
奈良市	1,319(戸)
平均値	520(戸)
中央値	281(戸)

こちらの表より、奈良市の兼業農家数（販売農家）は平均より2.54倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の281と比較してみると、奈良市の兼業農家数（販売農家）「1319(戸)」は中央値よりも4.69倍も兼業農家数（販売農家）が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	奈良市(奈良県)の兼業農家数（販売農家）データ
単位	(戸)
期間	2000～2015年
更新日時	2021-04-09T12:57:14+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る兼業農家数（販売農家）の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

兼業農家数（販売農家）にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの兼業農家数（販売農家）の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る兼業農家数（販売農家）の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、奈良市(奈良県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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