グラフで見る川崎市の最終処分量は多い？少い？(推移グラフと比較)

川崎市(神奈川県)の最終処分量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

最終処分量とは？

[最終処分量],直接最終処分量，焼却残渣量及び処理残渣量の合計

川崎市の最終処分量はどのくらい？

川崎市(神奈川県)の最終処分量は、47,503(ｔ)です。(2021年調査)

川崎市(神奈川県)の最終処分量(2021年)

市区町村名	最終処分量
川崎市	47,503(ｔ)

川崎市の最終処分量推移グラフ(2000年～現在)

では、現在の川崎市(神奈川県)の最終処分量の「47,503(ｔ)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

川崎市の最終処分量の2000～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※川崎市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の川崎市の最終処分量グラフの全体図です。

また、下記は2000～2021年までの川崎市の最終処分量の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る川崎市(神奈川県)の最終処分量の推移(2000～2021年)

年	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
最終処分量(ｔ)	73,452.00	72,817.00	75,511.00	75,458.00	71,033.00	67,066.00	66,483.00	65,781.00	62,636.00	60,540.00	62,069.00	47,878.00	41,304.00	47,773.00	49,058.00	46,308.00	45,842.00	45,732.00	47,597.00	48,757.00	48,485.00	47,503.00
前回比(差引値)	-	-635	2,694	-53	-4,425	-3,967	-583	-702	-3,145	-2,096	1,529	-14,191	-6,574	6,469	1,285	-2,750	-466	-110	1,865	1,160	-272	-982
前回比(%)	-	99.14	103.7	99.93	94.14	94.42	99.13	98.94	95.22	96.65	102.53	77.14	86.27	115.66	102.69	94.39	98.99	99.76	104.08	102.44	99.44	97.97

上記の川崎市の最終処分量の推移グラフを見てみると、2002年の最終処分量が最も多く、統計で分かる最新の2021年はそれよりも少いことが見えてきます。

さらに、前回の2020年の数値「48485(ｔ)」よりも少なくなっているため、今後はさらに最終処分量が少なくなる可能性があります。

また、最終処分量ではなくごみのリサイクル率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る川崎市のごみのリサイクル率

川崎市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る川崎市(神奈川県)の人口推移

川崎市の最終処分量は少い？多い？人口が近い神戸市(兵庫県)と京都市(京都府)と比較

川崎市(神奈川県)の最終処分量は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか？

川崎市(神奈川県)と神戸市(兵庫県)と京都市(京都府)の最終処分量を比較

まずは、川崎市と人口が日本全国で最も近い神戸市(兵庫県)と京都市(京都府)の最終処分量を比較してみます。

※福岡市(福岡県)とさいたま市(埼玉県)は、川崎市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

川崎市(神奈川県)と人口の近い神戸市(兵庫県)と京都市(京都府)の最終処分量を比較した一覧表

市区町村名	総人口	最終処分量
福岡市(福岡県)	1,581,398人	76,473(ｔ)
神戸市(兵庫県)	1,510,917人	69,590(ｔ)
川崎市(神奈川県)	1,524,026人	47,503(ｔ)
京都市(京都府)	1,385,190人	48,541(ｔ)
さいたま市(埼玉県)	1,339,333人	13,399(ｔ)

上記の最終処分量の比較表をみてみると、

• 神戸市(兵庫県)は、川崎市よりも最終処分量の数値が約22,087多く、1.465倍高い
• 京都市(京都府)は、川崎市よりも最終処分量の数値が約1,038程しか変わらず、最終処分量と人口も日本国内では比較的似ている

という結果となっています。

川崎市をもっと他の市区町村と比較する

川崎市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、川崎市の最終処分量が、神奈川県内では何番目に多いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

川崎市の最終処分量は、神奈川県内では2位

下記は、神奈川県内での最終処分量のランキング表です。（多い順）

神奈川県内での最終処分量のランキング表：川崎市は2位

順位	市区町村名	最終処分量 (ｔ)
1	横浜市	123,866
2	川崎市	47,503
3	相模原市	18,836
4	茅ヶ崎市	6,192
5	小田原市	6,167
6	厚木市	5,324
7	秦野市	2,527
8	伊勢原市	1,644
9	足柄下郡箱根町	1,638
10	足柄下郡湯河原町	1,442
11	南足柄市	1,253
12	愛甲郡愛川町	1,154
13	平塚市	716
14	横須賀市	681
15	大和市	593
16	足柄上郡開成町	471
17	高座郡寒川町	458
18	足柄上郡大井町	338
19	足柄上郡山北町	333
20	足柄下郡真鶴町	326
21	足柄上郡松田町	203
22	足柄上郡中井町	200
23	海老名市	128
24	座間市	123
25	三浦郡葉山町	108
26	中郡大磯町	101
27	藤沢市	100
28	中郡二宮町	94
29	綾瀬市	90
30	愛甲郡清川村	74
31	逗子市	63
32	三浦市	58
33	鎌倉市	0

神奈川県内でのシェア率(割合)

さらに、上記のランキング表を元に、川崎市の最終処分量が、神奈川県内でどれだけのシェア率を占めているのか、割合を示したグラフを以下に作成しました。

神奈川県内全体の最終処分量の合計は、222804(ｔ)です。※データが確認できる33自治体の合計となります。

そして、川崎市の最終処分量は47503(ｔ)ですので、神奈川県内でのシェア率は21.321%となります。

神奈川県内の最終処分量の平均値と中央値

また、神奈川県内での最終処分量の平均値と、中央値についても調査し、川崎市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

川崎市の最終処分量と神奈川県内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	最終処分量
川崎市	47,503(ｔ)
平均値	6,752(ｔ)
中央値	338(ｔ)

こちらの比較表より、川崎市の最終処分量は、

• 神奈川県平均値の7.0358倍(→多い)
• 神奈川県中央値の140.541倍(→多い)

ということが見えてきます。

日本全国の最終処分量ランキングで川崎市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

川崎市は日本全国の最終処分量ランキング(多い順)で7位

まずは、川崎市の最終処分量を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に多いのかを日本全国の最終処分量ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の最終処分量ランキング表：川崎市は7位

順位	市区町村名	最終処分量 (ｔ)
3	福岡市	76,473
4	神戸市	69,590
5	札幌市	57,769
6	京都市	48,541
7	川崎市	47,503
8	仙台市	47,379
9	広島市	46,370
10	北九州市	45,254
11	鹿児島市	28,433
12	新潟市	28,136

→ 日本全国(市区町村別)の最終処分量ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の最終処分量が多いランキング表では、統計が取れる1717つの市区町村の中で、川崎市は7位と、上位10位にランクインしており、日本全国(市区町村)の中でも最終処分量がとても多い市区町村ということが分かります。

以下は最終処分量の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

最終処分量の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の最終処分量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の最終処分量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と川崎市の最終処分量を比べる

また、この日本全国(市区町村別)最終処分量ランキングの平均値、中央値と川崎市の比較グラフは以下となっています。

川崎市の最終処分量を日本全国(市区町村)の中央値(471)と平均値(1,865)と比較した一覧表

市区町村名	最終処分量
川崎市	47,503(ｔ)
平均値	1,865(ｔ)
中央値	471(ｔ)

こちらの表より、川崎市の最終処分量は平均より25.47倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の471と比較してみると、川崎市の最終処分量「47503(ｔ)」は中央値よりも100.86倍も最終処分量が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	川崎市(神奈川県)の最終処分量データ
単位	(ｔ)
期間	2000～2021年
更新日時	2024-08-22T05:02:58+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

地図で見る最終処分量の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

最終処分量にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの最終処分量の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る最終処分量の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、川崎市(神奈川県)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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