ジンバブエの妊産婦死亡率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
ジンバブエの妊産婦死亡率は、458(出生数10万人当たり)です。(2017年調査)
国名 | 妊産婦死亡率 |
---|---|
ジンバブエ | 458(出生数10万人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
2017年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2021年3月20日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のジンバブエの妊産婦死亡率の「458(出生数10万人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
ジンバブエの妊産婦死亡率の2000~2017年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、2000~2017年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のジンバブエの統計と妊産婦死亡率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、ジンバブエの妊産婦死亡率の世界順位の変遷です。
過去の2000年から2017年までのジンバブエの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
ジンバブエは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
ジンバブエの妊産婦死亡率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したジンバブエの妊産婦死亡率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※ジンバブエの妊産婦死亡率の推移(2000~2017年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:妊産婦死亡率
また、下記は2000~2017年までのジンバブエの妊産婦死亡率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
妊産婦死亡率(出生数10万人当たり) | 579.00 | 629.00 | 666.00 | 680.00 | 686.00 | 685.00 | 680.00 | 671.00 | 657.00 | 632.00 | 598.00 | 557.00 | 528.00 | 509.00 | 494.00 | 480.00 | 468.00 | 458.00 |
前回比(差引値) | - | 50 | 37 | 14 | 6 | -1 | -5 | -9 | -14 | -25 | -34 | -41 | -29 | -19 | -15 | -14 | -12 | -10 |
前回比(%) | - | 108.64 | 105.88 | 102.1 | 100.88 | 99.85 | 99.27 | 98.68 | 97.91 | 96.19 | 94.62 | 93.14 | 94.79 | 96.4 | 97.05 | 97.17 | 97.5 | 97.86 |
上記のジンバブエの妊産婦死亡率の推移グラフを見てみると、最新である2017年の妊産婦死亡率が最も低いことが分かります。
また、前回の2016年よりも10(出生数10万人当たり)少なくなっており、妊産婦死亡率は下がりつつあると言えます。
特に、最も妊産婦死亡率が多かった2004年と現在の妊産婦死亡率を比べると、1.26倍もの差があり、妊産婦死亡率がいかに減少したかが見えてきます。
また、妊産婦死亡率ではなく低体重児の有病率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ ジンバブエの低体重児の有病率
ジンバブエの妊産婦死亡率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか?
まずは、ジンバブエと人口数が世界で最も近いソマリアとギニアの妊産婦死亡率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 妊産婦死亡率 |
---|---|---|
ソマリア | 15,008,154人 | 829(出生数10万人当たり) |
ジンバブエ | 14,439,018人 | 458(出生数10万人当たり) |
ギニア | 12,414,318人 | 576(出生数10万人当たり) |
上記の妊産婦死亡率の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、ソマリアとジンバブエは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、妊産婦死亡率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、ジンバブエの妊産婦死亡率を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 妊産婦死亡率 |
---|---|---|
中国 | 1,392,730,000人 | 29(出生数10万人当たり) |
アメリカ | 326,687,501人 | 19(出生数10万人当たり) |
日本 | 126,529,100人 | 5(出生数10万人当たり) |
ジンバブエ | 14,439,018人 | 458(出生数10万人当たり) |
上記のグラフより、ジンバブエの妊産婦死亡率が最も高いということが分かります。
特に、日本と比較すると91.6倍も妊産婦死亡率が多く、アメリカと比べると24.1倍、中国と比べると15.8倍の差があることが分かります。
ジンバブエのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の妊産婦死亡率ランキングでジンバブエは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、ジンバブエの妊産婦死亡率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界妊産婦死亡率ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 妊産婦死亡率 (出生数10万人当たり) |
---|---|---|
18 | タンザニア | 524 |
19 | ニジェール | 509 |
20 | ハイチ | 480 |
21 | コンゴ民主共和国 | 473 |
22 | ジンバブエ | 458 |
23 | スワジランド | 437 |
24 | エチオピア | 401 |
25 | ベナン | 397 |
26 | トーゴ | 396 |
27 | コンゴ共和国 | 378 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の妊産婦死亡率が高いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、ジンバブエは22位と、上位30カ国にランクインしており、世界の中でも妊産婦死亡率が比較的高い国ということが分かります。
以下は妊産婦死亡率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の妊産婦死亡率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の妊産婦死亡率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界妊産婦死亡率ランキングの平均値、中央値とジンバブエの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 妊産婦死亡率 |
---|---|
ジンバブエ | 458(出生数10万人当たり) |
平均値 | 158(出生数10万人当たり) |
中央値 | 52(出生数10万人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、ジンバブエの妊産婦死亡率は平均より2.9倍高いという結果が見えてきます。
また、中央値の52と比較してみると、ジンバブエの妊産婦死亡率「458(出生数10万人当たり)」は中央値よりも8.81倍も妊産婦死亡率が高いということも見えてきます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | ジンバブエの妊産婦死亡率データ |
単位 | (出生数10万人当たり) |
期間 | 2000~2017年 |
更新日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 |
確認日時 | 2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - WHO, UNICEF, UNFPA, World Bank Group, and the United Nations Population Division. Trends in Maternal Mortality: 2000 to 2017. Geneva, World Health Organization, 2019 |
その他にも、グラフで見るジンバブエの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、ジンバブエの統計情報は、こちらのページで257種類以上の全一覧が見られます。
→ ジンバブエの統計情報TOPページ
統計「ジンバブエの妊産婦死亡率(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう!