アメリカ合衆国の乳児の死亡率(推移と比較グラフ)

アメリカ合衆国の乳児の死亡率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

乳児の死亡率とは？

乳児死亡率とは、ある年の出生数1,000人当たり、1歳に達する前に死亡した乳児の数のことです。

アメリカ合衆国の乳児の死亡率はどのくらい？

アメリカ合衆国の乳児の死亡率は、5.4(1,000人当たり)です。(2021年調査)

アメリカ合衆国の乳児の死亡率(2021年)

国名	乳児の死亡率
アメリカ合衆国	5.4(1,000人当たり)

アメリカ合衆国の乳児の死亡率推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のアメリカ合衆国の乳児の死亡率の「5.4(1,000人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

アメリカ合衆国の乳児の死亡率の1960～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のアメリカ合衆国の統計と乳児の死亡率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

アメリカ合衆国の乳児の死亡率の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、アメリカ合衆国の乳児の死亡率の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2021年までのアメリカ合衆国の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
アメリカ合衆国は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

アメリカ合衆国の乳児の死亡率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したアメリカ合衆国の乳児の死亡率グラフの全体図です。

また、下記は1960～2021年までのアメリカ合衆国の乳児の死亡率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るアメリカ合衆国の乳児の死亡率の推移(1960～2021年) →横スクロールできます。

年	1960	1961	1962	1963	1964	1965	1966	1967	1968	1969	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
乳児の死亡率(1,000人当たり)	25.90	25.40	24.90	24.40	23.80	23.30	22.70	22.00	21.30	20.60	19.90	19.10	18.30	17.50	16.70	15.90	15.20	14.50	13.80	13.20	12.60	12.10	11.70	11.30	10.90	10.60	10.40	10.20	9.90	9.70	9.40	9.10	8.80	8.50	8.20	7.90	7.70	7.50	7.40	7.20	7.10	7.00	6.90	6.90	6.80	6.70	6.70	6.60	6.50	6.40	6.20	6.10	6.00	6.00	5.90	5.80	5.80	5.70	5.60	5.50	5.40	5.40
前年比(差引値)	-	-0.5	-0.5	-0.5	-0.6	-0.5	-0.6	-0.7	-0.7	-0.7	-0.7	-0.8	-0.8	-0.8	-0.8	-0.8	-0.7	-0.7	-0.7	-0.6	-0.6	-0.5	-0.4	-0.4	-0.4	-0.3	-0.2	-0.2	-0.3	-0.2	-0.3	-0.3	-0.3	-0.3	-0.3	-0.3	-0.2	-0.2	-0.1	-0.2	-0.1	-0.1	-0.1	0	-0.1	-0.1	0	-0.1	-0.1	-0.1	-0.2	-0.1	-0.1	0	-0.1	-0.1	0	-0.1	-0.1	-0.1	-0.1	0
前年比(%)	-	98.07	98.03	97.99	97.54	97.9	97.42	96.92	96.82	96.71	96.6	95.98	95.81	95.63	95.43	95.21	95.6	95.39	95.17	95.65	95.45	96.03	96.69	96.58	96.46	97.25	98.11	98.08	97.06	97.98	96.91	96.81	96.7	96.59	96.47	96.34	97.47	97.4	98.67	97.3	98.61	98.59	98.57	100	98.55	98.53	100	98.51	98.48	98.46	96.88	98.39	98.36	100	98.33	98.31	100	98.28	98.25	98.21	98.18	100

上記のアメリカ合衆国の乳児の死亡率の推移グラフを見てみると、最新である2021年の乳児の死亡率が最も低いことが分かります。

特に、最も乳児の死亡率が多かった1960年と現在の乳児の死亡率を比べると、4.8倍もの差があり、乳児の死亡率がいかに減少したかが見えてきます。

また、乳児の死亡率ではなく避妊を実践している女性割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　アメリカ合衆国の避妊を実践している女性割合

アメリカ合衆国の乳児の死亡率は低い？高い？日本と比較

アメリカ合衆国の乳児の死亡率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

アメリカ合衆国とインドとインドネシアの乳児の死亡率を比較

まずは、アメリカ合衆国と人口数が世界で最も近いインドとインドネシアの乳児の死亡率を比較してみます。

アメリカ合衆国と人口数の近いインドとインドネシアの乳児の死亡率を比較した一覧表

国名	総人口	乳児の死亡率
インド	1,407,563,842人	25.5(1,000人当たり)
アメリカ合衆国	332,031,554人	5.4(1,000人当たり)
インドネシア	273,753,191人	18.9(1,000人当たり)

上記の乳児の死亡率の比較表をみてみると、

• インドは、アメリカ合衆国よりも乳児の死亡率の数値が約20も多く、4.72倍も高い
• インドネシアは、アメリカ合衆国よりも乳児の死亡率の数値が約14も多く、3.5倍も高い

という結果となっています。

特に、インドとアメリカ合衆国は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、乳児の死亡率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

アメリカ合衆国と日本の乳児の死亡率を比較

続いて、アメリカ合衆国の乳児の死亡率を、中国と日本と比較してみます。

アメリカ合衆国の乳児の死亡率を中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	乳児の死亡率
中国	1,412,360,000人	5.1(1,000人当たり)
アメリカ合衆国	332,031,554人	5.4(1,000人当たり)
日本	125,681,593人	1.7(1,000人当たり)

上記のグラフより、アメリカ合衆国の乳児の死亡率が最も高いということが分かります。

特に、日本と比較すると3.2倍も乳児の死亡率が多く、中国と比べると1.1倍、アメリカ合衆国と比べると1倍の差があることが分かります。

アメリカ合衆国をもっと他国と比較する

アメリカ合衆国のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の乳児の死亡率ランキングでアメリカ合衆国は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

アメリカ合衆国は世界の乳児の死亡率ランキング(高い順)で140位

まずは、アメリカ合衆国の乳児の死亡率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界乳児の死亡率ランキング表を用いて、みていきます。

世界の乳児の死亡率ランキング表：アメリカ合衆国は140位

順位	国名	乳児の死亡率 (1,000人当たり)
137	スリランカ	5.8
138	サウジアラビア	5.7
139	チリ	5.6
140	アラブ首長国連邦	5.4
140	アメリカ合衆国	5.4
142	ブルガリア	5.3
142	ルーマニア	5.3
144	アンティグア・バーブーダ	5.2
145	中華人民共和国	5.1
145	モルディブ	5.1

→ 世界の乳児の死亡率ランキングをもっと見る

こちらの世界の乳児の死亡率が高いランキング表では、統計が取れる195カ国の中で、アメリカ合衆国は140位と、世界の中でも乳児の死亡率が比較的低い国ということが分かります。

以下は乳児の死亡率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

乳児の死亡率の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の乳児の死亡率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の乳児の死亡率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とアメリカ合衆国の乳児の死亡率を比べる

また、この世界乳児の死亡率ランキングの平均値、中央値とアメリカ合衆国の比較グラフは以下となっています。

アメリカ合衆国の乳児の死亡率を世界の中央値(13)と平均値(20)と比較した一覧表

国名	乳児の死亡率
アメリカ合衆国	5.4(1,000人当たり)
平均値	20(1,000人当たり)
中央値	13(1,000人当たり)

こちらの表より、アメリカ合衆国の乳児の死亡率は平均より14(1,000人当たり)低いという結果が見えてきます。

また、中央値の13と比較してみると、アメリカ合衆国の乳児の死亡率は中央値より半分以上低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	アメリカ合衆国の乳児の死亡率データ
単位	(1,000人当たり)
期間	1960～2021年
更新日時	2023-09-19T03:03:17+0900
確認日時	2023-12-31T03:03:18+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Estimates developed by the UN Inter-agency Group for Child Mortality Estimation ( UNICEF, WHO, World Bank, UN DESA Population Division ) at childmortality.org.

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