ジブチの低体重児の有病率(推移と比較グラフ)

ジブチの低体重児の有病率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

低体重児の有病率とは？

低体重児の有病率とは、年齢に対する体重が0～59ヶ月の国際基準人口の中央値を2標準偏差以上下回っている5歳未満の子どもの割合です。データは2006年に発表されたWHOの子どもの成長基準に基づいています。

ジブチの低体重児の有病率はどのくらい？

ジブチの低体重児の有病率は、29.9%です。(2012年調査)

ジブチの低体重児の有病率(2012年)

国名	低体重児の有病率
ジブチ	29.9%

ジブチの低体重児の有病率推移グラフ(1989年～現在)

では、現在のジブチの低体重児の有病率の「29.9%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

ジブチの低体重児の有病率の1989～2012年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1989～2012年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のジブチの統計と低体重児の有病率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

ジブチの低体重児の有病率の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、ジブチの低体重児の有病率の世界順位の変遷です。

過去の1989年から2012年までのジブチの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
ジブチは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

ジブチの低体重児の有病率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したジブチの低体重児の有病率グラフの全体図です。

また、下記は1989～2012年までのジブチの低体重児の有病率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るジブチの低体重児の有病率の推移(1989～2012年) →横スクロールできます。

年	1989	1996	2002	2012
低体重児の有病率(%)	20.20	16.00	24.40	29.90
前回比(差引値)	-	-4.2	8.4	5.5
前回比(%)	-	79.21	152.5	122.54

上記のジブチの低体重児の有病率の推移グラフを見てみると、最新である2012年の低体重児の有病率が最も高いことが分かります。

また、前回の2002年よりも5.5%多くなっており、低体重児の有病率は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も低い1996年の「16%」と現在の低体重児の有病率「29.9%」を比べると、1.87倍もの差があり、低体重児の有病率がいかに上昇したかが見えてきます。

また、低体重児の有病率ではなく男性の喫煙率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　ジブチの男性の喫煙率

ジブチの低体重児の有病率は低い？高い？日本と比較

ジブチの低体重児の有病率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

ジブチとガボンとコモロの低体重児の有病率を比較

まずは、ジブチと人口数が世界で最も近いガボンとコモロの低体重児の有病率を比較してみます。

ジブチと人口数の近いガボンとコモロの低体重児の有病率を比較した一覧表

国名	総人口	低体重児の有病率
ガボン	2,388,992人	6.4%
ジブチ	1,120,849人	29.9%
コモロ	836,774人	16.9%

上記の低体重児の有病率の比較表をみてみると、

• ジブチは、ガボンよりも低体重児の有病率の数値が約24も多く、4.67倍も高い
• ジブチは、コモロよりも低体重児の有病率の数値が約13も多く、1.77倍も高い

という結果となっています。

特に、ジブチとガボンは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、低体重児の有病率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

ジブチと日本の低体重児の有病率を比較

続いて、ジブチの低体重児の有病率を、アメリカと比較してみます。

ジブチの低体重児の有病率をアメリカと比較した一覧表

国名	総人口	低体重児の有病率
アメリカ	333,287,557人	0.5%
ジブチ	1,120,849人	29.9%

ジブチをもっと他国と比較する

ジブチのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の低体重児の有病率ランキングでジブチは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

ジブチは世界の低体重児の有病率ランキング(高い順)で3位

まずは、ジブチの低体重児の有病率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界低体重児の有病率ランキング表を用いて、みていきます。

世界の低体重児の有病率ランキング表：ジブチは3位

順位	国名	低体重児の有病率 (%)
3	ジブチ	29.9
4	スリランカ	26.1
5	中央アフリカ共和国	24.5
6	ブルキナファソ	24.3
7	モーリタニア	20.2
8	ギニア	18.8
9	ガンビア	17.9
10	コモロ	16.9
11	トーゴ	16.5
12	ベトナム	16.2

→ 世界の低体重児の有病率ランキングをもっと見る

こちらの世界の低体重児の有病率が高いランキング表では、統計が取れる42カ国の中で、ジブチは3位と、上位5カ国にランクインしており、世界の中でも低体重児の有病率が非常に高い国ということが分かります。

以下は低体重児の有病率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

低体重児の有病率の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の低体重児の有病率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の低体重児の有病率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とジブチの低体重児の有病率を比べる

また、この世界低体重児の有病率ランキングの平均値、中央値とジブチの比較グラフは以下となっています。

ジブチの低体重児の有病率を世界の中央値(7)と平均値(11)と比較した一覧表

国名	低体重児の有病率
ジブチ	29.9%
平均値	11%
中央値	7%

こちらの表より、ジブチの低体重児の有病率は平均より2.74倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の7と比較してみると、ジブチの低体重児の有病率「29.9%」は中央値よりも4.43倍も低体重児の有病率が高いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	ジブチの低体重児の有病率データ
単位	(%)
期間	1989～2012年
更新日時	2023-07-02T03:06:27+0900
確認日時	2024-04-20T03:04:36+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - UNICEF, WHO, World Bank: Joint child malnutrition estimates ( JME ). Aggregation is based on UNICEF, WHO, and the World Bank harmonized dataset ( adjusted, comparable data ) and methodology.

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また、ジブチの統計情報は、こちらのページで223種類以上の全一覧が見られます。
　→　ジブチの統計情報TOPページ

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