タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量(推移と比較グラフ)

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

温室効果ガス総排出量とは？

温室効果ガス総排出量とは、短サイクルのバイオマス燃焼（農業廃棄物燃焼やサバンナ燃焼など）を除いたCO2総量から構成されていますが、その他のバイオマス燃焼（森林火災、燃焼後の崩壊、泥炭火災、排水された泥炭地の崩壊など）、すべての人為的なCH4源、N2O源、Fガス（HFCs、PFCs、SF6）を含んだものとなります。また、この統計データの単位はCO2換算されたキロトン(kt)で示されています。

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量はどのくらい？

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量は、7.83(kt)です。(1994年調査)

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量(1994年)

国名	温室効果ガス総排出量
タークス・カイコス諸島	7.83(kt)

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量推移グラフ(1970年～現在)

では、現在のタークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量の「7.83(kt)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量の1970～1994年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1970～1994年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のタークス・カイコス諸島の統計と温室効果ガス総排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量の世界順位の変遷です。

過去の1970年から1994年までのタークス・カイコス諸島の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
タークス・カイコス諸島は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したタークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量グラフの全体図です。

また、下記は1970～1994年までのタークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るタークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量の推移(1970～1994年) →横スクロールできます。

年	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994
温室効果ガス総排出量(kt)	1.47	1.47	1.46	1.46	1.43	1.40	1.39	1.40	1.44	1.49	1.55	1.64	1.74	1.85	1.96	2.08	2.15	2.21	2.26	2.32	2.39	8.70	9.32	7.60	7.83
前回比(差引値)	-	0.01	-0.01	-0	-0.03	-0.04	-0.01	0.01	0.05	0.05	0.06	0.09	0.1	0.11	0.11	0.12	0.08	0.06	0.05	0.06	0.08	6.3	0.62	-1.71	0.23
前回比(%)	-	100.49	99.44	99.89	97.97	97.42	99.57	100.51	103.31	103.55	104.01	105.7	105.93	106.24	105.82	106.08	103.65	102.72	102.07	102.69	103.32	363.31	107.13	81.6	103.02

上記のタークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量の推移グラフを見てみると、1992年の温室効果ガス総排出量が最も多く、統計で分かる最新の1994年はそれよりも少いことが見えてきます。

ただし、前回の1993年の数値「7.60220286(kt)」よりは多いため、今後も温室効果ガス総排出量が再び上昇する可能性は高いです。

また、温室効果ガス総排出量ではなく1人当たりのCO2排出量であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　タークス・カイコス諸島の1人当たりのCO2排出量

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量は少い？多い？日本と比較

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか？

タークス・カイコス諸島とアメリカ領サモアとジブラルタルの温室効果ガス総排出量を比較

まずは、タークス・カイコス諸島と人口数が世界で最も近いアメリカ領サモアとジブラルタルの温室効果ガス総排出量を比較してみます。

タークス・カイコス諸島と人口数の近いアメリカ領サモアとジブラルタルの温室効果ガス総排出量を比較した一覧表

国名	総人口	温室効果ガス総排出量
アメリカ領サモア	55,465人	22.45(kt)
タークス・カイコス諸島	37,665人	7.83(kt)
ジブラルタル	33,718人	305.46(kt)

上記の温室効果ガス総排出量の比較表をみてみると、

• アメリカ領サモアは、タークス・カイコス諸島よりも温室効果ガス総排出量の数値が約15も多く、2.87倍も高い
• ジブラルタルは、タークス・カイコス諸島よりも温室効果ガス総排出量の数値が約298も多く、39倍も高い

という結果となっています。

特に、ジブラルタルとタークス・カイコス諸島は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、温室効果ガス総排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

タークス・カイコス諸島と日本の温室効果ガス総排出量を比較

続いて、タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	温室効果ガス総排出量
中国	1,392,730,000人	4,613,489(kt)
アメリカ	326,687,501人	6,374,979(kt)
日本	126,529,100人	1,385,835(kt)
タークス・カイコス諸島	37,665人	7.83(kt)

上記のグラフより、タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量はアメリカ・中国・日本よりも少いということが分かります。

特に、アメリカと比較すると813974.9倍も温室効果ガス総排出量が少なく中国と比べても589063倍もの差があることが分かります。

タークス・カイコス諸島をもっと他国と比較する

タークス・カイコス諸島のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の温室効果ガス総排出量ランキングでタークス・カイコス諸島は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

タークス・カイコス諸島は世界の温室効果ガス総排出量ランキング(多い順)で185位

まずは、タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界温室効果ガス総排出量ランキング表を用いて、みていきます。

世界の温室効果ガス総排出量ランキング表：タークス・カイコス諸島は185位

順位	国名	温室効果ガス総排出量 (kt)
178	ドミニカ国	138.26
179	サントメ・プリンシペ	102.92
180	グアム	65.86
181	ミクロネシア連邦	50.62
182	アメリカ領ヴァージン諸島	47.23
183	キリバス	39.44
184	アメリカ領サモア	22.45
185	タークス・カイコス諸島	7.83
186	北マリアナ諸島	6.5
187	ツバル	4.55

→ 世界の温室効果ガス総排出量ランキングをもっと見る

こちらの世界の温室効果ガス総排出量が多いランキング表では、統計が取れる187カ国の中で、タークス・カイコス諸島は185位と、下位10カ国以内に入っており、世界の中でも温室効果ガス総排出量がとても少い国ということが分かります。

以下は温室効果ガス総排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

温室効果ガス総排出量の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の温室効果ガス総排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の温室効果ガス総排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とタークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量を比べる

また、この世界温室効果ガス総排出量ランキングの平均値、中央値とタークス・カイコス諸島の比較グラフは以下となっています。

タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量を世界の中央値(28,924)と平均値(200,528)と比較した一覧表

国名	温室効果ガス総排出量
タークス・カイコス諸島	7.83(kt)
平均値	200,528(kt)
中央値	28,924(kt)

こちらの表より、タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量は平均より200,520(kt)少いという結果が見えてきます。

また、中央値の28,924と比較してみると、タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量は中央値より半分以上少いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量データ
単位	(kt)
期間	1970～1994年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - European Commission, Joint Research Centre ( JRC )/Netherlands Environmental Assessment Agency ( PBL ). Emission Database for Global Atmospheric Research ( EDGAR ), EDGARv4.2 FT2012: edgar.jrc.ec.europa.eu

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

また、タークス・カイコス諸島の統計情報は、こちらのページで83種類以上の全一覧が見られます。
　→　タークス・カイコス諸島の統計情報TOPページ

あなたの統計考察コメント

統計「タークス・カイコス諸島の温室効果ガス総排出量(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう！