アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量(推移と比較グラフ)

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

温室効果ガス総排出量とは？

温室効果ガス総排出量とは、短サイクルのバイオマス燃焼（農業廃棄物燃焼やサバンナ燃焼など）を除いたCO2総量から構成されていますが、その他のバイオマス燃焼（森林火災、燃焼後の崩壊、泥炭火災、排水された泥炭地の崩壊など）、すべての人為的なCH4源、N2O源、Fガス（HFCs、PFCs、SF6）を含んだものとなります。また、この統計データの単位はCO2換算されたキロトン(kt)で示されています。

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量はどのくらい？

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は、61.49(kt)です。(2012年調査)

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量(2012年)

国名	温室効果ガス総排出量
アメリカ領ヴァージン諸島	61.49(kt)

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量推移グラフ(1970年～現在)

では、現在のアメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の「61.49(kt)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の1970～2012年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1970～2012年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のアメリカ領ヴァージン諸島の統計と温室効果ガス総排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の世界順位の変遷です。

過去の1970年から2012年までのアメリカ領ヴァージン諸島の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
アメリカ領ヴァージン諸島は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したアメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量グラフの全体図です。

また、下記は1970～2012年までのアメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るアメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の推移(1970～2012年) →横スクロールできます。

年	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012
温室効果ガス総排出量(kt)	21.77	23.11	24.49	25.92	27.95	30.80	32.00	33.92	35.07	36.19	38.25	39.43	40.08	41.47	42.12	42.49	42.66	43.28	43.99	44.73	45.30	45.78	46.31	46.76	47.23	47.59	48.03	48.59	42.02	42.62	43.27	43.89	44.53	45.14	45.72	48.06	49.57	51.75	53.84	56.64	60.21	60.86	61.49
前回比(差引値)	-	1.34	1.37	1.43	2.03	2.85	1.2	1.92	1.15	1.12	2.06	1.19	0.65	1.39	0.65	0.37	0.17	0.63	0.71	0.74	0.57	0.48	0.53	0.45	0.47	0.36	0.45	0.56	-6.57	0.6	0.65	0.61	0.64	0.62	0.57	2.34	1.51	2.18	2.09	2.8	3.57	0.64	0.64
前回比(%)	-	106.17	105.95	105.85	107.85	110.19	103.89	105.99	103.39	103.19	105.69	103.1	101.65	103.46	101.56	100.88	100.39	101.47	101.63	101.68	101.27	101.06	101.15	100.97	101	100.77	100.94	101.17	86.47	101.43	101.52	101.42	101.46	101.39	101.27	105.12	103.14	104.4	104.04	105.2	106.31	101.07	101.05

上記のアメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の推移グラフを見てみると、最新である2012年の温室効果ガス総排出量が最も多いことが分かります。

また、前回の2011年よりも0.637062732101(kt)多くなっており、温室効果ガス総排出量は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も少い1970年の「21.769585(kt)」と現在の温室効果ガス総排出量「61.492775734439(kt)」を比べると、2.82倍もの差があり、温室効果ガス総排出量がいかに上昇したかが見えてきます。

また、温室効果ガス総排出量ではなく再生可能エネルギー消費量(最終エネルギー消費量全体に占める割合)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　アメリカ領ヴァージン諸島の再生可能エネルギー消費量(最終エネルギー消費量全体に占める割合)

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は少い？多い？日本と比較

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか？

アメリカ領ヴァージン諸島とセントビンセント・グレナディーンとセーシェルの温室効果ガス総排出量を比較

まずは、アメリカ領ヴァージン諸島と人口数が世界で最も近いセントビンセント・グレナディーンとセーシェルの温室効果ガス総排出量を比較してみます。

アメリカ領ヴァージン諸島と人口数の近いセントビンセント・グレナディーンとセーシェルの温室効果ガス総排出量を比較した一覧表

国名	総人口	温室効果ガス総排出量
セントビンセント・グレナディーン	110,210人	319.22(kt)
アメリカ領ヴァージン諸島	106,977人	61.49(kt)
セーシェル	96,762人	910.29(kt)

上記の温室効果ガス総排出量の比較表をみてみると、

• セントビンセント・グレナディーンは、アメリカ領ヴァージン諸島よりも温室効果ガス総排出量の数値が約258も多く、5.19倍も高い
• セーシェルは、アメリカ領ヴァージン諸島よりも温室効果ガス総排出量の数値が約849も多く、14.8倍も高い

という結果となっています。

特に、セーシェルとアメリカ領ヴァージン諸島は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、温室効果ガス総排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

アメリカ領ヴァージン諸島と日本の温室効果ガス総排出量を比較

続いて、アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	温室効果ガス総排出量
中国	1,392,730,000人	12,454,711(kt)
アメリカ	326,687,501人	6,343,841(kt)
日本	126,529,100人	1,478,859(kt)
アメリカ領ヴァージン諸島	106,977人	61.49(kt)

上記のグラフより、アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は中国・アメリカ・日本よりも少いということが分かります。

特に、中国と比較すると202539.4倍も温室効果ガス総排出量が少なくアメリカと比べても103164倍もの差があることが分かります。

アメリカ領ヴァージン諸島をもっと他国と比較する

アメリカ領ヴァージン諸島のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の温室効果ガス総排出量ランキングでアメリカ領ヴァージン諸島は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

アメリカ領ヴァージン諸島は世界の温室効果ガス総排出量ランキング(多い順)で173位

まずは、アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界温室効果ガス総排出量ランキング表を用いて、みていきます。

世界の温室効果ガス総排出量ランキング表：アメリカ領ヴァージン諸島は173位

順位	国名	温室効果ガス総排出量 (kt)
167	バヌアツ	446.22
168	サモア	356.09
169	セントビンセント・グレナディーン	319.22
170	ドミニカ国	222.84
171	サントメ・プリンシペ	195.49
172	グアム	85.87
173	アメリカ領ヴァージン諸島	61.49
174	アメリカ領サモア	58.77
175	北マリアナ諸島	12.49
176	ツバル	5.24

→ 世界の温室効果ガス総排出量ランキングをもっと見る

こちらの世界の温室効果ガス総排出量が多いランキング表では、統計が取れる176カ国の中で、アメリカ領ヴァージン諸島は173位と、下位10カ国以内に入っており、世界の中でも温室効果ガス総排出量がとても少い国ということが分かります。

以下は温室効果ガス総排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

温室効果ガス総排出量の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の温室効果ガス総排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の温室効果ガス総排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とアメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量を比べる

また、この世界温室効果ガス総排出量ランキングの平均値、中央値とアメリカ領ヴァージン諸島の比較グラフは以下となっています。

アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量を世界の中央値(52,583)と平均値(288,201)と比較した一覧表

国名	温室効果ガス総排出量
アメリカ領ヴァージン諸島	61.49(kt)
平均値	288,201(kt)
中央値	52,583(kt)

こちらの表より、アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は平均より288,140(kt)少いという結果が見えてきます。

また、中央値の52,583と比較してみると、アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は中央値より半分以上少いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	アメリカ領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量データ
単位	(kt)
期間	1970～2012年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - European Commission, Joint Research Centre ( JRC )/Netherlands Environmental Assessment Agency ( PBL ). Emission Database for Global Atmospheric Research ( EDGAR ), EDGARv4.2 FT2012: edgar.jrc.ec.europa.eu

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