日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)(推移と比較グラフ)

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)とは？

教育に対する一般政府支出（経常、資本、移転）の、すべての部門（保健、教育、社会サービスなどを含む）に対する一般政府支出総額の割合です。このデータには国際的な資金源から政府への移転によって賄われた支出も含まれています。一般政府とは、通常、地方政府、地方政府、中央政府を指しています。

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)はどのくらい？

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)は、7.31%です。(2020年調査)

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)(2020年)

国名	教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)
日本	7.31%

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)推移グラフ(1981年～現在)

では、現在の日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の「7.31%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の1981～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1981～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上の日本の統計と教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の世界順位の変遷です。

過去の1981年から2020年までの日本の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
日本は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載した日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)グラフの全体図です。

また、下記は1981～2020年までの日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見る日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の推移(1981～2020年) →横スクロールできます。

年	1981	1982	1983	1987	1988	1989	1993	1994	1995	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2010	2011	2012	2013	2014	2016	2017	2020
教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)(%)	16.13	15.68	14.89	18.05	17.80	17.64	11.11	11.11	10.38	9.97	8.74	9.72	9.46	9.62	9.67	9.64	9.69	9.62	9.77	9.76	9.21	9.45	9.37	9.31	9.09	8.38	8.38	7.31
前回比(差引値)	-	-0.45	-0.79	3.17	-0.26	-0.15	-6.53	-0.01	-0.73	-0.42	-1.22	0.98	-0.27	0.16	0.05	-0.03	0.05	-0.07	0.15	-0.01	-0.55	0.24	-0.08	-0.06	-0.22	-0.71	-0	-1.07
前回比(%)	-	97.22	94.95	121.28	98.57	99.14	63	99.92	93.47	96	87.72	111.24	97.26	101.69	100.56	99.67	100.52	99.3	101.59	99.85	94.38	102.58	99.13	99.38	97.68	92.15	99.99	87.24

上記の日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の推移グラフを見てみると、最新である2020年の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)が最も低いことが分かります。

また、前回の2017年よりも1.0688796043396%少なくなっており、教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)は下がりつつあると言えます。

特に、最も教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)が多かった1987年と現在の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)を比べると、2.21倍もの差があり、教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)がいかに減少したかが見えてきます。

また、教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)ではなく短期高等教育(短期大学、高等専門学校、専門学校等)以上を修了した人口割合(教育達成度)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　日本の短期高等教育(短期大学、高等専門学校、専門学校等)以上を修了した人口割合(教育達成度)

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)は低い？高い？アメリカと中国と比較

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

日本とロシア連邦とフィリピンの教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)を比較

まずは、日本と人口数が世界で最も近いロシア連邦とフィリピンの教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)を比較してみます。

日本と人口数の近いロシア連邦とフィリピンの教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)を比較した一覧表

国名	総人口	教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)
ロシア連邦	143,449,286人	8.94%
日本	125,681,593人	7.31%
フィリピン	113,880,328人	15.55%

上記の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の比較表をみてみると、

• ロシア連邦は、日本よりも教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の数値が約2多く、1.22倍高い
• フィリピンは、日本よりも教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の数値が約8も多く、2.13倍も高い

という結果となっています。

特に、フィリピンと日本は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

日本とアメリカと中国の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)を比較

続いて、日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)を、アメリカと中国と比較してみます。

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)をアメリカと中国と比較した一覧表

国名	総人口	教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)
中国	1,412,360,000人	10.53%
アメリカ	331,893,745人	12.65%
日本	125,681,593人	7.31%

上記のグラフより、アメリカ・中国・日本の中では、日本は3番目であり、アメリカと比較すると1.7倍の差があることが見えてきます。

日本をもっと他国と比較する

日本のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)ランキングで日本は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

日本は世界の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)ランキング(高い順)で156位

まずは、日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)を世界で見たときに何番目に高いのかを世界教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)ランキング表を用いて、みていきます。

世界の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)ランキング表：日本は156位

順位	国名	教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合) (%)
152	ルーマニア	8.76
153	ギニアビサウ	8.01
154	イタリア	7.47
155	ギリシャ	7.46
156	日本	7.31
157	東ティモール	6.96
158	アンゴラ	6.47
159	サンマリノ	5.79
160	パプアニューギニア	5.65
161	南スーダン	5.55

→ 世界の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)ランキングをもっと見る

こちらの世界の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)が高いランキング表では、統計が取れる165カ国の中で、日本は156位と、下位10カ国以内に入っており、世界の中でも教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)がとても低い国ということが分かります。

以下は教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値と日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)を比べる

また、この世界教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)ランキングの平均値、中央値と日本の比較グラフは以下となっています。

日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)を世界の中央値(13)と平均値(14)と比較した一覧表

国名	教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)
日本	7.31%
平均値	14%
中央値	13%

こちらの表より、日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)は平均より6%低いという結果が見えてきます。

また、中央値の13と比較してみると、日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)は中央値より4.3割低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	日本の教育に対する一般政府支出(全部門に対する割合)データ
単位	(%)
期間	1981～2020年
更新日時	2022-12-27T03:07:01+0900
確認日時	2023-05-27T03:08:09+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - UNESCO Institute for Statistics ( uis.unesco.org )

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