フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源(推移と比較グラフ)

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

1人当たりの再生可能な内部淡水資源とは？

1人当たりの再生可能な内部淡水資源とは、その国の内部の再生可能な資源（内部河川流量や降雨による地下水）を1人当たりの数値で表したものです。1人あたりの算出は、世界銀行の人口推計値を用いて算出しています。

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源はどのくらい？

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源は、4,766(立方メートル)です。(2014年調査)

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源(2014年)

国名	1人当たりの再生可能な内部淡水資源
フィリピン	4,766(立方メートル)

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源推移グラフ(1962年～現在)

では、現在のフィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源の「4,766(立方メートル)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源の1962～2014年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1962～2014年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のフィリピンの統計と1人当たりの再生可能な内部淡水資源とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源の世界順位の変遷です。

過去の1962年から2014年までのフィリピンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
フィリピンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したフィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源グラフの全体図です。

また、下記は1962～2014年までのフィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るフィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源の推移(1962～2014年) →横スクロールできます。

年	1962	1967	1972	1977	1982	1987	1992	1997	2002	2007	2012	2014
1人当たりの再生可能な内部淡水資源(立方メートル)	17,060.02	14,592.99	12,630.73	10,978.83	9,575.49	8,364.79	7,366.95	6,558.87	5,887.03	5,357.61	4,927.34	4,765.55
前回比(差引値)	-	-2,467	-1,962	-1,652	-1,403	-1,211	-997.84	-808.08	-671.84	-529.42	-430.27	-161.8
前回比(%)	-	85.54	86.55	86.92	87.22	87.36	88.07	89.03	89.76	91.01	91.97	96.72

上記のフィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源の推移グラフを見てみると、最新である2014年の1人当たりの再生可能な内部淡水資源が最も少いことが分かります。

また、前回の2012年よりも161.7967114487(立方メートル)少なくなっており、1人当たりの再生可能な内部淡水資源は下がりつつあると言えます。

特に、最も1人当たりの再生可能な内部淡水資源が多かった1962年と現在の1人当たりの再生可能な内部淡水資源を比べると、3.58倍もの差があり、1人当たりの再生可能な内部淡水資源がいかに減少したかが見えてきます。

また、1人当たりの再生可能な内部淡水資源ではなく漁業生産量であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　フィリピンの漁業生産量

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源は少い？多い？日本と比較

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか？

フィリピンとエチオピアとエジプトの1人当たりの再生可能な内部淡水資源を比較

まずは、フィリピンと人口数が世界で最も近いエチオピアとエジプトの1人当たりの再生可能な内部淡水資源を比較してみます。

フィリピンと人口数の近いエチオピアとエジプトの1人当たりの再生可能な内部淡水資源を比較した一覧表

国名	総人口	1人当たりの再生可能な内部淡水資源
エチオピア	109,224,559人	1,244(立方メートル)
フィリピン	106,651,922人	4,766(立方メートル)
エジプト	98,423,595人	19.91(立方メートル)

上記の1人当たりの再生可能な内部淡水資源の比較表をみてみると、

• フィリピンは、エチオピアよりも1人当たりの再生可能な内部淡水資源の数値が約3,522も多く、3.83倍も高い
• フィリピンは、エジプトよりも1人当たりの再生可能な内部淡水資源の数値が約4,746も多く、239.4倍も高い

という結果となっています。

特に、フィリピンとエジプトは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、1人当たりの再生可能な内部淡水資源には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

フィリピンと日本の1人当たりの再生可能な内部淡水資源を比較

続いて、フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	1人当たりの再生可能な内部淡水資源
中国	1,392,730,000人	2,062(立方メートル)
アメリカ	326,687,501人	8,853(立方メートル)
日本	126,529,100人	3,378(立方メートル)
フィリピン	106,651,922人	4,766(立方メートル)

上記のグラフより、フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源は日本よりは多いが、アメリカよりは少いということが分かります。

特に、中国と比較すると2.3倍も1人当たりの再生可能な内部淡水資源が多いということが分かります。

また、日本の1人当たりの再生可能な内部淡水資源と比較するとフィリピンの0.7倍程であるということも見えてきます。

フィリピンをもっと他国と比較する

フィリピンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の1人当たりの再生可能な内部淡水資源ランキングでフィリピンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

フィリピンは世界の1人当たりの再生可能な内部淡水資源ランキング(多い順)で70位

まずは、フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源を世界で見たときに何番目に多いのかを世界1人当たりの再生可能な内部淡水資源ランキング表を用いて、みていきます。

世界の1人当たりの再生可能な内部淡水資源ランキング表：フィリピンは70位

順位	国名	1人当たりの再生可能な内部淡水資源 (立方メートル)
66	ギリシャ	5,324
67	リトアニア	5,272
68	ザンビア	5,207
69	スイス	4,933
70	フィリピン	4,765
71	アンドラ	3,984
72	ベトナム	3,918
73	モザンビーク	3,815
74	ジャマイカ	3,763
75	カザフスタン	3,722

→ 世界の1人当たりの再生可能な内部淡水資源ランキングをもっと見る

こちらの世界の1人当たりの再生可能な内部淡水資源が多いランキング表では、統計が取れる180カ国の中で、フィリピンは70位と、世界の中でも1人当たりの再生可能な内部淡水資源が比較的多い国ということが分かります。

以下は1人当たりの再生可能な内部淡水資源の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

1人当たりの再生可能な内部淡水資源の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の1人当たりの再生可能な内部淡水資源が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の1人当たりの再生可能な内部淡水資源が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とフィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源を比べる

また、この世界1人当たりの再生可能な内部淡水資源ランキングの平均値、中央値とフィリピンの比較グラフは以下となっています。

フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源を世界の中央値(2,636)と平均値(16,203)と比較した一覧表

国名	1人当たりの再生可能な内部淡水資源
フィリピン	4,766(立方メートル)
平均値	16,203(立方メートル)
中央値	2,636(立方メートル)

こちらの表より、フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源は平均より11,438(立方メートル)少いという結果が見えてきます。

また、中央値の2,636と比較してみると、フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源「4765.5461716855(立方メートル)」は中央値よりも1.81倍も1人当たりの再生可能な内部淡水資源が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	フィリピンの1人当たりの再生可能な内部淡水資源データ
単位	(立方メートル)
期間	1962～2014年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - Food and Agriculture Organization, AQUASTAT data.

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また、フィリピンの統計情報は、こちらのページで276種類以上の全一覧が見られます。
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