日本の新規事業密度(推移と比較グラフ)

日本の新規事業密度をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

新規事業密度とは？

新規事業密度とは、15～64歳の人口1,000人あたりの新規事業登録者数の数です。新規登録事業数とは、暦年に新規に登録された会社の数です。

日本の新規事業密度はどのくらい？

日本の新規事業密度は、0.45(人口1000人当たり)です。(2020年調査)

日本の新規事業密度(2020年)

国名	新規事業密度
日本	0.45(人口1000人当たり)

日本の新規事業密度推移グラフ(2006年～現在)

では、現在の日本の新規事業密度の「0.45(人口1000人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

日本の新規事業密度の2006～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2006～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上の日本の統計と新規事業密度とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

日本の新規事業密度の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、日本の新規事業密度の世界順位の変遷です。

過去の2006年から2020年までの日本の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
日本は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

日本の新規事業密度が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載した日本の新規事業密度グラフの全体図です。

また、下記は2006～2020年までの日本の新規事業密度の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見る日本の新規事業密度の推移(2006～2020年) →横スクロールできます。

年	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
新規事業密度(人口1000人当たり)	0.04	0.07	0.07	0.07	0.09	0.11	0.14	0.19	0.25	0.29	0.31	0.36	0.39	0.41	0.45
前回比(差引値)	-	0.03	-0.01	0.01	0.02	0.03	0.02	0.05	0.07	0.03	0.02	0.05	0.03	0.02	0.04
前回比(%)	-	180.27	89.53	107.8	124.64	128.66	120.74	135.16	137.19	113.27	107.96	115.6	107.4	105.85	109.58

上記の日本の新規事業密度の推移グラフを見てみると、最新である2020年の新規事業密度が最も高いことが分かります。

また、前回の2019年よりも0.03925381241976(人口1000人当たり)多くなっており、新規事業密度は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も低い2006年の「0.040801057932405(人口1000人当たり)」と現在の新規事業密度「0.44884783095303(人口1000人当たり)」を比べると、11倍もの差があり、新規事業密度がいかに上昇したかが見えてきます。

また、新規事業密度ではなくビジネスのやりやすさスコアであれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　日本のビジネスのやりやすさスコア

日本の新規事業密度は低い？高い？アメリカと中国と比較

日本の新規事業密度は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

日本とロシア連邦とメキシコの新規事業密度を比較

まずは、日本と人口数が世界で最も近いロシア連邦とメキシコの新規事業密度を比較してみます。

日本と人口数の近いロシア連邦とメキシコの新規事業密度を比較した一覧表

国名	総人口	新規事業密度
ロシア連邦	144,073,139人	2.26(人口1000人当たり)
日本	126,261,000人	0.45(人口1000人当たり)
メキシコ	125,998,302人	0.79(人口1000人当たり)

上記の新規事業密度の比較表をみてみると、

• ロシア連邦は、日本よりも新規事業密度の数値が約2も多く、5.02倍も高い
• メキシコは、日本よりも新規事業密度の数値が約0も多く、1.77倍も高い

という結果となっています。

特に、ロシア連邦と日本は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、新規事業密度には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

日本とアメリカと中国の新規事業密度を比較

続いて、日本の新規事業密度を、中国と比較してみます。

日本の新規事業密度を中国と比較した一覧表

国名	総人口	新規事業密度
中国	1,411,100,000人	8.58(人口1000人当たり)
日本	126,261,000人	0.45(人口1000人当たり)

日本をもっと他国と比較する

日本のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の新規事業密度ランキングで日本は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

日本は世界の新規事業密度ランキング(高い順)で106位

まずは、日本の新規事業密度を世界で見たときに何番目に高いのかを世界新規事業密度ランキング表を用いて、みていきます。

世界の新規事業密度ランキング表：日本は106位

順位	国名	新規事業密度 (人口1000人当たり)
102	カンボジア	0.54
103	オーストリア	0.53
104	セネガル	0.47
105	ギニア	0.45
106	日本	0.45
107	ヨルダン	0.43
108	エルサルバドル	0.42
109	マリ共和国	0.27
110	エジプト	0.24
111	モザンビーク	0.24

→ 世界の新規事業密度ランキングをもっと見る

こちらの世界の新規事業密度が高いランキング表では、統計が取れる119カ国の中で、日本は106位と、下位20カ国以内に入っており、世界の中でも新規事業密度がとても低い国ということが分かります。

以下は新規事業密度の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

新規事業密度の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の新規事業密度が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の新規事業密度が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値と日本の新規事業密度を比べる

また、この世界新規事業密度ランキングの平均値、中央値と日本の比較グラフは以下となっています。

日本の新規事業密度を世界の中央値(2)と平均値(4)と比較した一覧表

国名	新規事業密度
日本	0.45(人口1000人当たり)
平均値	4(人口1000人当たり)
中央値	2(人口1000人当たり)

こちらの表より、日本の新規事業密度は平均より3(人口1000人当たり)低いという結果が見えてきます。

また、中央値の2と比較してみると、日本の新規事業密度は中央値より半分以上低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	日本の新規事業密度データ
単位	(人口1000人当たり)
期間	2006～2020年
更新日時	2022-12-23T03:05:19+0900
確認日時	2022-12-29T03:05:16+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Bank's Entrepreneurship Survey and database ( doingbusiness.org/data/exploretopics/entrepreneurship ).

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