フィリピンの新規事業密度をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
フィリピンの新規事業密度は、0.21(人口1000人当たり)です。(2020年調査)
国名 | 新規事業密度 |
---|---|
フィリピン | 0.21(人口1000人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
2020年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2022年12月29日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のフィリピンの新規事業密度の「0.21(人口1000人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
フィリピンの新規事業密度の2006~2020年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、2006~2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のフィリピンの統計と新規事業密度とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、フィリピンの新規事業密度の世界順位の変遷です。
過去の2006年から2020年までのフィリピンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
フィリピンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
フィリピンの新規事業密度が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したフィリピンの新規事業密度グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※フィリピンの新規事業密度の推移(2006~2020年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:新規事業密度
また、下記は2006~2020年までのフィリピンの新規事業密度の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新規事業密度(人口1000人当たり) | 0.25 | 0.23 | 0.24 | 0.20 | 0.20 | 0.29 | 0.31 | 0.33 | 0.33 | 0.33 | 0.34 | 0.36 | 0.29 | 0.31 | 0.21 |
前回比(差引値) | - | -0.03 | 0.02 | -0.04 | -0 | 0.09 | 0.01 | 0.02 | 0.01 | -0 | 0.01 | 0.02 | -0.07 | 0.02 | -0.1 |
前回比(%) | - | 89.97 | 106.93 | 82.75 | 99.88 | 146.19 | 103.62 | 107.05 | 102.06 | 99.68 | 102.25 | 107.23 | 79.6 | 108.43 | 68.26 |
上記のフィリピンの新規事業密度の推移グラフを見てみると、2017年の新規事業密度が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも低いことが見えてきます。
さらに、前回の2019年の数値「0.3145313905785(人口1000人当たり)」よりも少なくなっているため、今後はさらに新規事業密度が少なくなる可能性があります。
また、新規事業密度ではなくビジネスのやりやすさスコアであれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ フィリピンのビジネスのやりやすさスコア
フィリピンの新規事業密度は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか?
まずは、フィリピンと人口数が世界で最も近いメキシコとエジプトの新規事業密度を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 新規事業密度 |
---|---|---|
メキシコ | 125,998,302人 | 0.79(人口1000人当たり) |
フィリピン | 112,190,977人 | 0.21(人口1000人当たり) |
エジプト | 107,465,134人 | 0.24(人口1000人当たり) |
上記の新規事業密度の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、メキシコとフィリピンは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、新規事業密度には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、フィリピンの新規事業密度を、中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 新規事業密度 |
---|---|---|
中国 | 1,411,100,000人 | 8.58(人口1000人当たり) |
日本 | 126,261,000人 | 0.45(人口1000人当たり) |
フィリピン | 112,190,977人 | 0.21(人口1000人当たり) |
上記のグラフより、フィリピンの新規事業密度は中国や日本よりは低いということが分かります。
特に、中国と比較すると40しか差がなく中国とフィリピンは新規事業密度が近い国ということが分かります。
フィリピンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の新規事業密度ランキングでフィリピンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、フィリピンの新規事業密度を世界で見たときに何番目に高いのかを世界新規事業密度ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 新規事業密度 (人口1000人当たり) |
---|---|---|
108 | エルサルバドル | 0.42 |
109 | マリ共和国 | 0.27 |
110 | エジプト | 0.24 |
111 | モザンビーク | 0.24 |
112 | フィリピン | 0.21 |
113 | インド | 0.15 |
114 | ラオス人民民主共和国 | 0.15 |
115 | パキスタン | 0.15 |
116 | 中央アフリカ共和国 | 0.13 |
117 | パラグアイ | 0.05 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の新規事業密度が高いランキング表では、統計が取れる119カ国の中で、フィリピンは112位と、下位10カ国以内に入っており、世界の中でも新規事業密度がとても低い国ということが分かります。
以下は新規事業密度の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の新規事業密度が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の新規事業密度が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界新規事業密度ランキングの平均値、中央値とフィリピンの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 新規事業密度 |
---|---|
フィリピン | 0.21(人口1000人当たり) |
平均値 | 4(人口1000人当たり) |
中央値 | 2(人口1000人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、フィリピンの新規事業密度は平均より4(人口1000人当たり)低いという結果が見えてきます。
また、中央値の2と比較してみると、フィリピンの新規事業密度は中央値より半分以上低いということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | フィリピンの新規事業密度データ |
単位 | (人口1000人当たり) |
期間 | 2006~2020年 |
更新日時 | 2022-12-23T03:05:19+0900 |
確認日時 | 2022-12-29T03:05:16+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - World Bank's Entrepreneurship Survey and database ( doingbusiness.org/data/exploretopics/entrepreneurship ). |
その他にも、グラフで見るフィリピンの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、フィリピンの統計情報は、こちらのページで276種類以上の全一覧が見られます。
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